戦前戦後を生きた96歳のピアニストが、「祈りと平和」をテーマに 民族音楽系ゴスペルのクリスマスコンサートで演奏

2023年11月29日(水)11時16分 PR TIMES

四世代共演も 会場はミューザ川崎シンフォニーホール

民族音楽系ゴスペルグループのAKchoir(エーケークワイア)が、今年も恒例のクリスマスコンサートを開催 します。代表でディレクターの鬼無亮仁(きなしあきひと)率いる、総勢60名のゴスペルシンガーが出演する他 今年は香川県より、96歳現役ピアニストの鬼無玲子がステージで演奏を披露します。太平洋戦争 開戦前から、終戦後もピアニストとして生きてきた鬼無玲子が、ミューザ川崎シンフォニーホールにて、 平和への溢れんばかりの祈りをピアノの音色に乗せてお届けします。

[画像1: https://prtimes.jp/i/127366/1/resize/d127366-1-960e53daa0aea3194b0b-7.png ]

【戦争を生き抜いた鬼無玲子の平和への思い】

香川県高松市で生まれ、4歳からピアノを習い始めた玲子は、女学校時代には教会オルガニストを務めるまでに成長しました。しかし太平洋戦争が勃発し状況が急変、当時多くの女性がそうだったように軍需工場の労働者として働き、夜に勉強する日々が続きました。そんな中、出向いていた愛知県半田市の飛行機工場が空襲を受けます。

機銃掃射の中防空壕に逃げ延びたが、走る途中で数々の友人を亡くす壮絶な体験をし、飛行場は爆撃で閉鎖、故郷高松へ帰郷しました。しかし自宅も高松大空襲で焼け野原となっており、親戚のいる地方へ疎開、終戦後に師範学校を卒業し教師となりました。

定年まで教師の仕事を全うしながら、オルガンとピアノを通して音楽活動を続けてきました。戦争を経験した彼女にとっての音楽活動は、まさに平和への祈りを伝える行為そのものだったと言います。やがて玲子の思いに影響され、息子も孫たちも音楽の道へと進み、鬼無家は音楽一家となりました。


【「祈りと平和」がテーマ】
ピアニストである祖母玲子の姿を見て育った鬼無亮仁は、音楽家としてオペラの舞台にも立っていましたが、20年前からゴスペルグループを立ち上げ、現在は「AKchoir(エーケークワイア)」として活躍の場を広げています。ク リスマスコンサートでは、コーラスオリンピック銀賞受賞メンバーを含む総勢60名のゴスペルシンガーがステージに立ち、コンサートを盛り上げます。今回のコンサートのテーマが「祈りと平和」だったことから、祖母である鬼無玲子に演奏を依頼したところ、平和への祈りを捧げるためならばと快諾し、香川から上京しコンサートに出演することが決まりました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/127366/1/resize/d127366-1-7930c7312477a9afe3b9-8.png ]

【100歳のピアニストを目指して】
現在96歳の鬼無玲子は、「100歳のピアニストを目指す。」と毎日2時間のピアノ 演奏をかかしません。「鬼無ファミリートライアングル」という名で、主に香川県内の小学校、保育園などで「命の大切さ」を子供達に伝える、チャリティコンサー トを毎年開催しています。12月20日のクリスマスコンサートでは、1部と2部の間の演目を担当します。そこでは玲子が思い入れのある曲、シューベルトの「トロイメライ」を演奏予定。また玲子の伴奏で、息子である歌手・鬼無律友が歌い、妻・ 鬼無敬子がオカリナを奏でる曲目も用意しています。また孫の亮仁とその娘も登場し、当日は音楽一家である「鬼無家の四世代」共演をご覧いただけます。

【会場はあのミューザ川崎シンフォニーホール】
コンサート会場である、ミューザ川崎シンフォニーホールはまさに「祈り」をテーマにしたコンサートにぴったりだと鬼無亮仁は言います。世界でも有数の音響を誇るホールで、中心のステージを客席がぶどう畑のように取り囲む、「ヴィンヤード(ワインヤード)型」という配置を採用しており、共鳴は日本トップクラスです。会場の一体感が生まれやすいのが特徴で、この配置は自然と皆の思いが一体となりやすく、祈りのエネルギーが 「ひとつ」になりやすいのです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/127366/1/resize/d127366-1-7c46ca123780a6b795d9-8.png ]



【AKchoirクリスマスコンサート「祈りと平和」】
日程 2023年12月20日 (水)
18:00開場 / 19:00開演 / 20:45終演予定
会場 ミューザ川崎シンフォニーホール

<チケット>
一般¥4,000 / 学生¥2,500 / 小学生以下¥1,000

チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2337975

ミューザ川崎シンフォニーホールチケットセンター
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/events/ticket/


【AKchoir(エーケークワイア)とは】
「Music Is LiFE」をコンセプトに「芸術活動を通して人々の生きる力、創造性を高める力になること」を理念とする民族音楽系ゴスペルグルー プ。WCG世界コーラスオリンピックで銀賞を受賞。国内外で話題を呼ぶコーラスグループとして活躍中。在籍メンバーは98名。


【ディレクター鬼無亮仁プロフィール】
[画像4: https://prtimes.jp/i/127366/1/resize/d127366-1-64f914e1a0962cb650fb-11.png ]

指揮者・合唱指導者、声楽家、作曲家/ 1983年生まれ 香川県 鬼無町出身
東京藝術大学声楽科卒。オペラ舞台にて声楽家として活躍中、交通事故で顎と口腔内 を骨折。臨死体験をし一時的に声を失うが、病床で進むべき新しい道を見出す。2003 年クラッシックとゴスペルを融合したコーラスグループを結成以来、指導者としての道 を歩み続けている。


【お問合わせ先】
AKchoir事務局 : 芳賀(はが)、鈴木、石川
●TEL:050-8885-6420
● Mail:info@akchoir.com
●HP:https://www.akchoir.com/

~取材・インタビューは、お気軽にお問合せください~

PR TIMES

「ピアニスト」をもっと詳しく

「ピアニスト」のニュース

「ピアニスト」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ