保育士は保護者トラブルも多い!?実に7割以上は経験ありと回答。その実態は?

2023年12月19日(火)12時47分 PR TIMES

保護者からの高圧的な態度や、保育園への要求の多さに困惑する声が多数

有料職業紹介事業を展開するSimple株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:大嶋 琢人)は、保育士さんに関する調査を行いました。

様々な社会的背景から、保育士不足は今や大きな社会問題となっています。

保育士は、子どもと接するだけでなく、イベントの準備をしたり保護者とのコミュニケーションをとったり、とても業務の幅が広く多忙な仕事と言われています。

保育士だからという訳ではありませんが、忙しく仕事に取り組む中で起きた事象がトラブルに発展してしまうケースもあるのではないでしょうか?

特に保護者とのトラブルに発展するケースも少なくないようです。
大切なお子さんを預けている保護者からすると、保育園でお子さんがどう過ごしているのか、保育士がどう接しているのか、色々と気になってしまうものだと思います。

今回は、実際にあった保育園でのトラブルや保護者の方とのコミュニケーションへの意識について調査を行っていきましょう。

<調査概要>
調査概要:保育士さんに関する調査
調査期間:2023年12日4日(月)〜2023年12日5日(火)
調査機関:WEBアンケート(設問選択・記述式)
調査対象:保育士
調査人数:100人


トラブル経験がある保育士は7割以上!具体的にどんな内容?


[画像1: https://prtimes.jp/i/54509/11/resize/d54509-11-0c9e87a3b830036cdf1d-0.jpg ]

はじめに、保護者とのトラブルを経験したことがあるか伺ったところ、「数える程度だがある(44.0%)」「何度かある(31.0%)」という回答が集まり、実に7割以上の方はトラブル経験があることがわかりました。

丁寧に仕事に取り組んでいても、ちょっとした認識のズレやコミュニケーションの行き違いからトラブルに発展してしまうことが多いのかもしれません。

トラブルといっても、様々なケースがあると思いますが、具体的にどのような内容なのでしょうか?
伺ってみたところ、以下のような回答が集まりました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/54509/11/resize/d54509-11-1da3d4128451f6b56767-0.jpg ]

実際の声
・子どもが友達と喧嘩した際、軽い擦り傷をしてしまい報告したのですが、どうして喧嘩をみていなかったのかという話になりました
・友だち同士のケンカで自分の子は悪くないと親が介入してくる
・子供がケガをしてしまった際にちゃんと見ていなかったからとクレームがあったり、別の保育士と比べられてクレームがきたり…
・子どもが持ってきてはいけないものを内緒で持ってきて友達に渡していたこと
・連絡帳に書いた内容について、違う捉え方をされた
・自分の子どもの発表会の衣装が気に入らないからやめて欲しいというクレーム
・提出物の確認不足で保護者と行き違いになってしまった
・行事に対する事。コロナで保護者を入れない事への反発
・お迎え時間がルーズなことを指摘したら、役所に苦情を訴えられた

提出物やお迎えなど日常的なやり取りの中からうまれるものや、子ども同士の喧嘩、行事や発表会に関するものなど、原因は様々あることがわかる結果となりました。

保育士にとって、子どもとの接し方だけでなく、保護者とのコミュニケーションも仕事を円滑に進めるうえで重要なポイントになってくるようです。


トラブルにはリカバリーも重要!まずは話をしっかり聞くこと


保護者とのトラブルは多くの方が経験していることがわかりました。
ここからは、保護者の特徴やトラブル発生時の行動について伺っていきましょう。
[画像3: https://prtimes.jp/i/54509/11/resize/d54509-11-31168dbfbb4b61da6d37-0.jpg ]

対応に困る保護者の特徴について伺ったところ、「高圧的な態度をとってくる(67.0%)」「保育士・保育園への要望が多い(67.0%)」「保育士の話を聞かない(52.0%)」という回答が上位に挙がりました。

密にコミュニケーションをとることが重要ではあるものの、対等に会話ができない状態になってしまうと保育士も困ってしまうようです。
保護者に対する連絡事項の伝達が適切にできませんし、なによりお子さんの保育園での様子を伝えることも難しくなります。

保護者側からすると保育園や保育士に多くを求めたくなる気持ちもわかりますが、そこはある一定の配慮と線引きが必要になるのかもしれません。

このようなトラブル発生時には何らかの対策を行う必要がありますが、具体的にどのような対応が必要になるのでしょうか?

[画像4: https://prtimes.jp/i/54509/11/resize/d54509-11-357a6e081797ce661966-0.jpg ]

保護者とのトラブルが発生した際の行動で、特に大切だと思うことについて伺ったところ、「保護者の話を最後まで聞く(81.0%)」「謝罪と感謝の気持ちを伝える(65.0%)」「事実確認と正確な情報を伝える(60.0%)」という回答が集まりました。

まずは保護者の話に耳を傾けることで、考えや要望を吸い上げることができるため、まずは話を聞くことが大切なようです。
保護者としても伝えたいことをしっかり最後まで聞いてもらえた、というだけで気持ちが少し落ち着くのかもしれません。

話を聞くだけでなく、保育士側から正確な情報を伝えることも、トラブルが大きくならないために必要になってきます。

また、もちろん内容によっては謝罪が必要な場面もあるため、その際には非を認めたり指摘に対して感謝を伝えたりする必要もあるようです。


保護者からの嬉しい言葉をもらうことも!保育士はやりがいのある仕事


[画像5: https://prtimes.jp/i/54509/11/resize/d54509-11-01e9a3276d14e0ff2499-0.jpg ]

ここまで、トラブルに関する内容を中心に聞いてきましたが、逆にありがたいと思う保護者の特徴について伺ったところ、「保育士とのコミュニケーションが丁寧(81.0%)」「決まりや時間を守ることができる(71.0%)」「他の保護者や子どもに対して友好的(54.0%)」という回答が集まりました。

丁寧にコミュニケーションを取ってくれることで、保育士も冷静に正確な情報を共有することができるのかもしれません。
また、保育園側にも業務スケジュールがあるため、決まりや時間を守ってもらうことで、滞りなく業務ができます。

他の保護者や子どもと良い関係性を築いてくれることも、親同士・子ども同士のトラブル防止や回避に繋がるため、保育士にとってはありがたいポイントになるようです。

[画像6: https://prtimes.jp/i/54509/11/resize/d54509-11-2597734e2df56feae1fd-0.jpg ]

保育士がありがたいと思う保護者の特徴が明らかになりましたが、具体的な内容についても伺ってみましょう。
保護者とのやり取りの中で、嬉しかったことやありがたいと感じたことについて伺ったところ、以下のような回答が集まりました。

実際の声
・小学校を卒業する際に、感謝の手紙をくれたこと
・信頼関係を作っていたので卒園の時にありがとうと言ってもらえたこと
・子どもの成長を共有し、感謝を伝えてくれること
・いつもありがとうございますと声をかけてもらったり、子どもがお家でも園での様子を楽しそうにお話していたりすることや、先生のことが大好きなんですと教えてもらうと嬉しくなる
・体調不良などはきちんと伝えてくださる
・名前を覚えて呼んでくれる。先生が大好きだから保育園に喜んで行ってくれると言うエピソードをきいた時
・発達について指摘した際、驚かれたが、最終的には感謝してもらえた
・夕方のお迎えで保護者様も疲れていると思うのに、お子様の報告を笑顔で聞いてくれる

家庭でお子さんが話していたことを共有してくれたり、紳士的な対応をしてくれたりと、素敵なエピソードが集まりました。

保育士を務める上でトラブルもありますが、このように嬉しい出来事も多く、やりがいのある仕事であるといえそうです。

[画像7: https://prtimes.jp/i/54509/11/resize/d54509-11-110ced1c0e4ca398aa58-0.jpg ]

最後に、保護者と良好な関係を構築するうえで大切なこと・気を付けていることについて伺ったところ、「各家庭や保護者の事情を理解する(75.0%)」「子どものその日の出来事や様子をマメに伝える(68.0%)」「適切な言葉遣いや振る舞いを心がける(67.0%)」という回答が集まりました。

保育園には様々な事情を抱えているご家庭もありますが、保育士がしっかり理解しその場に応じた対応をすることで、事前にトラブルを防ぐこともできます。

また、日中の子どもの様子をマメに伝えることで保護者も安心することができ、保育園や保育士個人に対する信頼にもつながるようです。


トラブルは多いが適切な対応で子どもを守り、保護者と良好な関係を築くことが重要


今回の調査で保護者の方とのトラブルや嬉しかったエピソードが明らかになりました。

保護者とのトラブルを経験したことがある方は全体の7割以上と多く、日々の業務の大変さが伝わってくる結果となりました。

一方で、感謝されることもあり具体的なエピソードの中には、保護者だけでなく子どもからも信頼されている様子がわかる内容が集まりました。

大変な労働環境で働く保育士の方もいますが、今回の調査からわかるようにやりがいも感じることができる仕事だということがわかりました。

今後保育士を目指している方や、現役保育士の皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。


Simple株式会社の紹介


[画像8: https://prtimes.jp/i/54509/11/resize/d54509-11-3c10a8bb983ec688ddb4-7.png ]

当社は「自身の介在がすべての人のより良い未来に繋がっているか」を理念に、関わるすべての人にポジティブな影響を与えながら事業を展開しています。
高い生産性を生み出す仕組みを活かし、社内外問わず、有意義な価値を創ることに注力してまいります。

■運営サービス
[画像9: https://prtimes.jp/i/54509/11/resize/d54509-11-7ac81bb067f9df708c5d-7.png ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/54509/11/resize/d54509-11-03507566efb83eaa022a-7.png ]

保育士や幼稚園教諭に特化した転職支援サービス『しんぷる保育』と、栄養士・管理栄養士に特化した転職支援サービス『しんぷる栄養士』を運営しています。

『断りづらい雰囲気で、いつの間にか話が進んでいた』
『信用して転職してみたら、聞いていた話と違った』

このような転職活動における失敗を少しでも減らし、一人でも多くの求職者の方の「Happy」な転職を実現するため、保育士さんや栄養士さんと事業者さんを第一に考える紹介会社として『しんぷる保育』『しんぷる栄養士』は誕生しました。

「顧客満足度の高い人材会社」であることを掲げて社員一同取り組んできた結果、ありがたいことに両サービスあわせてGoogleの口コミ投稿数は400件以上、全体で4.8の評価をいただいています。

今後も、ひとりでも、ひとつでも多くの「Happy」を生み出していけるよう邁進して参ります。

しんぷる保育:https://simples.co.jp/simple-hoiku/
しんぷる栄養士:https://simple-eiyoushi.com/entry/sp_91/

■採用案内
Simple株式会社では新たな仲間の採用も強化している最中です。
シンプルかつユニークなオフィスで一緒に会社を盛り上げてくれる方、ぜひご連絡をお待ちしております。
採用情報:https://simples.co.jp/recruit/

■会社概要
社名:Simple株式会社
本社所在地:東京都品川区東五反田5-23-7 五反田不二越ビル4・5階(受付5階)
代表者:大嶋 琢人
HP:https://simples.co.jp/
事業内容:保育士/幼稚園教諭に特化した転職支援サービス『しんぷる保育』
     栄養士に特化した転職支援サービス『しんぷる栄養士』

PR TIMES

「保育士」をもっと詳しく

「保育士」のニュース

「保育士」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ