【第一工科大学】プロと学生が技術を競う「航空機整備技能コンテスト」に航空エンジニアリングの学生が参加
2024年11月28日(木)16時46分 PR TIMES
11月15日(金)に、日本航空技術協会主催「航空機整備技能コンテスト」が全日空系列の訓練施設「ANAブルーベース」(東京都大田区)で開催されました。
産学官連携の取り組みとして、全日本空輸、日本航空、ピーチ・アビエーションの航空会社の整備部門と航空専門学校・大学など、4社6校が出場し、第一工科大学からは昨年に引き続き、航空工学部航空エンジニアリングの学生3名が参加しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20664/225/20664-225-73c0d0c10d935b69f8e82a91558cab91-3226x2420.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ][画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20664/225/20664-225-6aa2c36900f0509bf81d965c162585a4-3226x2420.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
当日は、現役の航空整備士と学生のそれぞれのチームが、5種類の基本作業を種目とし、正確さやスピード、機具の取り扱いなどが審査されました。
参加した学生の声
参加するにあたり、大学の先生方から種目を行う上での注意点やコツを教わり、実際の競技時間を意識した練習を重ねました。当日は航空業界のプロフェッショナルも集まる会場ともあって、緊張感が漂っていました。現役の航空整備士の方々の課題を迅速かつ的確にこなす姿勢や高い技術を肌で感じることができ、感銘を受けました。
コンテストを通じて、航空会社の訓練施設を見学し、航空機の安全運航を支える多くの方々の取り組みを間近で知ることができたことは、貴重な経験となりました。
本学の取り組み
国内の主要航空会社では約6,000人の整備士資格者がいる中で、50歳以上が4割を占め、10年ほどで大量退職期に入り、将来的に整備士不足による減便などが生じる恐れがあるとされています。
本学の航空工学部航空エンジニアリングでは、理論と実験を併用した教育を行うことにより、エアラインや航空宇宙産業界で活躍できる技術者の養成を目標としています。
航空力学などの航空基礎工学に加えて、航空整備工学、航空工学実験、CADを利用した航空設計製図などの実践教育も実施し、 理論のみでなく実務に繋がる教育を行っています。
そのほか航空会社と連携し、航空会社・航空機整備会社の企業説明会を本学で実施や、航空会社の整備部門の見学など、航空業界を目指す学生を増やすため、航空会社を知る機会の提供を積極的に行っております。
■大学概要
大 学 名:都築教育学園 第一工科大学
学 長:都築 明寿香
所 在 地:
◆鹿児島霧島キャンパス 〒899-4395 鹿児島県霧島市国分中央 1-10-2
◆東京上野キャンパス 〒110-0005 東京都台東区上野 7-7-4
電話番号:0995-45-0640(代表)
設 立:1985年
第一工科大学は、鹿児島県内唯一の私立理系大学。
航空工学部に航空工学科(航空操縦学専攻、航空エンジニアリング)を、工学部に情報・AI・データサイエンス学科、機械システム工学科、環境エンジニアリング学科、建築デザイン学科の4学科を有する。2021年4月に、第一工業大学から第一工科大学へ名称変更。