株式会社笑農和、自動J-クレジット生成システムの導入第一号決定。富山県滑川市で水田を展開する「山光農園」に自動水門100台無償導入へ

2023年11月28日(火)11時16分 PR TIMES

山光農園はこのプログラムで100台のpaditch valveを導入します

https://paditch.com/

スマホでかんたん水管理「パディッチ(paditch)」を販売する、アグリテックスタートアップの株式会社笑農和(富山県滑川市)は、同サービスを導入する農地が自動でJ-クレジットを生成できるシステム「paditchカーボン・オフセット」(特許第7152097号)を2023年8月10日に発表したが、クレジットの購入を希望する「カーボンオーナー(企業)」と水稲栽培による中干し期間の延長(方法論:AG-005)でクレジットを創出する「カーボンプロバイダー(農業法人・自治体)」のパートナリングに成功しました。カーボンプロバイダー第一号として、富山県滑川市で水田を展開する「山光農園」へのpaditch導入が決定し、山光農園はこのプログラムで100台のpaditch valveをカーボンオーナーの負担で導入します。


[画像1: https://prtimes.jp/i/17405/28/resize/d17405-28-e52df39631cd9a92e267-0.png ]


第一号のカーボンオーナーは脱炭素化支援株式会社(愛知県名古屋市:代表取締役:松島康浩)で、農業法人の株式会社山光農園(富山県滑川市:取締役会長:坂本隆雄)の100圃場に、笑農和が提供する水田におけるスマート水管理デバイス「paditch」を設置し、そこから得られる全J-クレジット(カーボンクレジット)を取得します。カーボンオーナーが支払う費用(温室効果ガスの排出権)によって株式会社山光農園は無償でpaditchを利用することが可能になり、確実な中干し延長エビデンスを取得しつつ、水管理稼働の約80%の労力削減と、きめ細やかな水管理による収量増加を目指します。脱炭素化支援株式会社は、水田由来の温室効果ガスができ、確実なJ-クレジットの取得が可能となり、山光農園株式会社は、10年間の稼働削減と収量増による売上増を見込みます。


[画像2: https://prtimes.jp/i/17405/28/resize/d17405-28-93891b7aa50a881abe65-1.jpg ]


※左から株式会社山光農園 坂本様、株式会社笑農和 下村豪徳


株式会社笑農和では、中干し延長が水稲栽培にダメージを与えないよう、AIによる育成診断(特許出願中)を来シーズンに向けてリリース予定で、今後も徹底した栽培者目線の取組みを展開することで、カーボン取引業者との一線を画します。
なお、paditchの生産能力に鑑み、来シーズンのカーボンパートナーは基準を満たした先着順の10ペアに限定します。


農業法人・自治体パートナー募集条件:
 ※実施圃場を所有、paditchを利用して中干し延長を実施頂くこと 
 
[画像3: https://prtimes.jp/i/17405/28/resize/d17405-28-7d73368e2d0af57005a5-2.jpg ]

<お問い合わせ>  
 株式会社笑農和 経営企画室
 TEL  076-482-3998
 E-mail info@enowa.jp


水田水管理システムpaditch概要


paditchはスマホ・タブレット・PCを使用して、水田におけるスマートな水管理を実現する製品です。paditchの水位調整機能を使うと、田植え後の水管理を遠隔で行う事ができ、あらかじめ水位・水温を設定しておく事により、自動で開閉を行う事もできます。
手動で行う水管理では、何枚もある田んぼを一箇所ずつ車で回ったり、車では行けない細い畦道まで時間をかけて歩いていき手作業で水門を開閉するなどの大きな手間がかかります。paditch導入により、それらをシステム上で自動化することにより時間と労力の削減につながります。また、平均年齢65歳を超え、深刻な高齢化と後継者不足に直面する米農家問題を支え、⾟く大変な作業の軽減によって若い農業者の増加にも貢献するシステムです。

paditchの主な機能と特長


[画像4: https://prtimes.jp/i/17405/28/resize/d17405-28-ea0297fcdb45fd35d975-3.jpg ]

・水温・水位を自動で管理できる
・スマートフォンやPCで、水門を遠隔開閉できる
・タイマーで自動開閉ができる
・全体開閉・個別開閉・エリア開閉ができる
・クラウドで管理されており、データが蓄積できる
 設置による実証実験の結果
・水管理にかかる時間が80%削減
(農林水産省の静岡県での実証事業で得られた結果)
・paditch導入圃場と未導入圃場の収量比較で、最大16.4%収量が増加(農研機構への調査依頼の結果)
※全国で約1,200台導入されている(2023年7月時点)。https://paditch.com/product/paditch-gate



paditchによるグリーンウォッシュ対策について


中干し延長の実施報告申請の際に、paditchの給水口の開閉履歴や水位センサーの改ざん出来ないデータを提出することで、実施記録を手入力した報告に比べて、グリーンウォッシュ対策をとっています。



脱炭素化支援株式会社について


[画像5: https://prtimes.jp/i/17405/28/resize/d17405-28-4446e35ed98d60d50b61-4.jpg ]

愛知県名古屋市を拠点に、中堅企業様向けに、改正省エネ法対応支援、省エネ補助金・再エネ補助金活用支援等のコンサルティングの提供や、太陽光発電所「脱炭素エナジー」、カーボンクレジット販売買取サイト「脱炭素貨値両替所」・「カーボンクレジットインベストメント」、「CO2モニター普及協会」、「脱炭素行動変容機構」、「一般社団法人全国エネルギー管理士連盟」の運営を行っています。




株式会社山光農園について


 富山県滑川市東福寺野
 取締役会長 坂本隆雄
 栽培品目:水稲 30ha、ハトムギ 8ha、リンゴ 0.7ha、他 里芋、花卉


株式会社 笑農和について


「IT農業を通じて笑顔の人の和を創り社会に貢献する」を企業理念とし、現在は稲作で一番作業時間のかかる水管理を超省力化する『paditch(パディッチ)』を主力製品として開発・販売を行っています。paditchの特徴は、スマートフォン、タブレット、パソコンと水田の水門やバルブをIoTで繋ぎ、事務所や自宅、外出中にも遠隔で水位・水温の確認や開閉作業を行うことができるシステムです。また、スケジュール設定や、水位・水温に連動した自動開閉機能などもあり、水田に行く回数の削減に貢献しています。


[画像6: https://prtimes.jp/i/17405/28/resize/d17405-28-84b0a7c4b773a20d2bd3-5.jpg ]

社名:株式会社笑農和               
代表者 :代表取締役 下村豪徳           
所在地:〒936-0053 富山県滑川市上小泉1797-1  
設立:平成25年2月14日              
事業:農業×IoT開発事業、農業コンサルティング事業、農産物販売

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