森永乳業のビフィズス菌BB536入りヨーグルトの摂取による腸内環境の変化に関する「神戸実証研究」を(株)メタジェンと共同で開始

2023年11月21日(火)17時46分 PR TIMES

〜“腸内環境と若さ”をテーマに大阪・関西万博の「共創チャレンジ」として登録〜

 森永乳業株式会社(本社:東京都港区、社長:大貫 陽一)は長年にわたり、ヒトの腸内にすみ、様々な健康効果をもたらしていると考えられているビフィズス菌の基礎研究を行っております。この度、当社は株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO:福田 真嗣)と共同で、当社のビフィズス菌BB536入りヨーグルト摂取による腸内細菌叢と腸内代謝物質の変化に関する研究を「神戸実証研究」として開始しました。
 また、本実証研究を含む「腸からつくるウェルビーイング」をテーマとした活動が、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジ(以下、「共創チャレンジ」)に登録されたことをお知らせいたします。

<「神戸実証研究」と共創チャレンジ登録の全体像>
[画像: https://prtimes.jp/i/21580/1038/resize/d21580-1038-71078daaa0a2b9a8c4c6-0.jpg ]


 当社は、メタジェン、京都府立医科大学・内藤裕二教授とともに腸内環境の改善によるヒトの心身の健康維持、人々がウェルビーイングに暮らす社会づくりへの貢献を目指します。

◆詳細はこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d21580-1038-ab881d9336ea518cadd2a5472be0105c.pdf

<神戸実証研究の概要>


研究名称:シンバイオティクスヨーグルト※1摂取が腸内環境に与える影響に関する探索的臨床試験
概要:当社のビフィズス菌BB536入りヨーグルト摂取による腸内細菌叢と腸内代謝物質の変化について、メタジェンの独自技術であるメタボロゲノミクス(R)※2を基盤とし、当社と連携して解析します。また、排便状況と心身の健康、労働生産性などに与える影響についても合わせて評価します。
実施日:2023年8月17日(木)(応募者への試験説明/参加同意取得の開始日)〜2023年11月10日(金)(ヨーグルト摂取期間終了予定)
対象者:神戸ヘルス・ラボのヘルスケア市民サポーター
対象人数:300名(試験計画時)
※1 モニター製品:「ビヒダス ヨーグルト 便通改善 ドリンクタイプ」 機能性関与成分:ビフィズス菌BB536, ミルクオリゴ糖(ラクチュロース)
※2 腸内細菌の遺伝子解析(メタゲノミクス)と代謝物質解析(メタボロミクス)、そこで得られた膨大な情報の統合解析を行うバイオインフォマティクスを核とすることで腸内細菌叢の機能を包括的に理解するメタジェン独自の腸内環境評価手法。
 本実証研究は、京都府立医科大学の内藤裕二教授のご協力のもと、内藤裕二教授が進める日本人高齢者解析と本実証研究との相関を調べることも検討しています。

<共創チャレンジ登録「腸からつくるウェルビーイング」とは>


以下3つの取り組みを登録いたします。
1.腸内細菌叢と腸内代謝物質変化に関する神戸実証研究
 当社のビフィズス菌入りヨーグルト摂取による腸内細菌叢と腸内代謝物質の変化について、メタジェンが独自に開発した採便キット(MGキット)および同社の独自技術メタボロゲノミクス(R)を駆使し、解析を行います。また、排便状況と心身の健康、労働生産性などに与える影響についても合わせて評価します。試験参加者は、神戸医療産業都市を推進する神戸市の協力を得て、神戸ヘルス・ラボのヘルスケア市民サポーターに協力いただいています。
2.関西エリア小中学校向け腸育をテーマにした出前授業
 当社が、大阪・関西万博における「大阪パビリオン」の出展参加企業として、11月末から新しくスタートする「100年元気に過ごすためにお腹から健康になるための腸育」をテーマにした関西エリアでの小中学生向け出前授業。関西エリアの未来を担う子どもたちにお腹から考える腸活・食育を伝えます。
3. 日本人高齢者における腸年齢研究
 京都府立医科大学の内藤裕二教授が平均寿命世界一の日本において、健康長寿の秘訣を探る長期間に及ぶ観察研究を実施し、腸年齢とヒトの生物学的老化速度、排便と労働生産性への影響などを探ります。
◆登録内容の詳細はこちら
https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/1475

<参考情報>
<森永乳業(株)>
■「ビフィズス菌BB536」
 「ビフィズス菌BB536」は、発見から50年以上にわたる研究過程において、ヒトに対する多くの臨床試験が実施されており、これまでに消化器疾患の軽減・腸内環境の改善・免疫調節・感染症予防・抗アレルギーなどの有益な報告がなされております。すでに240報以上(2023年3月時点)の原書論文報告があり、当社はもちろんのこと、現在も世界で研究が進められているビフィズス菌です。

■森永乳業のビフィズス菌研究
 森永乳業は、1969年に乳児から「ビフィズス菌BB536」を発見し、50年以上にわたりビフィズス菌、腸内フローラを研究しており、ヒトにすむビフィズス菌に関する臨床研究論文数では世界No.1です※。
※ (株)メタジェン調べ、2019年時点 (医薬文献DBにて、企業による研究論文数で世界1位)

<株式会社メタジェン>
 2015年創業、代表取締役社長CEO 福田真嗣。「腸内環境に合ったヘルスケアをあたりまえにする」ことをミッションとし、腸内デザイン(R)︎をコンセプトにしたアプローチによりグループ全体で「病気ゼロ」を目指しています。腸内環境の機能を網羅的に理解するための独自の腸内環境評価技術「メタボロゲノミクス(R)」を駆使した研究開発支援事業、およびそれらのデータベースやアカデミアで培った腸内環境研究の専門家による知見を生かした層別化ヘルスケア事業を行い、試験計画から解析データの解釈・考察、その先の事業化提案まで、腸内環境研究とその社会実装を一気通貫でサポートしています。腸内デザイン(R)︎のコンセプトを共に広め、「腸内デザイン市場」の共創を目指す企業連携コミュニティ「腸内デザイン共創プロジェクト」も運営し、2023年11月現在28社が参画中。

<内藤裕二教授>
 京都府立医科大学大学院教授(生体免疫栄養学)。1983年京都府立医科大学卒業、2001年米国ルイジアナ州立大学医学部客員教授、09年京都府立医科大学(消化器内科学)准教授などを経て21年から現職。日本酸化ストレス学会理事長、日本消化器免疫学会理事、日本抗加齢医学会理事、2025大阪・関西万博大阪パピリオンアドバイザー。専門は消化器病学、消化器内視鏡学、抗加齢学、腸内細菌叢。著書に「消化管(おなか)は泣いています」「人生を変える賢い腸のつくり方」など多数。京都府立医科大学における京丹後コホート研究の腸内細菌叢研究を担当。

<神戸市>
■神戸医療産業都市
 阪神・淡路大震災の経験をもとに、人の命や健康に関わる「医療」で世界に貢献するため、1998年「神戸医療産業都市」の構想に着手しました。ポートアイランドの南エリアを中心に研究機関・病院・医療関連企業を集積し連携を促すことで、世界に先駆けた研究開発を推進。新たな医薬品・医療機器・治療法を創造し、神戸発の医療イノベーションの創出を目指します。研究成果や医療技術を製品やサービスとして世の中へ届ける。その流れを生み出していく日本最大級の医療産業クラスターとして、神戸経済の活性化にもつなげていきます。

■神戸ヘルス・ラボ
 公益財団法人神戸医療産業都市推進機構では、神戸ヘルス・ラボを運営し、健康的で豊かな生活につながる「休養・栄養・運動」に関連するヘルスケア製品・サービスの事業化を支援しています。その一環として「ヘルスケア市民サポーター」制度を設けており、市民にモニター調査等に参画いただくことにより、市民・大学・企業・行政の協働を実現するとともに、神戸市民の健康意識を向上させ、健康増進に貢献することを目指しています。

<大阪・関西万博>
■「TEAM EXPO2025」
 大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するために、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す取り組みです。
「TEAM EXPO 2025」プログラムにおいて、企業、教育・学術・研究機関(大学・研究所等)、国・政府関係機関(独立行政法人等)、国際機関、自治体、NGO、NPO法人、各種団体、個人など、様々な方々との共創を進めていきます。
 https://team.expo2025.or.jp/ja/about

■共創チャレンジ
 大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、自らが主体となって未来に向けて行動を起こしている、または行動を起こそうとしているチームの活動です。個人、団体、企業など、あらゆる参加者が自身の革新的な提案を発表し、その実現に向けて協力することを目指しています。
https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge

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