Adecco Groupが、世界の働き手の意識調査報告書「Global Workforce of the Future」2023年版を発表

2023年12月14日(木)9時16分 PR TIMES

— 生成AIの活用状況をはじめとする様々なトピックについて、世界23か国で調査を実施 —

[画像: https://prtimes.jp/i/1264/892/resize/d1264-892-b7be712792e18ac41b9b-0.jpg ]

世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダーであるAdecco Group(本社:スイス・チューリッヒ、CEO:デニ・マシュエル)は、この度、世界の働き手の意識調査報告書である「Global Workforce of the Future」(邦題:グローバルワークフォースの未来)の2023年版を発表しました。

「Global Workforce of the Future」2023年版は、以下のURLより調査報告書全文(英語、および日本語抄訳版)をダウンロードすることができます。
【英語版】
https://www.adeccogroup.com/global-workforce-of-the-future-research-2023/

【日本語抄訳版】
https://www.adeccogroup.jp/-/media/images/adeccogroup/power_of_work/314/global-workforce-of-the-future-whitepaper_adecco-group_2023_japanese.pdf?la=ja-jp

「Global Workforce of the Future」2023年版では、新入社員から上級管理職まで、世界23カ国のさまざまな業界の働き手合計30,000人を対象に調査を行いました。日本では、全国2,000人が調査対象となりました。本調査報告書は、今後予想される仕事への生成AIの影響を念頭に、生成AIに対する世界の働き手の意識や、生成AIの活用状況および準備状況を明らかにし、世界の働き手が雇用・労働市場におけるトレンドに取り残されることを防ぐための提言を提供することを目指しています。

「Global Workforce of the Future」2023年版の主なポイントと日本に関する記述は以下の通りです。

「Global Workforce of the Future」2023年版の主なポイント
世界の働き手の6割以上が、AIが仕事にもたらす影響について肯定的な考えを持っている

生成AIによって職を失うかもしれないと考えている世界の働き手はわずか7%であり、生成AIが仕事にもたらす影響を低く見積もりすぎている可能性がある

生成AIの利用は広がっているが、企業による働き手へのガイダンスが不足している

日本は他国に比べて働き手による生成AIの活用が遅れており、利用率は23か国中21位だった

世界の働き手による生成AIの活用は、時間短縮や作業の効率化にとどまっており、生成AIの力をフルに活用できていない

現在の職場にとどまりながらスキリングを受けることを求める働き手が、世界で増加している

生成AIの広がりとともに、感情的知能(EI)をはじめとするヒューマンスキルを磨く必要性が高まっている

燃え尽き症候群がまん延しているため、企業は従業員のさらなるウェルビーイング向上に取り組む必要がある



「Global Workforce of the Future」2023年版の日本に関する主な記述
「Global Workforce of the Future」2023年版では、日本の働き手2,000人も調査対象になっています。報告書では、日本の働き手は生成AIの活用が遅れていることが明らかにされています。日本の働き手は、「現在、仕事で生成AIを使用している」と答えた回答者の割合が全体の54%と、世界平均の70%に比べて16ポイント低く、調査対象となった23か国中21位という結果でした。

Adecco Groupの日本法人であるアデコ株式会社が、2023年10月に日本全国の会社員1,600人を対象に行った調査でも、同様の結果が出ています。この調査によると、「現在の仕事で生成AIをどれくらいの頻度で使っているか」という質問に対し、「まったく使っていない」が57.1%、「週1回未満」が10.9%という結果でした。また、活用の頻度も低く、「常に使っている」と「1日に何回か使っている」と答えた回答者を合わせても1割程度でした。

Adecco Group CEOデニ・マシュエルのコメント
「Global Workforce of the Future」2023年版について、Adecco Group CEOのデニ・マシュエルは、次のようにコメントしています。「仕事の世界は、ジョブ型経済からスキル型経済へとシフトしており、生成AIの急速な広がりによってこの変化が加速しています。2023年版の『「Global Workforce of the Future』は、生成AIの利用が増加しているにもかかわらず、トレーニングを含むガイダンスが不足していることや、教育訓練へのアクセスの機会にギャップがあることを明らかにしました。また、テクノロジーの変革を受け入れてキャリアの流動性を高めながら、働き手のスキルと能力の向上に関する取り組みを強化し、従業員のウェルビーイングを守ることが、企業にとって急務であることも浮き彫りにしました。現在の世界は、テクノロジーの進化によって、非連続的かつ大きな変化が絶え間なく起こっていますが、その一方で、人財の重要性はかつてないほど高まっています。従業員に重点を置く企業こそが、将来への適応力を確保できる可能性がもっとも高いと言えるでしょう」


Adecco Groupについて
Adecco Groupは、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダーとして、働くすべての人々のキャリア形成を支援すると同時に、人財派遣、人財紹介、アウトソーシング、コンサルティングをはじめ、企業の多岐にわたる業務を最適化するソリューションを提供しています。日本においては、アデコ株式会社、AKKODiSコンサルティング株式会社、AKKODiSビジネスサポート株式会社の3つの法人と、Adecco、LHH、AKKODiS、Pontoonの4つの事業ブランドを通じて、人財派遣、アウトソーシング、コンサルティング、人財育成・組織変革をはじめとするサービスを提供し、すべての働く人々のキャリア開発を支援するとともに、企業の多岐にわたる業務の最適化と業績向上をサポートします。


アデコ株式会社について
アデコ株式会社は、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダー、The Adecco Groupの日本における主な法人のひとつです。コンサルテーションを通じ、すべての働く人々のキャリア形成を支援すると同時に、人財派遣、人財紹介・転職支援、アウトソーシング、HRコンサルティングなど、企業の多岐にわたる業務を最適化するソリューションを提供します。アデコ株式会社は、日本におけるAdecco Groupのビジョンである「『人財躍動化』を通じて、社会を変える。」の実現を目指し、さらなるサービスの強化に取り組んでいます。当社に関するより詳しい情報はhttps://www.adeccogroup.jpをご覧ください。

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