Klookが2.1億米ドルの資金調達を完了、新たな利益ある成長期へ乗り出す

2023年12月7日(木)15時16分 PR TIMES

著名な国際投資家および地域の企業投資部門が主導する資金調達ラウンドに成功。 売上高がコロナ前の水準から3倍に成長し、初の黒字化を達成。

[2023年12月7日、シンガポール] - アジアをリードする体験と旅行サービスのプラットフォームKlookは、事業の成長と財務の安定性強化のため、2.1億米ドルの資金調達を完了したと発表しました。今回の資金調達ラウンドは、ベッセマー・ベンチャー・パートナーズ(Bessemer Venture Partners)が主導し、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア(BPEA EQT)、アジア投資ファンドのエイティナム・インベストメント(Atinum Investment)とゴールデン・ビジョン・キャピタル(Golden Vision Capital)、東南アジアの企業投資部門のKrungsri Finnovate(アユタヤ銀行傘下)、カシコン銀行金融コングロマリット(KASIKORNBANK Financial Conglomerate)、SMIC SG Holdingsが参加しました。また、このラウンドにはシティ、J.P.モルガン、HSBCなどの銀行も含まれています。

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アジアにおける多くの市場にとって、2023年は観光客数の顕著な回復とフライトキャパシティの緩やかな回復を伴う旅行回復の元年となりました。まだ市場回復の初期段階にもかかわらず、Klookの事業は目覚ましい成果をあげており、2019年と比較して3倍となる30億米ドルの年換算総予約額を記録しました。さらに、Klookは今年初めに初めて黒字化を達成しました。

共同創業者兼CEOのイーサン・リンは、この快挙を、コロナ後の旅行を見据え地固めをしてきたチームの総合的な努力の賜物だと評価しています。「パンデミックの間、私たちはパートナー事業者のデジタル化や、レンタカーやアウトドア体験商品を含むサプライネットワークの拡大のためのリソースを強化してきました。これにより、パンデミック後の新たな旅行トレンドを力強く捉えることができるようになりました」とイーサンは語っています。

Klookの成功はブランド力の向上においても明白です。顧客獲得と維持の両方でアプリファーストのアプローチを戦略的に構築・活用しており、現在では予約の80%以上がモバイル経由となっています。印象的なことに、2023年に獲得した新規顧客の流入は2019年の2倍以上である一方、リピーターは予約総数の半分以上を占め、このプラットフォームが育んだ持続的な顧客ロイヤルティを実証しています。

「生産性(従業員1人当たりの売上高)の3倍増を含め、今年大幅な増収増益へと導いた強力な事業基盤を活用し、私たちは持続可能な拡大の新たなフェーズに向かっています。アジアはコロナ後の回復の初期段階にあり、2024年のパリ・オリンピックや2025年の大阪万博のような世界的イベントを控えています。消費拡大やデジタルの活用によって、アジアにおける業界見通しは極めて明るいでしょう」と、イーサンは付け加えています。

世界の旅行業界は、2033年までに15兆5,000億ドルという驚異的な規模に急成長すると予測されており、中でもアジア太平洋地域がその急先鋒を担っています。アジア太平洋地域の年平均成長率(CAGR)は11%(2023-2028年)であり、それは北米と欧州のほぼ2倍です。このダイナミックな地域は、急成長する中間層、個人消費の拡大、ユニークな体験に対する需要の高まりによって、世界の旅行市場でよりシェアを拡大していく見込みです。Klookは、アジアの旅行者の間で高まりを見せるイマーシブ・トラベル(没入型旅行)への需要に対応し、アジアへのインバウンド旅行者にベストなアジアを紹介することに引き続き注力していきます。

「私たちは、デジタルに精通し、ユニークな体験をより強く大胆に求める新世代の旅行者に対応し、旅の変革期を切り拓いています。私たちの目標は、旅行者がKlookアプリを通じて簡単に世界を探検できるようにすることです。このワンストップ・プラットフォームは、旅行者を旅先のあらゆるサービスにシームレスにつなげるもので、没入型の体験や便利な現地交通機関を網羅しています」と、Klookの共同創業者兼COOであるエリック・ノック・ファーは語っています。

Klookは成長に向けて新たな資金を戦略的に3つの重要分野に配分します。まず1つ目に商品の革新において、旅行者の利便性とお得度を向上させるため、観光パスの提供を拡大します。2つ目に、Klookクリエイタープログラムを通じてソーシャル・デジタル・マーケティングを拡大し、SNSのユーザー生成コンテンツによる予約を促進します。3つ目に、継続的なAIの統合によるイノベーションを推進します。グーグル・クラウドとの最近の連携により、自動翻訳、コンテンツ生成、顧客サービス・チャットボットなどをカバーする生成AIをプラットフォーム全体に統合する予定です。また、東南アジアで急成長する中間層を取り込み、市場シェアを拡大しながら成長を後押しするため、同地域の新たな戦略的投資家と協力していきます。

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【Klook(クルック)について】
Klookは世界をリードする旅行・レジャー予約サイトです。世界中の観光施設チケットやツアー、交通機関、Wi-Fi/SIM、レンタカー、ホテルまで、旅先で必要なもの全てをお届けしています。2014年の設立以降、いつでもどこでも、旅行者がワクワクする瞬間をサポートしています。
Klook(日本語版):https://www.klook.com/ja/
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.klook&hl=ja
iOS: https://itunes.apple.com/JP/app/klook/id961850126


【日本での実績】
当社は2017年9月に日本法人を設立し、訪日外国人観光客向けの旅行・レジャー商品によるインバウンド事業を開始しました。JTB、JR西日本、JR九州、小田急電鉄ほか多数のパートナーと提携し、180か国以上に広がるKlookユーザーに日本の魅力をアピールしています。2019年4月には日本語版サービスをリリースし、日本人向け海外旅行商品を提供開始。2020年6月に国内の旅行・レジャー商品をリリースし、インバウンド・アウトバウンド双方で培った商品ラインナップや強みのテクノロジーを生かして、日本人の国内旅行・レジャー市場も強化しています。

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