転職サービス「doda」が「仕事満足度ランキング2023」を発表仕事満足度総合の平均点は59.8点(前回比-0.4ポイント)

2023年12月11日(月)12時16分 PR TIMES

〜総合1位は、重要性が高まるDX推進を担う「データサイエンティスト」。はたらき方の自由度も満足度に影響〜

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:加々美 祐介)は、「仕事満足度ランキング2023」を発表しましたので、お知らせいたします。本調査は、20〜59歳のビジネスパーソン15,000人を対象に、現在就いている職種について、「総合」「仕事内容」「給与・待遇」「労働時間(残業・休日など)」「職場環境(社風・周囲の社員など)」の5つの指標別に、満足度を100点満点で回答してもらった結果をまとめたものです。

調査結果詳細: https://doda.jp/guide/manzokudo/
[画像1: https://prtimes.jp/i/16455/370/resize/d16455-370-b4d13e53b34a94c49b23-0.png ]

【調査結果サマリー】
・仕事満足度ランキング総合の平均点は、59.8点。前回の「やや満足」からワンランク下がり「普通」に
…満足度が最も高かったのは「労働時間」、次いで「仕事内容」。最も低かったのは「給与・待遇」。
・仕事満足度ランキング総合1位は「データサイエンティスト」で69.3点
…自分に合ったはたらき方が選びやすいことや、人間関係に満足している人の多さが要因か。
・2位は「財務」で67.7点、3位は「ITコンサルタント(アプリ)」で67.1点
・職種分類では「IT/通信系エンジニア」と「企画/管理」から5職種が総合トップ20にランクイン
…リモートワークやフレックス制度など自由にはたらき方や場所が選べ、専門性を活かせることも影響。

仕事満足度ランキング総合の平均点は、59.8点。前回の「やや満足」からワンランク下がり「普通」に
2023年の仕事満足度ランキング総合の平均点は、2022年から0.4ポイント下がり、59.8点でした。これは、点数目安の「普通」(40〜59点)に当てはまり、前回の「やや満足」(60〜79点)からワンランク下がる結果となりました。
満足度が最も高かった指標は「労働時間」で、最も満足度が低かったのは「給与・待遇」でした。なお、2013年の調査開始時から、「労働時間」のスコアは高く「給与・待遇」が低い傾向は続いています。
具体的には、「仕事内容」が62.2点(前回比-0.3ポイント)で「やや満足」、「給与・待遇」が54.4点(前回比-0.2ポイント)で「普通」、「労働時間」が66.3点(前回比-0.5ポイント)で「やや満足」、「職場環境」が61.3点(前回比-0.6ポイント)で「やや満足」で、総じて前回よりも点数が下落しました。


特に減少幅が大きかった指標は、「労働時間」「職場環境」です。一方で、これらの満足度が高いビジネスパーソンのコメントでは「裁量範囲の広さ」「リモートワーク・フレックス制度など働く場所・時間の自由度」についてよく言及されています。ここから、労働時間やはたらき方の自由さが労働者の満足度の高さにつながっていることが分かります。また、一部では「リモートワークが廃止されたことで満足度が下がった」とのコメントもありました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/16455/370/resize/d16455-370-144c9a4ed4eb151b898b-0.png ]

仕事満足度ランキング総合1位は「データサイエンティスト」で69.3点
「データサイエンティスト」は、主にビッグデータを解析することで、経営に役立つ情報を抽出し、ヒントや気づきになる新しい事象を発見する仕事です。「職場環境」で1位、「労働時間」で6位にランクインし、ともに70点を超えました。「仕事内容」も7位で69.4点と高く評価されています。リモートワーク・テレワークやフレックスタイムなど自分に合ったはたらき方が選びやすいことや、人間関係に満足している人の多さが総合1位という結果につながったと考えられます。

2位は「財務」で67.7点、3位は「ITコンサルタント(アプリ)」で67.1点
2位の「財務」は「給与・待遇」で1位、「仕事内容」で2位、「労働時間」と「職場環境」で4位と、各指標で軒並み上位にランクインしています。コメントでは待遇や福利厚生の良さ、自由な裁量などが理由に挙げられており、専門的な知識を活かせる職種であることも、やりがいや仕事内容の満足度につながっているようです。
3位の「ITコンサルタント(アプリ)」は「給与・待遇」で4位にランクインしています。「仕事内容」「労働時間」「職場環境」では10位に届かなかったものの、いずれも68点台と総じて平均点が高かったことから、総合3位となりました。「データサイエンティスト」と同様に、在宅勤務が可能など、はたらき方の多様性・自由さから「就いてよかった」と感じるという声も多く寄せられました。

職種分類では「IT/通信系エンジニア」と「企画/管理」から5職種が総合トップ20にランクイン
職種分類でみると、上位20位までのうち、最も多かったのは「IT/通信系エンジニア」と「企画/管理」でともに5職種が、次いで「建築/土木系エンジニア」で4職種がランクインしました。
これらの職種に共通して見られたのが、リモートワーク・テレワークやフレックスタイムなど自由なはたらき方・はたらく場所が選べることを満足ポイントに挙げるコメントです。また、専門職としての知識・経験を活かし、裁量を持ってはたらけることが満足度につながっているという意見も目立ちました。ここから、「職場環境」「仕事内容」が今回上位にランクインした職種の満足度につながっていることが読み取れます。

【doda編集長 解説】
2023年の仕事満足度ランキング総合1位は「データサイエンティスト」でした。仕事満足度の点数が高かった回答者からは、その理由として「顧客の経営判断の一助となっている」、また「やりたいことができる」「自由度が高い」といった点が挙がりました。企業のDXがますます進む中で、はたらきがいや、自らが望む仕事に携われていることなどが満足度に寄与していると考えられます。

また、ランキング上位には「IT/通信系エンジニア」の仕事が多くランクインしました。リモートワーク・テレワークやフレックス制度が浸透しており、はたらく場所や時間を自由に選べることや、職場環境の充実などが「就いてよかった」という想いにつながっているようです。

IT技術の普及やコロナ禍などの社会情勢の変化を受けて、仕事のスタイルや価値観の多様化が進んでいます。はたらく人々が、それぞれの“仕事の満足”へつながる要素を再確認することこそが、個々が望む「はたらく」の実現につながるのではないでしょうか。

【解説者プロフィール】
doda編集長 加々美 祐介(かがみ・ゆうすけ)
[画像3: https://prtimes.jp/i/16455/370/resize/d16455-370-2d744684cb00da934201-0.jpg ]

2005年、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア株式会社)に入社。人材紹介事業、転職メディア事業で法人営業、およびマネジメントを担い、一貫して企業の採用支援、個人の転職支援に従事。
2013年にはカルチャー変革の仕組みづくりと推進をミッションとした新規部署を立ち上げ、企業変革を成功に導くためのチェンジマネジメントを主導。2014年には人事部門も管掌し、人事制度企画や採用、異動・配置転換、組織・人材開発など、ビジョンの実現と経営戦略の実行に向けた、戦略人事全般を担う。2019年、新しいマッチングサービスを開発する新規事業開発部門を立ち上げ、本部長に。ダイレクトリクルーティング全般、そしてハイクラス転職サービス「iX」(現「doda X」)の事業・プロダクト開発を牽引。2021年には執行役員に。2023年4月、doda編集長、プロダクト&マーケティング事業本部 事業本部長に就任。

【調査概要】
対象者:22歳〜59歳の男女
雇用形態:正社員
調査手法:ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
調査期間:2023年8月23日〜9月1日
有効回答数:15,000件
※ウエイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施

【データ利用について】
引用・転載の際は、出所が転職サービス「doda」であることを明記し、Webメディアの場合は以下のリンクを張ってください。
転職サービスdoda「仕事満足度ランキング2023」< https://doda.jp/guide/manzokudo/ >

■転職サービス「doda」について< https://doda.jp/ >
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