物流業界の2024年問題対策に!段ボール箱の積み付けロボット「低全高マルチパレタイザー PXL」新発売 ~多段積み付けながら30%低全高化~

2023年12月27日(水)11時0分 @Press

株式会社スター精機(所在地:愛知県丹羽郡、代表取締役社長:塩谷 陽一)は、段ボール箱の積み付けロボット「ロボットパレタイザー PX」の新シリーズ「低全高マルチパレタイザー PXL」より、「PXL-1535」を2023年11月29日〜12月2日に東京ビッグサイトで開催された「2023国際ロボット展」にて発表、実演いたしました。

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低全高マルチパレタイザー PXLシリーズ「PXL-1535」

■新製品「PXL-1535」について
新製品、低全高マルチパレタイザー PXLシリーズ「PXL-1535」は、スタンダードモデルPXWと比較し積付け高さを維持したまま、約30%の低全高化が最大の特徴になります。低全高化のメリットとしては、パレタイザー設置にあたり、必要となりがちな搬入間口や、天井高さの改造工事の必要がなくなること。パレタイザー単体の設置工事2日間と短期で設置可能です。
これにより、PXシリーズ「手軽に導入できるロボットパレタイザー」がより一層身近になり、様々な事情であきらめざるを得なかった「積付け自動化」を実現する新機種が誕生しました。

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30% 低全高化 PXL-1535


■物流業界“2024年問題”対策に
2024年問題の中に、工場運用パレットと運送用パレットのサイズ違いによる載せ替え問題があります。従来はドライバーが工場用14パレットから運送用11パレットに積み替えをしていましたが、国土交通省の働き方改革からパレットの積み替え全てをドライバー任せにすることが難しくなります。PXLは前後ストローク350ミリメートルをオプション延長により、工場用T14パレットから運送用T11パレットへの載せ替えも容易です。

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低全高マルチパレタイザー PXL

<導入事例>
さまざまな業種・業態での導入が進んでいます。
・配送センター
・プラスチック製品
・化粧品
・医薬品
・食品
・飲料
・各種部品等

段ボールの他にもペール缶、番重等での実績もあります。


■低全高パレタイザー PXTシリーズの後継機も登場
<A3サイズまで対応可能な「PXT-1220A」>
「低全高パレタイザー PXTシリーズ」は、従来ではA4サイズまでの製品に対応していましたが、後継機となる「PXT-1220A」は、今回のマイナーチェンジにより、A3サイズまでの対応が可能となり、製品サイズの範囲を拡充いたしました。好評をいただいている低全高2m、キャスター付属でらくらく移動仕様は従来通りです。

<マルチパレット対応機能を持つ「PXT-1220+」>
現行「PXT-1220」標準仕様では、パレットサイズはT11型のみですが、「PXT-1220+」では、T11型〜T14型までが、標準対応となります。安全カバーと引き込みコンベア一体型となっているため、導入が容易です。
現在、「PXT-1220+」を体験できるデモ機の貸し出しを計画中です。

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低全高パレタイザー PXTシリーズ PXT-1220+

■当社のロボットパレタイザーについて
(1)「省スペースによる生産性向上」
今までパレタイザーが使えなかった狭い現場でも自動化が実現します。
(2)「ストロークアレンジが可能」
積付け高さに合わせたストロークアレンジが可能です。
(3)「安価にご提供」
当社の主力製品との共通部品化等で安価なご提供を可能にしました。
(4)「省エネに貢献」
可搬重量からの最適機種選定でムリ・ムダの無い最適機種を選定します。
(5)「短い設置工事」
※PXL、PXWは、ロボットパレタイザー単体であれば、設置工事は2日で終わります。
(6)「移動が可能」
※PXTは、キャスターで移動ができます。電源/エアーをつなげばすぐに使えます。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/379147/LL_img_379147_6.jpg
パレット搬入

■当社製作ロボットハンドの一部をご紹介
ロボットハンドのパーツの品揃え1,400点以上の自社ブランド「アインツ」が、お客様のワークにあった専用ハンドを製作させていただきます。

・一般ダンボール
「吸着パッドハンド」軽量〜重量段ボール対応
・ミシン目付き段ボール
「上面スポンジ吸着ハンド」缶ビール用段ボール/ペットボトル用段ボール
・差し込み式段ボール
「把持ハンド」農産物等の差込段ボール/蓋のあるケース
・材料袋
「吸着ハンド・すくいハンド」米・小麦等の材料袋/プラスチック材料袋
・通函
「爪ハンド」工業製品の通函/ビン等の通函


【スター精機について】
■カーボン・ニュートラル時代をリードする『直交ロボット総合メーカー』へ…
スター精機は、射出成形品の取出ロボットでは世界トップクラスのメーカーです。取出ロボットを中心に、工場内の自動化・関連装置やロボットハンド関連の各種パーツを開発・製造販売しています。
近年は、直交ロボット総合メーカーとして、取出ロボットで長年培った技術を活かし、物流現場の中でも特に人手がかかるパレタイジングの工程の自動化や、ロボット走行軸ユニット等、さまざまな分野の直交ロボットを手掛けています。
射出成形機用取出ロボットでの豊富な経験と実績を活かし、あらゆる分野での最適な“ロボットシステム構想”を提案いたします。

■会社概要
社名 : 株式会社スター精機
本社・工場 : 〒480-0132 愛知県丹羽郡大口町秋田3-133
代表者 : 代表取締役社長 塩谷 陽一
設立 : 1964年5月18日
資本金 : グループ総資本金 29億93百万円(2022年12月現在)
事業内容 : 産業用ロボット(主に合成樹脂成形用取出ロボット)
FA機器等の開発設計・製造・販売・修理・点検・保守
ホームページ: https://www.stertec.co.jp/~star/


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