都市ガススマートメーターの供給エリア全域への導入について【東京ガスネットワーク】

2023年12月21日(木)17時16分 PR TIMES

 東京ガスネットワーク株式会社(社長:沢田 聡、以下「東京ガスネットワーク」)は、2024年1月より、都市ガススマートメーター(*1)(以下「スマートメーター」)を供給エリア(*2)全域に導入します。2019年3月より一部の地域においてスマートメーターの先行導入(*3)を行っていましたが、2024年1月より対象を供給エリア全域に拡大し、現在設置されている都市ガスメーター(*4)(以下「ガスメーター」)の検定満期の取り換え(*5)や新設等の機会に設置を行うことで、2030年代前半の導入完了(*6)を目指します。

 主に家庭用で広く使用されているガスメーターは、マイコンメーターと呼ばれ、お客さまのガス使用量の計量機能に加え、高度な保安機能を持ち、ガス漏れ等の緊急時や地震・風水害等の災害時に保安上重要な役割を果たしてきました。従来のガスメーターに無線機能を付加することで「遠隔検針(*7)」「遠隔操作(*8)」「遠隔データ収集」を可能としたのがスマートメーターです。
スマートメーターの導入により、敷地内に検針員が入らなくても自動で検針が可能となるほか、ガスの開閉栓を遠隔で行うことにより、緊急時や災害時の保安・レジリエンスの更なる強化に寄与することが可能です。

[画像1: https://prtimes.jp/i/21766/994/resize/d21766-994-fd878388a4e83a40e7d0-0.jpg ]

 また、都市ガス事業者だけでなく、他業界の企業や行政等とも連携し、スマートメーターが収集する様々なデータの活用による「新たな価値・サービスの創出」に貢献します。

 東京ガスネットワークは、スマートメーターを通じて「保安・レジリエンスの更なる強化」や「新たな価値・サービスの創出」等、社会課題の解決や人々の生活の向上を図り、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。

*1:遠隔通信が可能となった無線機付きマイコンメーター。
*2:東京ガスネットワークの供給エリアはこちら。https://www.tokyo-gas.co.jp/network/gas/kyoukyuu_area/index.html
*3:一部対象地域におけるスマートメーターによる遠隔検針の開始について(2021年5月31日)https://www.tokyo-gas.co.jp/news/topics/20210531-01.html
スマートメーターによる遠隔検針対象地域拡大のお知らせ(2023年1月30日)https://www.tokyo-gas.co.jp/network/news/2022/topics/20230130-01.html
*4:16号以下のメーターが今回のスマートメーター切り替えの対象です。
*5:都市ガスメーターは、計量法により検定有効期限が定められているため、東京ガスネットワークが定期的に取替えます。お客さまの費用負担はありません。
*6:設置できない世帯を除きます。
*7:安定的に通信できることを確認し、順次遠隔検針へ切り替えていきます。通信状態やその他都合によっては、当面の間、従来通りの検針方法で実施することがあります。
*8:遠隔操作の対象業務や開始時期は今後検討します。
*9:一部のスマートメーターに実装予定です。
*10:SI値(Spectral Intensity、スペクトル強度)は、地震動の破壊力(強さ)を表す指標のひとつです。

【参考】
■スマートメーターによる遠隔検針の仕組み
 スマートメーターは、通信キャリアネットワーク(*11)と特定小電力無線(*12)を使用して通信します。ガス使用量等のデータを無線通信で中継器に集約し、東京ガスネットワークのシステムに通信キャリアネットワークを通じて送ります。

[画像2: https://prtimes.jp/i/21766/994/resize/d21766-994-4105866e3bc0b6a74ef9-1.jpg ]

*11:通信キャリアが提供するLTE等の通信回線。
*12:免許不要で小容量のデータを通信するために定められた周波数帯域を利用する無線装置。

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