広報が経営参謀に近づく5Days ワークショップの第2回を開催【11/13開催レポート】

2023年11月24日(金)10時46分 PR TIMES

「PRで世界を変える」をミッションに掲げる株式会社令和PR(本社:東京都世田谷区、代表取締役 :小澤美佳)は11月13日(月)に、広報が経営参謀に近づく5Days ワークショップをオフラインにて開催いたしました。今回セミナーレポートとして当日の様子やアンケート結果をお届けします。

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『立ち止まれ!掘り下げろ! 広報が経営参謀に近づく5Days ワークショップ』と題した有料ワークショップの第2回を、11月13日に開催いたしました。今回は当日のレポートをお伝えいたします。

イベント開催概要


開催日:2023年11月13日(月)
開催場所:CPASS LOUNGE 東京都新宿区新宿3-14-20 新宿テアトルビル6F
テーマ:戦略的広報の要:ゴールとKPIを明確に設定し経営に紐づく広報戦略を策定せよ!
アジェンダ:
・経営に紐づく広報戦略の立て方〜広報はスタンドアローンではない〜(高場 | 30分)   
・Do!Do!Do! 広報の目的を見失わず、ゴールまでどう駆け抜ける?(小澤 | 20分)
(休憩10分)
・ワークショップ(90分)「2024年度の広報戦略をどうつくりますか?」
・まとめ・考察(30分)

イベント当日のレポート


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経営に紐づく広報戦略の立て方
今回は、メディア対応を前提としない広報戦略の立案に焦点を当て、どこまで発想を広げられるのかそのヒントをお話しいただきました。

私たちが目指す「広報」→「経営参謀」の姿(再掲)
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Day1では経営者の懐に飛び込もうというお話をしましたが、毎回掲載していきます。

広報はスタンドアローンではない!?
広報の役割は企業の成長段階に応じて変化します。知名度だけでなく、社会的な責任を果たすことが求められるステージにある企業も存在します。そのためには以下の点に注目することが重要です。
「想いを誰に伝えたいですか?」
「それは実際に届いていますか?」
「今の経営方針に、その思いはどのくらい反映されていますか?」
これらの問いを経営者に投げかけ、その反応から次に何をすべきかの「TO DO」が見えてくることが、広報戦略を立てる上での重要なポイントであると話されました。

発想を広げるヒント:「帰納」と「演繹」を併用するアプローチ
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新しいアイデアを生み出すには、「帰納」と「演繹」という二つの異なる思考法を駆使することが有効です。帰納法は、複数の具体的な事例から一般的な法則を導き出し、サービスの改善や問題解決、フレームワークを用いて整理する方法です。このアプローチは、既存のパターンや前例から新しい規則性を見出すのに役立ちます。
一方、演繹法は、特定の原則から新しいアイデアや「仮説検証」を行い、その結果からプランを検証するのに適しています。この方法は、理論や仮定から出発して具体的な結論を導くことを可能にします。
どちらの方法もそれぞれに長所があり、帰納法は前例に基づきがちな反面、演繹法は話が大きく飛躍してしまうリスクもあります。そのため、バランスよく両方を使いこなすことが求められます。

DAY2の要点:経営者に広報の解を求めるな
経営者のビジョンや意図に対して、広報機能とスキルを駆使して応えることが私たちの役割です。セミナーの最後には、経営者の意向を理解し、それに対する広報戦略をどのように策定するかが重要であるというメッセージで締めくくられました。

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良い目標と悪い目標の設定
[画像6: https://prtimes.jp/i/118781/5/resize/d118781-5-b18ff4f005fb9aba9cd8-5.jpg ]

適切な目標設定とは、達成が困難だが可能性のある、少し高めの目標を立てることが最善です。また、目標は明確な達成基準を持ち、YesかNoで答えられる具体性が求められます。KPI(重要業績評価指標)はシンプルであるべきで、外部環境や他の要因に左右されることなく、自分たちの努力によって達成可能なものに設定することが重要です。

広報の成熟度に応じてKGI/KPIを設計
事業の課題が売上拡大であっても、現段階で実現可能なステップとして認知度向上をはじめに目指すなど、段階を踏んだ目標設定が重要となってきます。
KPIを達成してもKGIが達成されない場合は、戦略設計に誤りがあったと考えるべきです。KPIとKGIの相関関係を意識して設計することが肝心です。
目標は広報が経営へ貢献する指標であり夢の執着点だと言って締めくくりました。
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ワークショップでの実践
以下の3つのワークを個人ワーク、グループディスカッション、発表と順を追って実施しました。KPTフレームワークでは付箋を用いて、1年間の広報活動をKeep(良かったこと・継続)Problem(悪かったこと・改善)Try(来年度の目玉企画)として思考、議論を深めました。
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▼ワーク1: KPTフレームワークを使用した振り返り
まず、KPTフレームワークを利用して、過去1年間の広報活動を振り返りました。付箋を活用し、Keep(続けるべき良い点)、Problem(問題点・改善すべき点)、Try(次年度のチャレンジ・目玉企画)の3つのカテゴリーに分けて、何がうまくいき、何が課題であり、今後何を試すべきかを考えました。
▼ワーク2: ステークホルダーマップの作成
次に、ステークホルダーマップを作成し、広報活動における最優先ステークホルダーと届けるべきメッセージを思考しました。
▼ワーク3: PESOモデルを活用した戦術の検討
最後に、以下のPESOモデルを基にした戦術を考察しました。このフレームワークを活用し広報活動がどのように4のメディアタイプを組み合わせて効果的に展開できるかについて、具体的な戦術をグループで検討しました。
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参加者からの感想


[表3: https://prtimes.jp/data/corp/118781/table/5_3_392f26283ee8551855f677462f934112.jpg ]


次回の開催について


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開催日時:2023年11月30日(木)18:00-21:00 
テーマ:世の中の動向を読み解き、経営戦略に活かす。メディアリレーションズの真髄とは?
詳細:https://reiwapr.jp/seminar/0005

会社概要


会社名:株式会社令和PR
所在地:東京都世田谷区
代表者:代表取締役社長 小澤 美佳
設立 :2023年5月
事業内容 :PRコンサルティング事業、PRに付随する研修教育事業
URL :https://reiwapr.jp/

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