女性アスリート向けに「プレコンセプションケアと不妊治療」セミナーを実施。8割以上の方が不妊治療や卵子凍結について「調べたことがない」と回答。

2023年12月20日(水)16時46分 PR TIMES

mederiスポーツアンバサダー第4回セミナーで現役産婦人科医が解説。

オンラインピル診療サービス『mederi Pill(メデリピル)』を展開するmederi株式会社(東京都目黒区、代表取締役:坂梨 亜里咲 以下、当社)は、2023年12月4日(月)に、mederiスポーツアンバサダーに参画する6チームへ向けて第4回セミナー「プレコンセプションケアと不妊治療について」を実施しました。
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セミナー概要

・日時:2023年12月4日(月)19:00-20:00
・開催方法:zoomウェビナー
・テーマ:「プレコンセプションケアと不妊治療について」
・参加対象:mederiスポーツアンバサダーに加入する6チームに所属の女性アスリート
・参加チーム名(順不同):東京ヴェルディ 女子ホッケーチーム、FCふじざくら山梨、KYOTO TANGO QUEENS、法政大学体育会水泳部、中京大学体育会水泳部、至学館大学水泳部

アジェンダ
・登壇者紹介とセミナーテーマについて
・女性アスリートとプレコンセプションケア
・約5.5組に1組が悩む不妊治療について
・卵子凍結について

登壇者


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郡 詩織 (こおり しおり)先生
産婦人科専門医、がん治療認定医
山形大学医学部卒業後、東京医科歯科大学病院、総合病院土浦総合病院、青梅市立総合病院を経験。
mederiではオンラインのピル処方や、妊活サポート事業など幅広く事業に関わっている。



セミナーレポート

第4回セミナーでは「プレコンセプションケアと不妊治療について」をテーマに、産婦人科医の先生をゲストにお話ししました。

プレコンセプションケア(Preconception care)とは、将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことをいいます。妊娠を計画している女性だけではなく、すべての妊娠可能年齢の女性にとって大切なケアです。

本セミナーに向けて実施した事前アンケートでは、「競技に取り組む中で、生理時の痛みを我慢することはありますか?」という項目で、「ある(73%)」「以前はあった(16.2%)」が合わせて9割近くに及びました。またストレスに関しては、「鍛錬期(オフシーズン)(10.8%)」よりも「試合のある時期(シーズン中)(56.8%)」の方が強く感じる人が多い傾向です。そのような中、産婦人科へ行く頻度については、「行っていない(38.9%)」「1年以上に一回(22.2%)」が合わせて6割以上を占めるなど、非常に少ない頻度であることが分かりました。

上記の結果を共有し、郡先生からプレコンセプションケアの対象範囲や具体的なチェック項目、定期的に受診してほしい検査について解説をいただきました。一般的に、生理痛を抱える女性の一定数が、不妊症の一因でもある「子宮内膜症」を発症していると言われています。事前アンケートの結果から、女性アスリートの方は小さな痛みやストレスに耐えるシーンも多いと思われますが、生理時に身体面・精神面での負担を感じる場合は産婦人科を受診する習慣を作ることが大切です。プレコンセプションケアを意識的に行うことは、将来、ご自身の選択肢を増やすためにも重要と考えます。

続いて、不妊治療、卵子凍結についてお話ししました。事前アンケートでは、「将来、妊娠出産を希望しますか?」という項目で8割以上が「はい(81.1%)」と回答した一方で、「不妊治療や卵子凍結について調べたことはありますか?」という項目で、「いいえ(83.8%)」が大多数に。郡先生からは、不妊の検査や治療を受けたことのあるカップルは 5.5組に1組というデータ(※)をご紹介し、女性の不妊症の原因、不妊治療の一般的な流れについて解説しました。

また、卵子凍結のメリット・デメリット、具体的な金額感や、助成金などについても共有させていただきました。卵子凍結は必ずしも全ての人に必要なものではないという前提の上で、ご自身のライフプランを34歳から逆算した時に、不妊予防の1つの選択肢としての卵子凍結について20代のうちから知識を得ることは大切だと考えます。
※データ参考:第15回出生動向基本調査/国立社会保障・人口問題研究所(2015年)

事前アンケート詳細

「競技に取り組む中で、生理時の痛みを我慢することはありますか?」という項目では、「ある(73%)」「以前はあった(16.2%)」が合わせて9割近くという結果に。
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ストレスは、「鍛錬期(オフシーズン)(10.8%)」よりも「試合のある時期(シーズン中)(56.8%)」の方が強く感じる人が多いという傾向がある。
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産婦人科へ行く頻度については、「行っていない(38.9%)」「1年以上に1回(22.2%)」が合わせて6割以上を占める。
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回答者の80%以上が、将来、妊娠を「希望する(81.1%)」。
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「不妊治療や卵子凍結について調べたことはありますか?」という項目では、「いいえ(83.8%)」が大多数に。
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スポーツアンバサダーの取り組みについて

mederiスポーツアンバサダーは、あらゆるジャンルのスポーツに取り組む女性アスリートを対象に、生理/PMSをはじめとした女性の健康課題を年間サポートすべく、一般公募で参画チームを募集するかたちでスタートしました。社会課題でもある女性の生理/PMSに関する悩みを多くの方に知っていただくとともに、環境に左右されずに安心して活動に取り組むことのできる機会提供を目指します。
mederiスポーツアンバサダーに採用された女子スポーツチームには、2023年から約1年間、選手への個別オンラインピル処方、産婦人科医による健康相談サポートのほか、年4回実施予定の健康セミナーなど、選手・指導者双方がご参加いただけるプログラムを無償でご利用いただける特典を提供いたしました。
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mederi Pill(メデリピル)について

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。
※mederi Pillは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです
※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います
https://mederi.jp/


[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54252/83/54252-83-3adbe2939ae5322c7cd6b27f38a5c843-1270x710.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]mederi株式会社
【会社概要】
より女性が生きやすく暮らしやすく、働きやすい社会にむけて。
すべての女性が自分の体のことをきちんと知り、大切に、愛でられるように。安心、安全を追い求めながら、心と体のバランスを整えるためのサービスを提供するフェムテックカンパニーです。会社名:mederi株式会社
代表者:代表取締役 坂梨 亜里咲
所在地:東京都目黒区大橋2-22-6 唐木ビル5F
設立日:2019年8月1日
URL:https://mederi.jp/<取材や調査内容に関するお問い合わせ先>
mederi株式会社 広報 : https://contact.mederi.jp/corporate

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