自律移動ロボット KeiganALI 複数台制御などオプション発売・国際ロボット展出展のお知らせ

2023年11月28日(火)10時46分 PR TIMES

株式会社Keigan が 開発した自律移動ロボット「KeiganALI」の能力を大幅に向上させるオプション群をリリースします。同オプションは国際ロボット展(IREX 2023)にて展示を行います。

株式会社Keigan(京都府精華町、代表:徳田貴司)が開発した自律移動ロボット「KeiganALI」は2022年の発売以来、工場・レストラン・物流倉庫など、多くの現場でご利用頂いています。
今回、現場の更なる自動化・DX化を推進するため、KeiganALI の能力を大幅に向上させるオプション群をリリースいたします。

1. 複数台の交通整理(群制御)を可能にする「KeiganFleet」ソフトウェア
2. PLCからの制御が可能な「KeiganCommunicator」ソフトウェア
3. 自動充電を実現する「充電ドッキングシステム」
4. 台車の自動着脱が可能な「台車連結モジュール」
5. 60Kg積載が可能な「トルクアップ改造」

また、2023 年 11 月 29 日(水)から 12 月 02 日(土)に東京ビッグサイトで開催される「2023 国際ロボット展(iREX2023)」に 販売代理店 を通じKeiganALIを展示いたします。本展示では、上記オプション群のほか、様々なシーンで活躍するKeiganALIをご覧いただけます。

■ 自律移動ロボット KeiganALI について
KeiganALIは 搬送質量 30kg のコンパクトな自律移動ロボットです。
上部のカスタマイズが容易で、現場担当者でもマッピング(地図の作成)が簡単にできます。
また、APIを公開しており、自由なソフトウェア開発が可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/24338/12/resize/d24338-12-302291eabf1e92961f1f-7.jpg ]


■ 新しくオプション群をリリース
1. 複数台の交通整理(群制御)を可能にする「KeiganFleet」ソフトウェア
発売当初より、「複数台の KeiganALI を現場で使用したいが、通路が狭く、運用が難しい」といったお声を頂いていました。この度提供する KeiganFleet ソフトウェアは、複数台の KeiganALI を現場で同時に動作させても、衝突や動けなくなる状態を防ぐための、交通整理の機能(群制御)を有しています。主に、以下のことが可能です。
交通整理:複数台の KeiganALI がマップ及び経路情報を共有し、衝突を防ぎながら最適なルートで走行

情報管理:機体の位置、バッテリー残量、ステータスなどを一元管理

自動充電:バッテリー残量を把握し、充電ドッキングシステムと組み合わせて自動充電(※)



[画像2: https://prtimes.jp/i/24338/12/resize/d24338-12-e4dd73f066f076b9093d-10.png ]


 実際の運用には、KeiganFleet を活用するための中央制御用のプログラムが必要です。お客様でAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を用いて開発して頂くか、エンドユーザー様には要求仕様に合わせたパッケージシステムの提案が可能です。詳細はお問い合わせください。

提供形態
PC にインストールした状態で提供予定。

提供時期
受注受付中。2023年12月以降提供可能予定。


2. PLCからの制御が可能な「KeiganCommunicator」ソフトウェア
日本国内の製造現場では、PLC(Programmable Logic Controller)によるシーケンス制御を利用した生産システムが普及しています。発売当初より、お客様より「PLCからの制御を可能にしてほしい」という要望が多数ありました。この度、「KeiganCommunicator」というソフトウエアを新しく開発し、KeiganALIとPLCの制御システムの連携を可能にしました。主に、下記のようなことができます。
複数のPLCからKeiganALIへ、地図選択・タスクセット(動作)の指示

KeiganALIからPLCへ、ステータス情報(位置・姿勢・タスクセット番号)を共有


[画像3: https://prtimes.jp/i/24338/12/resize/d24338-12-3a1d5d0de93ee958e78f-8.png ]


対応するPLC(2023/11/16現時点)
三菱電機 Qシリーズ, FXシリーズ

キーエンス KV7500, KV8000



提供形態
Windows PC にインストールした状態で提供(KeiganALIから電源取得できるケーブル付属)

提供時期
受注受付中。納期:受注後1か月。


3. 自動充電を実現する「充電ドッキングシステム」
これまで、カートリッジ式である KeiganALI のバッテリーは、本体から取り外して手動で充電する必要がありました。「充電ドッキングシステム」は、プログラムから API を経由して指示することで、充電ステーションへのドッキングと充電開始、充電ステーションからのリリースを自動で行うことができます。KeiganFleet ソフトウェア から制御できる機能も現在開発中です。

[画像4: https://prtimes.jp/i/24338/12/resize/d24338-12-297895df75864780ede1-9.png ]

提供形態
充電ステーション(床面に設置)および充電モジュール(KeiganALIに取付)

提供時期
受注受付中。納期受注後2か月。


4. 台車の自動着脱が可能な「台車連結モジュール」
「KeiganALIを使って台車を自動で運びたい」「荷物の積み下ろしに人の手を使いたくない」といったニーズにお応えし、「台車自動連結モジュール」を開発しました。以下のような動作を自動で行うことが可能です。
出発地にて台車に潜り込み台車と連結する

目的地まで台車を運ぶ

目的地で台車をリリースする


この動作は、特定のタスクセット(動作)指示を組み合わせることにより、可能となります。例えば、タブレット端末からの入力をトリガー(起点)とする場合は、追加のシステムは不要でであり、KeiganALI 本体の機能だけで利用することもできます。
台車連結モジュールは KeiganALI 本体の上に固定して使用します。台車はお客様ご自身にて設計することもできます。設計条件は弊社 KeiganAMR サポートセンターにて公開予定です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/24338/12/resize/d24338-12-cd4d3b8a465751333e01-11.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/24338/12/resize/d24338-12-99e7f7bdb5190ec7e512-11.jpg ]


提供形態
充電ステーションおよび充電モジュール(KeiganALIに取付)

提供時期
受注受付中。2023年12月以降提供可能予定。


5. 60Kg積載が可能な「トルクアップ改造」
標準仕様のKeiganALIのアクチュエータ部及びソフトウェアの変更により、搬送質量 60Kgまで対応できるようにしました。荷物を乗せる部分の変更はありませんので、KeiganALI をすでにご使用のお客様は、そのままの形で機能アップが可能です。すでにご使用中のお客様は、機体をお預かりして改造することにより、本オプションの追加が可能です。

提供時期
受注受付中。納期受注後2か月。

それぞれのオプション詳細に関しましては、販売代理店にお問い合わせ下さい。

■ 出展情報
2023 国際ロボット展(iREX2023)にてお待ちしております。KeiganALIを展示して頂く販売代理店ブースには、Keiganスタッフも参加していますので、気軽にお声がけ下さい。
展示会名称   :2023 国際ロボット展(iREX2023)

主催      :一般社団法人 日本ロボット工業会、日刊工業新聞社

会期      :2023 年 11 月 29 日(水)〜12 月 02 日(土)

開催時間    :10:00 - 17:00

入場料     :1,000 円(入場登録者・招待状持参者・中学生以下は無料)


※ 事前の入場登録をおすすめします。→ https://irex.nikkan.co.jp/account/form


KeiganALI を展示して頂くブース
販売代理店名  :住友重機械工業株式会社PTC事業部
ブース番号   :小間番号 E4-36
展示内容    :自動充電、KeiganFleet

販売代理店名  :株式会社日伝
ブース番号   :小間番号 E4-24
展示内容    :ロボットアームとの連携、台車連結モジュール、KeiganCommunicator

展示企業名   :オザック精工株式会社
ブース番号   :小間番号 E5-35
展示内容    :昇降装置とのKeiganALIの連携


株式会社Keigan について
2016年に京都府で創業したロボット企業です。
「Quick and Easy Robot for Everyone」の理念のもと、誰でも簡単にロボットを操作したり、作ったりできる社会を目指しています。
ロボットを簡単に作れるモーターモジュール(R)KeiganMotorシリーズは自動車工場における自動化をはじめ、企業や大学の研究開発部門で利用されています。
自律移動ロボットKeiganALIは工場での工程間搬送のほか、レストランや物流現場で利用されています。

所在地 :〒619-0238 京都府相楽郡精華町精華台7丁目5-1 けいはんなオープンイノベーションセンター
事業内容:自律移動ロボット及びモーターモジュール(R)の開発・生産・販売

法人ウェブサイト :https://keigan.co.jp/
KeiganALIウェブサイト :https://www.keigan-ali.com/
KeiganMotorウェブサイト:https://keigan-motor.com/
問い合わせ     :https://keigan-amr.zendesk.com/hc/ja/requests/new
X(Twitter) :https://twitter.com/KEIGAN_PR
フェイスブック  :https://www.facebook.com/keigan21

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