東京 ・銀座屋上の農園「白鶴銀座天空農園」で自社開発酒米「白鶴錦」の稲刈りが無事終了! ~穀物検査で最高ランクの2等を獲得~

2023年11月29日(水)19時16分 PR TIMES

白鶴酒造株式会社は、東京支社屋上の農園「白鶴銀座天空農園」で自社開発酒米「白鶴錦」の稲刈りを2023年10月17日(火)に無事終えました。10月半ばを過ぎても、10月らしくない強い日差しが降り注ぐなか、絶好の稲刈り日和となりました。11月14日(火)には穀物検査を受け、今年も最高ランクの2等をいただくことが出来ました(※)。
 2024年6月頃、収穫した銀座産「白鶴錦」で仕込んだ日本酒を数量・販売店限定で発売予定です。
※通常お米の等級は1等、2等、3等、規格外の4種類で格付けされますが、白鶴錦は東京都の登録米ではないこと、屋上は農地ではないこと等の理由により、2等が最高ランクとなります。

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■白鶴銀座天空農園
銀座から日本酒文化の情報発信をしたいとの想いから、2007 年に白鶴銀座天空農園のプロジェクトを立ち上げ、東京支社(中央区銀座)屋上で自社開発酒米「白鶴錦」を栽培しながら、屋上緑化、食育、日本酒文化の情報発信を行っています。当初、大都会のビルの屋上でのお米の栽培は難しいという声がありましたが、プランターでの栽培が成功し、2008 年には田圃を造成しました。毎年、米の品質向上に取り組み、2013 年からは白鶴銀座天空農園で収穫した「白鶴錦」のみで仕込んだ商品を数量・販売店限定で発売しています。

〜食育への取り組み〜
2009年から地元の小学生による田植えと稲刈りを体験してもらっており、今年もコロナ対策を実施したうえで36名の小学生が体験に訪れました。田植えでは田んぼに入るのをためらっていた子供たちでしたが、自分たちが植えた稲の生長をとても気にかけてくれ、大きく育った稲を見て喜んでくれました。稲刈りでは、鎌が怖く扱いが難しかったようですが、苦労しながらも上手に刈り取ってくれました。過去15年間で、延べ800名の小学生に体験いただいています。


〜SDGsへの取り組み 稲藁の活用〜
【世界で1つ「白鶴錦で作った畳」】(2020年)
「白鶴銀座天空農園」で収穫した独自開発米「白鶴錦」の稲藁を岡田畳本店(埼玉県川越市)さまに畳にしていただきました。畳の芯になる素材(畳床)に稲藁が使われています。最近では畳床に木材ボードや発泡スチロールを使用したものが多く、稲藁を使った畳は高級品だそうです。(白鶴酒造資料館に展示中)


【藁焼きの材料として】(2021年)
屋上仲間からご縁をいただき、都内の飲食店に差し上げ、魚や肉などの藁焼きの材料として活用していただきました。
他にも鶴をモチーフとしたしめ飾りを作っていただきました。

【地域活動の一環として】(2022年)
小学校の門松に飾るしめ飾り(兵庫県神戸市)や、子供たちのために相撲の土俵を作るプロジェクトで、土俵の一部として使われる(千葉県館山市)など、今まで廃棄していた稲藁を有効に活用しています。
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〜2023年産「白鶴銀座天空農園」のお米ができるまで〜
 5月24日(水)、まぶしいくらいの晴天の下、主に社員が手作業で田植えを行いました(後日、一部地元小学生が体験学習)。例年6月中旬に田植えをしていましたが、日照時間を最大限に活用できるよう、時期を少し早めて行いました。手慣れた社員はスムーズに田植えを終え、しっかり苗を根付かせることが出来ました。
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6月上旬に梅雨入りして以降、あまりまとまった雨が降らず、「梅雨寒」というほど気温の低い日もほぼ無く、夏のような日が続いたことで、たくさん太陽を浴びた稲は順調に生長していきました。1か月の間に、少しずつ茎も増え、密度が濃くなるなど、日々生長が見えました。
7月に入ると記録的な猛暑日を更新する日が続き、日差しはますますきつくなりました。この暑さで水の蒸発が早く、水量の管理には気を使いました。1週間ほど水を抜き土を乾かす「中干し」を行いました。背丈は1か月の間で約60cmから80cm超えへ。稲が育つと同時に出てくる藻や浮草とも格闘の毎日でした。
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8月、続く猛暑の影響か、若干生長ペースが遅くなっているような気もしました。刺すような日差しを浴びながらの毎日の田んぼの巡回はとても厳しいものでしたが、8月21日(月)に穂と稲の花を確認することが出来ました。背丈も90cm近くになっていたため、少し早めの出穂を期待していましたが、例年並みの田植えから89日目での出穂となりました。穂が出てくると再び気が引き締まる思いでした。
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9月になると、ゲリラ豪雨や台風13号が接近するなどの不安定な天候もあり、背が高くなっていた稲の倒伏が心配されましたが、被害なく乗り切ることが出来ました。今年はシーズンを通し、晴天に恵まれ日照は確保されたものの、記録的な暑さの影響が心配されました。場所により成長の具合にばらつきは出たものの、10月17日(火)に無事稲刈りを迎えることが出来ました。収量は籾付きで46.5kg(昨年45kg)と少し増え、粒も大きく、実もたくさん付けてくれました。11月14日(火)、毎年のことながら緊張して臨んだ八王子パールライスでの穀物検査では、今年も2等をいただくことが出来ました。来年に向けて、より良いお米を作れるよう努力していきます。
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白鶴銀座天空農園
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▽ニュースリリース(PDF)
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