新規事業開発支援サービスから誕生した子会社do.Sukasuが視覚認知能力の社会課題解決に向けて資金調達を実施

2023年11月28日(火)11時16分 PR TIMES

新規事業開発にクライアント企業と共に取り組むCo-Studio株式会社(本社:東京都中央区、代表:澤田真賢、以下「Co-Studio」)は、当社が支援した住友ファーマ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:野村 博、以下「住友ファーマ」)の新規事業開発プロジェクトから生まれ、現在はCo-Studioの子会社として視覚認知能力の評価およびトレーニングを開発する株式会社do.Sukasu(本社:奈良県、代表:笠井一希、以下「do.Sukasu(ドスカス)」)が、総額約4,500万円の資金調達を行いましたことをお知らせします。

[画像1: https://prtimes.jp/i/59402/40/resize/d59402-40-ae895850438c28d171b3-2.png ]

■住友ファーマの新規事業開発プロジェクトから生まれた出島組織、do.Sukasuについて
do.Sukasuは、2020年にCo-Studioと住友ファーマの協業によって生まれた企業です。当初は、Co-Studioが住友ファーマのヘルスケア領域における新規事業開発部門のストラテジックパートナーとして、アイデア創出から特許出願に至るまでを支援。(注1)その後、実際の事業化を目指していくために、本体とは別の「出島」組織(注2)としてCo-Studioと住友ファーマからそれぞれ経営陣を派遣する形でdo.Sukasuが設立されました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/59402/40/resize/d59402-40-e4a08fccc280bfae63c7-2.png ]

注1:住友ファーマによるCo-Studioとの連携およびdo.Sukasuに関する記事
https://fbo-sumitomo-pharma.com/ja/collaboration/doSukasu.html
注2:Co-Studioでは、新規事業アイデアの創出から「出島」の設立支援までを幅広く支援するCo-DEZIMAスキームを企業に提供しています。
注3:「出島」組織について
大企業の新規事業開発でイノベーションを生むためには、スピード感やこれまでとは違う観点を持つことが重要であり、そのためには企業の「出島」として別組織を立ち上げることが有効だと言われています。


■今回の調達と今後の展望について
do.Sukasuは、超高齢社会において大きな社会課題となっている、視覚認知能力(注4)に関する社会課題を解決するため視覚認知の評価及びトレーニングを開発しています。今回、シリコンバレーを拠点とするVCのKicker Venturesと、奈良県を拠点に地域の課題解決を図る社会インパクトファンド「やまと社会インパクト投資事業有限責任組合」から合計約4,500万円を調達しました。現在do.Sukasuではプロダクトのプロトタイプを作成し、複数の企業と実証実験を実行中です。これらの実証実験の結果をもって自動車業界、療育・介護施設、フィットネスジムなど、視覚認知能力に関するニーズが見込まれる業界、地域自治体に対して順次取り組みを行い、視覚認知能力のアセスメントとトレーニングの社会実装を図っていきます。

注4:視覚認知能力:空間認知能力と物体認知能力をあわせた能力のこと

■視覚認知に関する社会課題とは
視覚認知能力は、物の位置、距離感、遠近感を視認する空間認知能力と、線、図形、文字を視認する物体認知能力の2つに大きく分けることができます。どちらも加齢によって能力が落ちるため、社会課題になっている高齢者の自動車事故や工場での労災などの要因の一つだと言われている一方、これまでそれを可視化する手段や、効果的なトレーニング方法が確立されていませんでした。
そこで、do.Sukasuは視覚認知能力の適切なアセスメントとトレーニングを提供するため、VR技術を活用したプロダクト「de.Sukasu(デスカス)」の独自開発を行っています。これによって、自動車の運転や工場をはじめとしたさまざまな場面での安全性を高め、社会課題解決を目指します。

視覚認知能力ソリューションde.Sukasuのサービスイメージはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=BIRG2UYK9Aw&t=66s&ab_channel=do.Sukasu


<ご参考>
■Co-Studio株式会社について
Co-Studioは「Social Good」をテーマに、社会をより良くする新規事業を、クライアント企業と共に創造するプロフェッショナル集団です。製薬やヘルスケア領域などの「人の健康」と、地域社会・コミュニティなどの「社会の健康」に取り組む企業内での新規事業開発に知見を有するとともに、正解のない新規事業開発に共にコミットし、イノベーションが起きづらい社内ではなく社外でR&Dを行う「DEZIMA」型での事業開発を中心に、アイデア創出から事業化まで常に伴走します。また、非営利団体や行政とも連動することで、営利と非営利の垣根を超えた事業創造を目指していきます。

代表者:澤田 真賢
創業 :2019年12月
事業 :ヘルスケア事業、コミュニティ事業、SGLab事業
コーポレートサイト:https://www.co-studio.co.jp/
オウンドメディア「SG Lab」:https://sglab.co-studio.co.jp/
note:https://note.com/co_studio
facebook:https://www.facebook.com/groups/httpswww.costudio.co.jp

■株式会社do.Sukasuについて
do.Sukasuは「優劣でなく個性に寄り添う社会の実現」をミッションに、2020年6月の設立以来、脳科学的なアプローチを用いた空間・物体認知能力評価技術開発を通じて社会課題解決に取り組んでいます。現在はヘルスケア、教育、運転、運動など、多岐に渡る事業領域の技術・事業開発を行っています。
会社名:株式会社do.Sukasu
本社所在地:〒630-8217 奈良県奈良市橋本町3-1
代表者:笠井一希
創業:2020年6月
事業:視覚認知能力の簡易定量化による事業開発
コーポレートサイト:https://www.dosukasu.co/

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