大阪大学発ベンチャーバーチャリオン、ICJより5000万円の資金調達実施のお知らせ

2023年12月13日(水)21時46分 PR TIMES

10万館のバーチャルミュージアムも同時公開

バーチャルの力で誰もがアートや文化財と身近に触れ合う世界を目指すVirtualion株式会社(本社:東京都、CEO五十里翔吾、以下バーチャリオン)は、インクルージョン・ジャパン(ICJ)を引受先とするJ-KISS型新株予約権の発行により5000万円の資金調達を実施したことをお知らせします。

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技術の概要:現場の需要から生まれたバーチャル技術から、感動を生む体験へ
世の中には、自宅や倉庫などで眠っているアートや文化財があります。 そして、キュレーションスキル(ミュージアム等で文化財やアートの収集・保存・展示に関わるスキル)を持ちながら、それを活かす機会のない人々も多く存在します。バーチャリオンは、大学博物館での経験を元に、誰もが展示を作って公開できるプラットフォーム「Virtualion(R)」を開発しています。このプラットフォームは、キュレーションスキルを活かせる場を提供するものです。資料と人をつなぐことで、誰もが、人類の歴史文化の結晶であるアートや文化財と身近に触れ合うバーチャル時代の新たなミュージアムを創り上げることが我々の使命です。

最近、こんな話がありました。あるコレクターの方が、自ら集めた歴史資料を、これまで防犯と保存の目的で収蔵庫に保管されていました。しかし、それらをバーチャル展示室に展示したところ、これほど嬉しいことはないと涙を流して喜ばれました。バーチャルミュージアムには、アートや文化財の単なるデジタル化を超えた力があると確信しています。

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資金調達の背景および今後の展開:ミュージアム×メタバースで新たなメディアへ
1)ミュージアム向けのバーチャルプラットフォームの高度化
博物館法の改正を受け、ミュージアムのデジタル化への需要は急速に高まっています。バーチャリオンは、デジタルアーカイブとバーチャルミュージアムを連動さそせるシステムを構築し、ミュージアムとのパートナーシップに立脚しデジタル化の先にある展開を支援します。さらに、バーチャル空間の活用により、展覧会開催の障壁を下げることで、ミュージアムとアーティストや研究者との文化的協調の場を実現するサービスをリリースします。

2)だれもが展示を作成できるソフトウェアVirtualion(R)を用いた教育機関向けサービスの実証
Virtualion(R)は、仮想空間に展示を作成するソフトウェアとして特許を取得しています。この技術はすでに学校現場で利用実績がありますが、ユーザー体験の向上を行い、主に教育面にフォーカスし「展示を作りたい」気持ちを持つより多くの方に届けてまいります。

10万館のバーチャルミュージアム
本リリースと連動し、バーチャルミュージアムを駆動するプラットフォームとして、Virtualion.com を立ち上げ、10万館のバーチャルミュージアムを先行公開(β版)いたします。今後、このプラットフォーム上に、2024年9月をターゲットに、ミュージアムの作成・公開機能をドッキングし、誰もが作って身近に感じられる「バーチャルミュージアム」を全面展開してまいります。

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※PC、タブレット、モバイルに対応
バーチャルミュージアム:https://virtualion.com/

株主からのコメント
インクルージョン・ジャパン株式会社取締役/ジェネラルパートナー 吉沢康弘氏よりコメント
AIスタートアップとして名を馳せるオルツ社の前CTO米倉氏は、未来への技術とその応用を見通せる国内屈指の人物として、私が信頼する友人です。その米倉さんが「VRの可能性を最大に活かせる、若き経営者と素晴らしいスタートアップを発見したんです」と、目を輝かせて語ってくれたのがちょうど昨年の年の暮れ。私も、じっくりと話をお聞きし、製品を拝見し、様々な議論を交わす中ですっかり魅了されてしまったのが、当社となります。全国で数万人にのぼる学芸員のみなさんがクリエイターとなり、次々と素晴らしいVRを生み出せる当社への投資と支援が、VRの新たな時代を切り開くことを期待しています。
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進行中のプロジェクト(一部)
・青森県立美術館様との連携プロジェクト(バーチャリオン自体もアーティストとして参加し、2024年4月にリアル・バーチャルを連動させ公開予定)が始動しています。
・大阪府立茨木高校様に、課題研究授業の一環として取り入れていただいております。

導入先ミュージアム・展示プロジェクト(一部)
・大阪大学微生物病研究所「感染症で紐解く生命科学」
https://jupitre-vm.biken.osaka-u.ac.jp
・国際日本文化研究センター共同研究会「身体イメージの創造と展開—医療・美術・民間信仰の狭間で」(2018-2021年度;代表者:安井 眞奈美、ローレンス・マルソー)の成果
「身体イメージの想像と展開—医療・美術・民間信仰の狭間で」
https://bodyimage.virtualion.net/
・翎毛與花果的和諧奏鳴
https://virtualion.github.io/Basen/?path=https://virtualion.github.io/japan-muse/Resources/url/tori.txt
・四国の UMA(未確認動物)たち〜河童・人魚・ツチノコの謎に迫る〜
https://uma.virtualion.co.jp/

会社概要
社名:Virtualion株式会社(英語表記:Virtualion Inc.)
代表取締役 社長 兼 CEO:五十里 翔吾
代表取締役 副社長 兼 COO:小林 祥一
取締役:伊藤 茜
CSO :米倉 豪志
共同創業者・アドバイザー:伊藤 謙
顧問税理士:山田 崇博
所在地:
東京本店:〒104-0053 東京都中央区晴海2-2-42-3612
世界遺産石見銀山ミュージアム支店:〒694-0305 島根県大田市大森町 ハ51-1
会社HP:https://virtualion.co.jp/
設立年:2021年6月11日
「仮想展示システム」は特許取得済(特許番号:第7329863号)です。


本件のお問い合わせ先:広報メールアドレス(担当 小林):info@virtualion.co.jp

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