HPE、2023年度第4四半期および通期業績を発表

2023年12月6日(水)18時46分 PR TIMES

好調な業績により、2024年度は増配へ

市場のトレンドであるエッジ、ハイブリッドクラウド、AI領域への精力的な対応が好調な売上をけん引

通期で営業活動によるキャッシュフローが好調、過去最高の売上総利益率とフリーキャッシュフローを達成


[米国テキサス州ヒューストン - 2023年11月28日]
2023年度(2022年11月〜2023年10月)通期業績要約
・売上高:前年同期比2%増、為替調整後5.5%増(*1)の291億ドル
・売上総利益率:
- GAAP(米国会計基準)ベースでは前年同期比170ベーシスポイント増の35.1%
- 非GAAPベース1では前年同期比140ベーシスポイント増の35.3%
・潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益(EPS):
- GAAPベースでは前年同期比133%増の1.54ドル(前年は非現金のれん減損額9億500万ドルを含む)
- 非GAAPベース1では、2023年にHPEが開催した証券アナリスト向け説明会で示した予想の上値と同じ、前年同期比6%増の2.15ドル
・営業活動によるキャッシュフロー:前年同期比1億6500万ドル減の44億ドル
・フリーキャッシュフロー(*1,*3):前年同期比4億4400万ドル増の22億ドル
・株主への資本還元:配当金および自己株式の取得により10億ドルを還元

2023年度第4四半期(2023年8月〜2023年10月)業績要約
・売上高:前年同期比7%減、為替調整後16%減の74億ドル
・Annualized revenue run-rate(ARR)(*2): 前年同期比39%増、為替調整後137%増の13億ドル
・売上総利益率:
- GAAPベースでは前年同期比190ベーシスポイント増、前四半期比100ベーシスポイント減の34.8%
- 非GAAPベース1では前年同期比170ベーシスポイント増、前四半期比110ベーシスポイント減の34.8%
・潜在株式調整後1株当たり当期純利益(EPS):
- GAAPベースでは、予想範囲0.30ドル〜0.34ドルの上値を上回り、前年同期比313%増(前年は非現金のれん減損額9億500万ドルを含む)、前四半期比40%増の0.49ドル
- 非GAAPベース(*1)では、予想範囲0.48ドル〜0.52ドルの上値と同じ、前年同期比9%減、前四半期比6%増の0.52ドル
・営業活動によるキャッシュフロー: 前年同期比1億9,300万ドル減の28億ドル
・フリーキャッシュフロー(*1,*3): 前年同期比3億2,600万ドル増の23億ドル
・株主への資本還元: 配当金および自己株式の取得により2億900万ドルを還元

HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリ(Antonio Neri)は、次のように述べています。
「HPEは2023年度、成長分野であるエッジ、ハイブリッドクラウド、AIへの戦略的投資と卓越したイノベーションがお客様からの支持を得ていることを明確に示すことができました。主要な財務指標においても過去最高の業績を達成しました。着実に業務を遂行した結果、売上高の増加、収益のさらなる拡大、営業利益の増大、過去最高の非GAAPベース潜在株式調整後1株当たり純利益とフリーキャッシュフローを実現しました。HPEは市場の成長機会に十分に対応する中で、特にAIに対するお客様の関心が加速度的に高まっていることを受けて、株主の皆様に相当の利益を還元できるものと確信しており、2024年度は増配します」

HPEのシニアバイスプレジデント、暫定CFO、コーポレートコントローラー、最高税務責任者であるジェレミー・コックス(Jeremy Cox)は、次のように述べています。
「HPEがEdge-to-Cloud戦略に沿って成果を上げていることが、売上および利益に表れています。規律ある業務遂行と集中により、IT市場が不安定な中でも、第4四半期と2023年度を好調に締めくくることができました。HPEが優先的に取り組んでいる市場、特にAIの領域では、継続的な需要が見込まれます」

注記
*1 HPEの非GAAP財務情報の使用に関する説明は、原文の「Use of non-GAAP financial information」をご覧ください。
*2 Annualized Revenue Run-Rate (ARR) は、Consumption Services(CS)の成長を評価するために使用される財務指標です。ARRは、HPE GreenLake edge-to-cloudプラットフォームサービスの純収益、関連する金融サービスの収益(オペレーティングリースからのレンタル収益とキャピタルリースからの利子収入を含む) 、Software as a Service、ソフトウェア消費の収益、およびその他のas a Service の提供の年間収益を四半期ごとに認識し、4を掛けたものです。HPEは、ARRをパフォーマンスメトリックとして使用します。ARRは純収益から独立して見るべきであり、それと組み合わせることを意図していません。
*3 フリーキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローから純資本支出(有形固定資産 (以下 PP&E)への投資費用からPP&Eの売却収入額を差し引いた額)を差し引いた額、および現金、現金同等物ならびに現金制限に対する為替変動の影響を除いた営業活動によるキャッシュフローを表します。

その他
・非GAAPベースの営業利益には、主に株式報酬、無形固定資産の償却、および事業改革費用に関連する約9億ドルの費用は含まれていません。
・HPEは、報告されたGAAP業績に含まれる一部の要素を予測することができないため、非GAAPベースで業績予想を提供しています。レギュレーションS-Kの項目10(e)(1)(i)(B)で規定されている例外に基づき、そのような直接比較可能なGAAPベースの財務指標に含まれる一部の要素を予測できないため、最も直接的に比較可能なGAAPベースの財務指標との調整を不合理な努力なしに提供することはできません。これらの要素は、ガイダンス期間中に報告されたGAAPベースの業績に重大な影響を与える可能性があります。詳細は、非GAAP財務指標(non-GAAP financial measures)の説明を含む原文をご覧ください。

連結損益計算書の要約を含む本発表資料の原文:
https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2023/11/hewlett-packard-enterprise-reports-q4-results-to-close-impressive-fiscal-2023-raises-dividend-in-fiscal-2024.html

※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国テキサス州ヒューストン、以下:HPE)が、2023年11月28日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。


■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルEdge-to-Cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas a Serviceで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。

■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/newsroom/press-hub.html

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