日本の未来を担う子どもたちの役に立ちたい。記念品としての価値を保ちながら、軽量化に成功した新世代のランドセル「リュッセルNINE」開発の裏側

2023年11月16日(木)9時0分 PR TIMES STORY

株式会社タカアキ(以下当社)は2010年に『日本の繊細な技術を用いて地域社会に貢献する』というグランドデザインのもと設立された鞄メーカーです。

当社のランドセルブランド「Rikomon」が今年から本格的に展開している新世代ランドセル『リュッセル®︎』シリーズ。中でも『リュッセル NINE』は、2023年度のグッドデザイン賞を受賞。この成功の背後には、子供たちの健康を考えた軽量化への挑戦や、独自の技術の活用がありました。

このストーリーでは、リュッセルの誕生背景やその特長、反響についてお伝えします。

学習指導要領の改訂による荷物の重量化が課題に。ランドセルの重量を軽減するためのプロジェクトをスタート

当社は、鞄の生産量が日本一の「兵庫県豊岡市」に本社を構え、OEM鞄・財布製造を主力事業としています。そして、2021年にこれまでの技術と経験を活かし、『日本の未来を担う子供たちの役に立ちたい』という想いからランドセル事業に参入、オリジナルブランドの『Rikomon』を立ち上げました。

ランドセル事業を始めたことにより、ランドセル本体の軽量化を求める声が非常に多いことを知りました。

その背景には、学習指導要領の改訂による教科書の大判化や、GIGAスクール構想のタブレットやノートパソコンの導入によった荷物の重量化がありました。

これにより、子供たちの荷物の重さ問題が浮き彫りになり、荷物の重さが影響して体調を崩してしまうという「ランドセル症候群」という課題も浮上しました。

そんな中、当社は独自の技術やアイデアを駆使してランドセルの重量を軽減するプロジェクトをスタートしました。

子どもや家族の記念品としての価値を保ちながら、軽量化することを重視した開発

「リュッセル」の開発では、単なる軽量化だけでなく、「ランドセルとして形の保持」という基本的な部分も重視しました。なぜなら、ランドセルはお子さまやご家族の方にとって大切な記念品として価値があるからです。

その結果、カブセや肩ベルト部分はランドセルと同じ素材の「人工皮革」を使用し、他の部分には軽量な「ナイロン」を採用するハイブリッドデザインとしました。

そして、カブセの開閉部分には従来の金具の代わりに、当社が以前従来の金具では使用が難しい子がきっかけで開発したランドセルに用いたマグネット式のパーツを開閉部分に導入しました。この経験が軽量化や新しいデザインへの適応をスムーズに進める大きな助けとなりました。さらに、使い勝手を向上させるため機能性の工夫も加えました。

しかし、素材として「人工皮革」と「ナイロン」の組み合わせには、見た目の統一感を保ちつつ、耐久性や機能性を犠牲にすることなく最適なバランスを追求するための繊細な調整が求められました。

何本作ったのか数えきれないほどのサンプルを制作しながら、当社の職人は細部にまでこだわりを持ち続けました。職人は語っています。

「多くのサンプルを作り直しながらの過程は困難に満ちていましたが、それだけに完成した際の喜びもひとしおでした。『リュッセル』が多くの子供たちの快適な学校生活を送るための役に立てれば大変嬉しいです。」

また、毎年近隣小学校の社会科見学の授業で、工場見学に協力しており、そこで、見学に来た子どもたちにリュッセルの試作品を背負ってみてもらったところ、『軽い!』『わたしもこれが良い!』と笑顔で喜んでいる姿を見て現代に必要なものだと確信できました。

※今年の工場見学時でのリュッセル試着の様子

約1年をかけて新世代のランドセル、リュック×ランドセル=「リュッセル®︎」は誕生しました。

4秒のショート動画は200万回再生を記録。SNSでの反響の大きさに驚き

現在リュッセルは全3シリーズあり、

1.阪急百貨店との共同開発モデルの「MORE」

2.現代の学校生活で必要な機能を搭載した約999gのモデル「NINE」

3.約925g最軽量のモデル「FLY」

の構成です。

私たちはリュッセルの魅力を広く伝えるため、SNSを利用して情報発信を行っています。

その成果として、4秒のショート動画は200万回を超える再生を記録。この反響の大きさには、私たちも驚いています。

この影響を受け、2024年度の入学用モデルは、2月の受付開始からわずか6ヶ月後の8月には完売しました。

現在、順次生産を行なっています。

「安心感」と「価値」を高めてお客様との信頼関係を築くため、グッドデザイン賞にエントリーし見事受賞

さらに多くの方々に知ってもらいたい、新製品に対する「安心感」と「価値」を高めることがお客様との信頼関係にも繋がるポイントだと考え、日本デザイン振興会主催の2023年度グッドデザイン賞へ「リュッセルNINE」をエントリーしたところ、見事受賞することができました。

審査委員の評価コメント

従来型のスタンダードタイプやオーダーメイドランドセルまで、あらゆるニーズに対応できる商品を揃えている(株)タカアキは、ランドセルの形状を守りつつ、ランドセル自体の重量問題の解決や、表から見えない部分の機能更新までを見事に構成している。肩ショルダー部分がクッション性と通気性に優れ持ちやすくなっているなど、鞄製造のノウハウがランドセルラインナップにも「優しさ」として溢れていた。教科書やタブレットや筆箱など、形状が異なりランドセル内部で固定できないものでも、ストッパーがブロックして揺れを押さえ、姿勢をキープすることができる。普段は首から下げることの多い水筒も、サイドポケットに収納が可能だ。約999gと軽量ながら、リュックサックの機能性が十二分に向上されて、ランドセルの形態に落とし込まれている製品である。

2025年度ご入学用モデルは、展示会エリアを増やしご試着いただける環境を整えることができるよう現在企画を進めております。

商品情報

◇MORE(モアー) 

阪急百貨店コラボレーションモデル。荷物の量に合わせてマチ幅を広げることができるほか、取り外しで洗濯可能な背あてや、マグネットパーツによって本体から着脱のできるペンケース、人工皮革のフタもファスナー式で取り外しが可能で反射材入りのものと交換ができます。 

自分だけの自由な使い方ができる楽しく便利な機能が満載なモデルです。 

重さ:約1,290g(※芯材、チェストストラップ除く) 

内寸:約 高さ36cm × 幅25cm × マチ縮小時15cm→マチ拡大時18cm 

価格:59,400円(税込) 

◇NINE(ナイン) 【2023年度グッドデザイン賞受賞】

現代に必要な機能を組み込みながら、※従来のランドセルより約24%の軽量化を実現したミドルクラスモデル。 

タブレット端末収納ポケットや、本体外側のサイドポケットに水筒も入れる事ができる伸びるポケットを搭載しています。 

(※当社のランドセルと比較)

重さ:約999g(※芯材、チェストストラップ除く) 

内寸:約 高さ36cm × 幅25cm × マチ幅15cm 

価格:49,500円(税込) 

◇FLY(フライ) 

飛べるような軽さを目指して誕生した最軽量モデル。軽さと飽きのこないシンプルなデザインを両立し、重さ約925gを実現しました。 

重さ:約925g(※芯材、チェストストラップ除く) 

内寸:約 高さ36cm × 幅25cm × マチ幅15cm 

価格:41,800円(税込) 

共通別売付属品 

肩のズレ落ちを防ぐ専用チェストストラップ。固定することでフィット感を高め、体の負担を軽減します。リュッセル本体はベルトループを搭載しているため、ストラップがずれ落ちる心配もありません。 

価格:2,090円(税込) 

全シリーズ共通ポイント 

◇ポイント1:選べる楽しさ全8色展開

ブラック/ネイビー/ブラウン/グリーン/キャメル/レッド/パープル/ピンクを展開。 

定番のカラーから人気のカラーまでお好みの色をお選びいただくことができます。  

◇ポイント2:荷物止めテープ 

教科書等の荷物の揺れを抑えることで体へかかる負荷を軽減します。 

◇ポイント3:ショルダーベルト

無段階調整が可能で1人1人の体にフィットする調整が可能です。

◇ポイント4:前段ガバっとポケット

アコーディオン式の前ポケット。入れやすく中身を確認しやすい、従来のランドセルにはない使いやすさと収納力があります。

◇ポイント5:豊岡鞄認定製品 

兵庫県鞄工業組合『豊岡鞄』地域ブランド委員会が製品基準に基づき審査します。審査基準はとても厳しく、縫い目一つでもズレていれば不合格。そんな厳しい審査に合格した製品のみが豊岡鞄の認定を受ける事ができます。 

【販売詳細】 

受注詳細:2024年度ご入学用は販売終了 ※現在2025年度ご入学用は準備中

カタログ請求:2025年度ご入学用は2023年12月から予約受付開始(発送は2024年2月以降)

取り扱い:Rikomon公式サイト(https://rikomon.com/) 

     Rikomon直営店(来店予約制) 

     各展示会・取扱店(決定次第公式サイトにてお知らせ)

営業時間:午前8時30分〜午後5時30分 

直営店住所:兵庫県豊岡市九日市下町100-1 

TEL:0796-22-7723(㈱タカアキ) 

 

【Rikomonランドセル】 

〜心と体が歩きだす。あなたのためのランドセル〜 

『利口者(りこうもの)』→りこもんという、北近畿で使われている方言です。 

このりこもんという言葉には思いがあります。 

りこもん=勉強ができるから賢いという意味ではなく、素直で思いやりを持って周りを喜ばせる子、気になることはどんどん追求する好奇心旺盛な子、そして、将来の夢や好きなことに向かって諦めずにチャレンジする子。 

そういう子に育ってほしいという思いです。 

公式サイト:https://rikomon.com/ 

Instagram:https://www.instagram.com/rikomon_randoseru/ 

Twitter:https://twitter.com/Rikomon_jp 

TikTok:https://www.tiktok.com/@rikomon22

運営:株式会社タカアキ 

本社・直営店 

〒668-0052 兵庫県豊岡市九日市下町100−1 

TEL:0796-22-7723 メール:randsel@k-takaaki.com 


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