「優しいのに出世しない人」が職場でやっている残念な行動・1つの特徴

2024年11月22日(金)6時0分 ダイヤモンドオンライン

「優しいのに出世しない人」が職場でやっている残念な行動・1つの特徴

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どんなに仕事で成果を出しても、周りから「評価」されなければ無意味である……あなたも、自分より能力が低い人がなぜか上司から高く評価されていて、イラッとした経験があるはず。ではこのような「なぜか評価される人」の“戦略”を、あなたは知っているだろうか。新刊『雑用は上司の隣でやりなさい』は「周りに実力を“評価させる”戦略」を初めて言語化した歴史的な一冊だ。職場で「実力を適切にアピールする「見せ方」の技術」をまとめた本書は、発売直後から賛否両論を巻き起こし、「こんな本が30年前に欲しかった」「人間の深層心理を突いている」「上司サイドにも対策が必要」などと話題沸騰中である。今回はその中から「出世する人の特徴」についてお伝えする。

Photo: Adobe Stock

「優しいだけの人」は出世しない

みなさんの職場には「優しい上司」「優しい同僚」がいますか。きっと会社ではそういった人に助けられたり、支えられたりしているかもしれませんね。

しかし、職場にいるただ「優しいだけの人」は残念ながら出世できません。職場では、周りの同僚に優しいからと言って出世するとは限らないのです。

みなさんは職場でこういったタイプの人材になってしまっていませんか。今回は「優しいだけの人」になってしまっていないか、その特徴を考えていきましょう。

「優しいだけの人」が見落としている1つのこと

そもそも職場で「優しいだけの人」はなぜ出世しないのでしょうか。

その理由は、以下だと僕は考えています。

職場の上司に「自分は気が利く」と適切にアピールしていないから

職場においては、いくら成果を出しても、性格が優しかったとしても、それが直接出世に結びつくことはありません。重要なのは「職場で周囲からどう“評価”されているか」、これに尽きます。成果も性格も、出世を決める様々な要素のうちの1つに過ぎないのです。

こういった観点から「優しいだけの人」の行動を観察してみてください。たとえば、コピー機の紙をこっそり変えてくれていたり、同僚の悩みにこっそり乗ってくれたりしているかもしれませんね。しかしそれは、職場や上司が知らなければ誰からも評価されることがありません。せっかく周りのためを思って働いているのに、それが適切に伝わっていないのです。これでは出世は難しいでしょう。

「評価されない仕事」は極論、存在しない

同僚のためを思って働いていたり、雑用をこなしたり、話をしたりしているのに、それが評価されないのはなんだかもったいない気がしませんか。

しかし残念ながら、極論を言ってしまえば、「誰からも知られていない仕事」や、「評価されていない仕事」は、存在していないこととほぼ等しいです。

「自分がどう周りから見られているか」を意識しておくことは、ビジネスパーソンとして損をしないために必須です。正直者がバカを見るようなことはイヤですよね。この機会に、自分や周りの人の振る舞い1つ1つを見直して見てください。

(本記事は『雑用は上司の隣でやりなさい』に関する書き下ろし原稿です)

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