【医療・介護分野の人材総合サービス スタッフサービス・メディカル】 介護業界の人手不足を解消するシニア人材の労働力に着目 シニア人材活用の鍵は「業務分解」 60歳以上の派遣就業者数は4年で約3倍に拡大

2023年11月24日(金)13時46分 PR TIMES

〜シニアならではの人生経験と介護補助業務をマッチングし、就業機会を創出〜

 医療・介護分野の人材派遣・人材紹介をおこなうスタッフサービス・メディカル(株式会社スタッフサービス メディカル事業本部、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阪本 耕治、以下「当社」)は、 2022 年 4 月から介護業務を細分化と切り出しをした上で派遣先や求職者に提示する「業務分解」に力を入れ、短時間勤務や介護補助職の求人を創出しています。
 介護業界では慢性的な人手不足、有資格者やフルタイムで働く介護職員の確保が難しい状況が続いており、厚生労働省によると2025年には需給ギャップは37.7万人に上ると言われています(※1)。当社の医療・介護職における求人数も、2018年のコロナ前と比較して、約2倍になりました(2022年4月〜2023年3月)。このような人手不足を解消するためには、介護業界未経験のシニア人材を含め、幅広い人材の確保が欠かせません。
 
 当社では業務を細分化し切り出しながら派遣先の求人と派遣スタッフをマッチングする「業務分解」をおこない、働く意欲のあるシニア人材のマッチングを進めています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/32423/12/resize/d32423-12-948bed901dfdb4dac33b-11.png ]

その結果、60 歳以上の派遣就業人数は、2019 年と比較して、3.06倍となりました(2023年3月度)。
今後も介護分野での就業を目指す方へのスキルアップとキャリア支援を充実させ、意欲のあるシニア人材の活躍の場を拡げることで、介護業界の人手不足を解消に努めてまいります。
※1:2025年に向けた介護人材にかかる需給推計(確定値)について(厚生労働省)
介護業務を細分化・切り出しする「業務分解」で、7割が未経験者でも対応可能に


 介護業務の細分化・切り出しをおこない、48種類(起床、食事、入浴、就寝、清掃、在庫補充・洗濯、レクリエーションなど)に分解の上、一覧化した「業務分解表」を作成しました。48種類の業務に、時間帯、対人度、身体負荷、場所、資格要否を掛け合わせることで、約7割の業務が無資格者・未経験者でも対応可能であることがわかりました(イメージ:図1)。業務分解表をもとに、派遣先と相談しながらそれらを担う求人を創出することで、介護分野未経験者のシニア人材でも無理なく就業を始められる環境を作ることが可能です。
 また、業務分解した上で就業を開始することは、シングルタスクから業務を始められるため、業務を覚える時間の短縮や、短時間勤務での調整がしやすくなるという効果もあります。派遣先や求職者のニーズに合わせてカスタマイズをすることで、無理なく安定して就業できる環境を整えます。就業後は派遣先と連携しながら、業務習熟度を確認し都度フィードバックするため成長を実感しやすく、直接雇用を視野に入れやすいのも特徴です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/32423/12/resize/d32423-12-976fbcd34dfe063f896c-1.png ]

シニア人材活躍のために当社がおこなう取り組み


■人生経験で培った知恵や工夫をスキルとして見出し、派遣先とマッチング
 シニア人材は、資格や実務経験など目に見えるビジネススキルだけでなく、家事や育児などの人生経験によるコミュニケーション力や人への共感力、家事力、同時進行で複数の仕事を進めるマルチタスク力など、汎用性あるスキル(ポータブルスキル)が豊富です。就業と結びつきにくいポータブルスキルを、派遣会社がヒアリングしていく中で、就業に活用できるスキルとして一緒に棚卸しして見出します。求職者の特性を知った上で派遣先とマッチングをおこなうことで、特に育児・家事の経験や能力と親和性のある介護分野での活躍の場を創出しています。

■就業開始後も安心のフォロー体制、安定就業に寄与
 就業を開始してからは、就業初日・就業1週間後・各月の営業担当のフォローをおこなっています。体調面、業務習熟度、困りごとなどをヒアリングし、派遣先や派遣スタッフの意向を確認の上で、双方にフィードバックしており、目線合わせや不安解消に努めています。また、派遣先や派遣スタッフからの声を共有し、「業務分解表」の改善やアプローチ方法を検討する社内研修も1〜2回/月のペースで開催しています。

[画像3: https://prtimes.jp/i/32423/12/resize/d32423-12-00d0437f175be057677b-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/32423/12/resize/d32423-12-822e9540b37ef65e9cb3-11.png ]

働きたい意欲を応援する、キャリアアップ制度


当社では、介護業界で働き続けたい方だけでなく、未経験からチャレンジする方への支援も充実させています。

【キャリア形成支援】
 「介護職員初任者研修」資格取得のための受講料全額補助 ※上限金額あり

【豊富な学習コンテンツ】
[画像5: https://prtimes.jp/i/32423/12/resize/d32423-12-e16422c656ddaae24d80-8.png ]

●無料学習アプリ「ぽけっと」
アプリを活用しながら、自分のスタイルに合わせて自己学習が可能です。
コンテンツは、「1分でわかる介護職」や、育児と介護の両立支援講座、ミドルシニア向けキャリアデザイン講座のほか、ビジネス講座やOAスキルなど多数用意しています。
●ユマニチュード(R)研修
「最期の日まで人間らしい存在であり続けることを支える」という哲学と、それに基づいたケア技法を体系的した知覚・感情・言語による包括的ケア技法です。
当社ではユマニチュード正規の研修事業を運営するIGM-Japon合同会社と業務連携し、研修機会を提供しています。
”業務分解”した求人に未経験からチャレンジし、活躍するシニア人材


[画像6: https://prtimes.jp/i/32423/12/resize/d32423-12-af999c8d405683f74c60-9.png ]

          ⇒詳細をチェック:https://note.com/ssg_pr/n/n941ddea7cc63

[画像7: https://prtimes.jp/i/32423/12/resize/d32423-12-ae70b1e7fd9c556af6ab-10.jpg ]

施設の声:「業務分解」をすることで、専門性や業務効率が上がる効果も


[画像8: https://prtimes.jp/i/32423/12/resize/d32423-12-2ed6ed609ff02f09dcb3-7.png ]


役員コメント:「人材会社が介入することで、施設と求職者のギャップを埋められるか」のチャレンジ


[画像9: https://prtimes.jp/i/32423/12/resize/d32423-12-7b9fb323080c2c01f9a2-8.png ]

 介護業界での人手不足には、強い危機感を感じており、人材会社である私たちが覚悟を持って向き合っていく必要があると感じています。私たちが進めている「業務分解」を活用し、人手確保に苦戦する施設と、働く意欲があるのに働けないシニア人材をマッチングしていくことは、迫る介護業界の人手不足解消の一助になると考えています。
 就業条件や体力面に条件のあるシニア人材も、施設と協働しながら介護業務の「業務分解」を進め、それぞれの施設や求職者にあった仕事を創出することで、働く機会が広がっていきますし、施設と求職者の感じるギャップも埋めていけると思っています。

 「業務分解」については、今後も改善の余地があると感じています。働くシニア人材や受け入れていただく施設の声に寄り添いながら、私たち第三者が介入することで、いかにこの需給ギャップを埋めることができるかがこれからの挑戦です。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/32423/table/12_1_73cb895ac8db15f21d42267243be1738.jpg ]

PR TIMES

「介護」をもっと詳しく

「介護」のニュース

「介護」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ