邱貴油絵作品展が台湾文化センターで開催、開幕式に謝長廷・駐日代表と安倍昭恵さんらが出席

　一般財団法人日台友好桜里帰り文化交流会、亞洲台湾商会聯合総会、全日本台湾連合会の主催で、台湾のアーティスト、邱貴さんによる「誰も描いていない 台湾と日本強固な絆 邱貴油絵作品展」のオープニングセレモニーと除幕式が11月15日、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで開催された。
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　オープニングセレモニーには、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表、山口晋・衆議院議員、杉田水脈・衆議院議員、原田義昭・元環境大臣らが出席し、さらに特別ゲストとして安倍晋三・元首相夫人の安倍昭恵さんが会場に駆けつけた。
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　このなかで謝長廷・駐日代表は、「邱貴さんは長きにわたり民間の力で国民外交を推進して来られた。いまある台日の友好関係は、先人と皆さんにより一歩ずつ蓄積されたものであり、長きにわたる信頼関係となっている」とと述べ、「邱貴さんの絵画を通して台湾文化と台日友好関係の理解が深まることを望む」と挨拶した。
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　安倍昭恵さんは、「今年７月に台湾を訪問し、たくさんの台湾の方々に歓迎していただいた。高雄の（安倍晋三氏の）銅像にも花を捧げ、李登輝元総統のお墓参りもさせていただいた。主人と李元総統は空の上でいまの現状をどう思っているのだろうかと考えた」と挨拶し、邱貴さんの絵画作品を通して、日本と台湾の友好関係を多くの人に知ってもらえることを期待した。
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邱貴さんは、作曲家として音楽イベントの企画に携わり、９年前から油絵を描きはじめた。「八田與一文化芸術基金会」の理事を務め、台日友好をテーマにした絵画作品を創作するようになり、今年台湾で開催された安倍元首相を偲ぶ音楽会をプロデュースし、「安倍晋三記念写真展」では安倍元首相を描いた絵画作品も展示された。
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邱貴さんの作品は、昔ながらの農村風景や台湾民間の祭りを写実主義的に描くのが特徴で、同展では農村や祭りを描いた作品に加え、李登輝元総統と安倍晋三・元首相が囲碁の対局をしている絵や、八田與一と台湾農業をテーマにした絵画が展示されている。同展は12月14日まで開催される（土日祝は休館）。