講談社の2作品が第170回芥川龍之介賞、直木三十五賞の候補作に選ばれました!

2023年12月14日(木)10時46分 PR TIMES

芥川賞に小砂川チト「猿の戴冠式」が、直木賞に加藤シゲアキ『なれのはて』がノミネート!

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本日、公益財団法人日本文学振興会より、第170回芥川龍之介賞、直木三十五賞の候補作が発表され、講談社から2作品がノミネートされました。

【第170回芥川賞】
小砂川チト『猿の戴冠式』(「群像」2023年12月号掲載/2024年1月19日発売予定)
[画像2: https://prtimes.jp/i/1719/5703/resize/d1719-5703-164d1f12fa2e3c957679-2.jpg ]

<あらすじ>
ある事件以降、引きこもっていたしふみはテレビのなかに「おねえちゃん」を見つけ動植物園へ。言葉を機械学習させられた類人猿ボノボ”シネノ”と邂逅し、魂をシンクロさせ交歓していく——”わたしたちには、わたしたちだけに通じる最強のおまじないがある”。

【第170回直木賞】
加藤シゲアキ『なれのはて』(2023年10月25日講談社刊)
[画像3: https://prtimes.jp/i/1719/5703/resize/d1719-5703-8d371cf4eb11f63a12a8-1.jpg ]

<あらすじ>
テレビ局員の守谷京斗は不本意ながら異動したイベント事業部で、不思議な古い絵に出会う。同僚の吾妻李久美とともにその絵を使った「たった一枚の展覧会」を実施しようと試みるものの、許可を得ようにも作者も来歴もわからない。裏に書かれた「イサム・イノマタ」という署名を手がかりに絵の正体を調べていくと、秋田のある一族の秘密にたどり着く。そして1945年8月15日未明に起きた「最後の空襲」の土崎空襲。現代まで続く戦争の傷跡を紐解きながら、一枚の絵と人間の宿命を描くミステリ。

第170回芥川賞・直木賞選考会は、2024年1月17日(水)午後4時より、築地・新喜楽で行われます。

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◆小砂川チトさん プロフィール◆
(こさがわ・ちと)1990年岩手県盛岡市生まれ。慶応義塾大学文学部卒業、同大学院社会学研究科心理学専攻修了。
2022年、「家庭用安心坑夫」で第65回群像新人文学賞を受賞、同作が第167回芥川賞候補作となる。著書として『家庭用安心坑夫』(講談社)がある。

◆加藤シゲアキさん プロフィール◆
(かとう・しげあき)1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒業。2012年1月『ピンクとグレー』で作家デビュー。2021年『オルタネート』で第42回吉川英治文学新人賞、第8回高校生直木賞を受賞。「NEWS」のメンバーとして活躍しながら作家としても精力的な活動を続けており、評価を高めている。他の著書に『閃光スクランブル』『Burn.−バーン−』『傘をもたない蟻たちは』『チュベローズで待ってるAGE22・AGE32』(全2冊)、エッセイ集などに『できることならスティードで』『1と0と加藤シゲアキ』がある。

<公式サイト/公式X>
「なれのはて」公式HP http://narenohate.kodansha.co.jp
「なれのはて」公式Xアカウント @narenohate_kds

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