【2022年版】待ちきれない!映画館で観たいハリウッド大作と必見俳優たち

2022年1月4日(火)11時0分 シネマカフェ

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(C) 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C)J.K.R.

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何度目にしたか、もはや数えきれない「公開延期」の文字…。2022年は少しずつ状況が変わっていきそうで、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)、DCユニバースのヒーロー映画の新作や、大ヒットシリーズの最新作などが続々と控えている。

ただし、あくまでも現在の公開“予定”。散々待たされたからこそ、映画館のスクリーンで出会いたい作品と注目俳優をピックアップした。


『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』1月7日(金)公開

トム・ホランドがピーター・パーカー/スパイダーマンを演じる最新作。過去シリーズのヴィランたちが大集結する一方、実生活でも交際しているというゼンデイヤ演じるMJとのラブストーリーも気になる。ピーターはMJの手をつかむことはできるのか?

そして、トム主演のスパイダーマンシリーズは今後も続くというが、果たしてどうなるのか。本シリーズや『ヴェノム』シリーズなどを手がけてきた女性プロデューサー、エイミー・パスカルが関わるアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編『SPIDER-MAN:ACROSS THE SPIDER-VERSE(PART ONE)』も2022年公開が決定している。


『ハウス・オブ・グッチ』1月14日(金)

レディー・ガガとアダム・ドライバーが同じ画面に収まる、しかも夫婦役というだけでファンには垂涎ものだが、グッチ家の栄光と崩壊を描いたリドリー・スコット監督による手腕が凄まじい。『モービウス』のジャレッド・レトが特殊メイクによって大変身している点にも要注目。


『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』1月28日(金)公開

ウェス・アンダーソン監督の記念すべき10作目。「フレンチ・ディスパッチ誌」の4つのストーリー=企画にそれぞれ主役級キャストが集う。注目は、パリの学生運動家を演じるティモシー・シャラメやリナ・クードリといったフレッシュな初参加俳優陣。


『355』2月4日(金)公開

ジェシカ・チャステイン、ルピタ・ニョンゴ、ダイアン・クルーガー、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビンと、それぞれ華々しいキャリアを持つ各国の実力派俳優たちが精鋭エージェントに。クールな女性たちのスパイアクションや変装、駆け引き、そしてシスターフッドには期待しかない。


『ゴーストバスターズ/アフターライフ』2月4日(金)公開

元祖ゴーストバスターズの孫(まご)世代が活躍。『gifted/ギフテッド』『キャプテン・マーベル』のマッケナ・グレイスがギークな少女となり、祖父の“プロトンパック”を受け継ぐ。よくよく見れば、亡きハロルド・ライミスが演じたイゴン・スペングラー博士にそっくり!? その兄役は「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のフィン・ウルフハード。


『ドリームプラン』2月23日(水・祝)公開

大坂なおみも尊敬する、テニス界の最強姉妹ビーナス&セレーナ・ウィリアムズ。その父親を演じた主演のウィル・スミスや、母親役のアーンジャニュー・エリス、ビヨンセ書き下ろしの主題歌はアカデミー賞にも絡んでくる可能性大。姉妹役の新星サナイヤ・シドニーとデミ・シングルトンにも注目。


『シラノ』2月25日(金)公開

「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞を4度受賞したピーター・ディンクレイジが、ジョー・ライト監督が描き出すミュージカルに挑む。『マグニフィセント・セブン』『Swallow/スワロウ』ヘイリー・ベネットのロクサーヌ役は新鮮かも。


『THE BATMAN ーザ・バットマンー』3月11日(金)公開

もう“『トワイライト』の”ロバート・パティンソンじゃない! “新バットマン”となった彼が、怒りや憎しみを隠そうとしない未熟なダークヒーローをどう演じるのか。ゾーイ・クラヴィッツ、コリン・ファレル、ポール・ダノほか、『エターナルズ』のバリー・コーガンの参加も楽しみ。


『ナイトメア・アリー』3月25日(金)公開

ギレルモ・デル・トロとアカデミー賞受賞作『シェイプ・オブ・ウォーター』チーム、奇妙なサーカス団と読心術師ブラッドリー・クーパー、精神科医のケイト・ブランシェットですでにワクワク。この顔ぶれの豪華さは、ある意味“アベンジャーズ”映画かもしれない!?


『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』4月8日(金)公開

魔法ワールドの最も偉大な魔法使いダンブルドアの秘密(若き日の恋?)が明かされる。公開延期や降板騒動などを経た本作は、マッツ・ミケルセン版グリンデルバルド、エディ・レッドメイン演じるニュートの魔法動物ダンス、闇堕ちクィニー(アリソン・スドル)&マグルのジェイコブ(ダン・フォグラー)の愛の行方など、見どころ満載。


『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』5月公開

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後を描く、2022年マーベル・スタジオの劇場公開最新映画。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも登場したマーベルの最強の魔術師ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)が、“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開けてしまう…。

ディズニープラスで配信中「ワンダヴィジョン」のエリザベス・オルセン演じる“スカーレット・ウィッチ”、Netflixシリーズ「ベビー・シッターズ・クラブ」の新進気鋭ソーチー・ゴメスが演じる“アメリカ・チャベス”が大きな鍵を握る。監督は前作のスコット・デリクソンから、最初の『スパイダーマン』シリーズを手がけたサム・ライミにバトンタッチ。


『トップガン マーヴェリック』5月27日(金)公開

度重なる公開延期を経て、トム・クルーズの出世作の続編が日米同時公開。ブレイク俳優の起用に長けたトムが選んだ次世代パイロットの1人、「シカゴ・ジャスティス」「THE GOOD COP/グッド・コップ」のモニカ・バルバロに期待。


『バズ・ライトイヤー』7月公開

「無限の彼方へ、さぁ行こう」でお馴染みの『トイ・ストーリー』のバズ。その“モデルになったヒーロー”を主人公にした壮大な世界に期待大。キャプテン・アメリカ役で知られるクリス・エヴァンスが声を演じる。

▼日本公開日はまだ未定ながら、スーパーヒーロー大渋滞!?
『モービウス』1月28日全米公開


11月に解禁された予告編では、『スパイダーマン』『ヴェノム』とのリンクを色濃く感じさせるシーンが続々。今作も何度も公開延期になったが、ジャレッド・レトのモービウスがようやく放たれる…。


『アンチャーテッド』2月18日全米公開

世界的人気ゲームシリーズの映画化で、トム・ホランドがトレジャーハンターを演じる。スパイダーマンやビリー・エリオット、さらにフレッド・アステアの伝記映画の主演にも決まったトムは、その優れた身体能力を今作でも存分に発揮するはず。「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」「THE 100/ハンドレッド」タティ・ガブリエル、「グレイズ・アナトミー」「ザ・ワイルズ 〜孤島に残された少女たち〜」のソフィア・アリが共演。


『Bullet Train』(原題)4月8日全米公開

伊坂幸太郎の原作「マリアビートル」をブラッド・ピット主演、『ファイト・クラブ』や『オーシャンズ11』などで長年ブラッドの“スタントダブル”だった『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督がメガホンをとって映画化。

真田広之やマシオカほか、『キスから始まるものがたり』のジョーイ・キング、『ウォールフラワー』のローガン・ラーマン、『デッドプール2』のザジー・ビーツ、『エターナルズ』のブライアン・タイリー・ヘンリーらが集結し、マリアビートル役を演じるのはサンドラ・ブロック。

なお、サンドラ主演、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフら共演の謎解きコメディ『ザ・ロストシティ』(2022年公開)にはブラッドが出演している。


『ジョン・ウィック4』(仮題)5月27日全米公開

『マトリックス レザレクションズ』が話題のキアヌ・リーブスのもう1つの代表作。4作目にはドニー・イェンや真田広之ほか、ロンドンを拠点に活動するリナ・サワヤマが出演。次世代のファッションアイコンであり、レディー・ガガ本人が作成した国際女性デー記念のApple Musicプレイリスト「Women of Choice」に楽曲が選ばれたり、あのエルトン・ジョンとコラボしたりと“世界が放っておかない”日本人アーティスト。


『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』(原題)6月10日全米公開

『ジュラシック・パーク』のオリジナルキャスト、アラン・グラント(サム・ニール)、エリー・サトラー(ローラ・ダーン)、イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)の3博士の再結集が嬉しい。クレア(ブライス・ダラス・ハワード)の恐竜保護団体で働く、“恐竜医”ジア・ロドリゲス役はダニエラ・ピネダが続投。実写版「カウボーイビバップ」のフェイ役を演じた。


『ソー/ラブ・アンド・サンダー』(原題)7月8日全米公開

タイカ・ワイティティが監督する『マイティ・ソー』第4弾は、ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが新たなソーに扮し、ヴァルキリー役テッサ・トンプソン、ネビュラ役カレン・ギラン、ピーター・クイル役クリス・プラットらと共演。シフ役のジェイミー・アレクサンダーも復帰する。かつてバットマンだったクリスチャン・ベイルがヴィラン。

前作同様の“寸劇”が今回もあるようで、マット・デイモンやルーク・ヘムズワースのほか、本編でケイト・ブランシェットが演じた“ヘラ”をメリッサ・マッカーシーが演じるらしい!?


『ブラック・アダム』(原題)7月29日全米公開

シャザムの宿敵とされるダークヒーローが主人公。昨年10月に開催された「DCファンドーム」にて主演ドウェイン・ジョンソンがDCユニバースのヒエラルキーの変化を示唆、最新映像が初公開された。『007』シリーズのピアース・ブロスナンほか、『好きだった君へのラブレター』のノア・センティネオ、『透明人間』のオルディス・ホッジ、「トリンケット〜小さな宝物〜」クインテッサ・スウィンデルが対抗するヒーローチームを演じる。


『ミッション:インポッシブル7』(原題)9月30日全米公開

今作も撮影自体が何度か中断したが、『トップガン マーヴェリック』と連続公開が実現した。毎回、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントのアクションは度肝を抜くとはいえ、今度も過去最高を更新した模様。

レベッカ・ファーガソン、ヴァネッサ・カービー、MCUのペギー・カーター役で知られるヘイリー・アトウェル、同じくマンティス役のポム・クレメンティエフ。さらにマーク・ゲイティスやインディラ・ヴァルマら、海外ドラマでおなじみのキャストも明らかになっている。


『ザ・フラッシュ』(原題)11月4日全米公開

『ジャスティス・リーグ』(2017)に登場したエズラ・ミラーが演じるフラッシュの単独主演映画は、『IT/イット』シリーズのアンディ・ムスキエティが監督。コロナ禍に撮影され昨年10月に撮了を報告している。

注目は、メリッサ・ブノワが演じてきたTV版のスーパーガールとは別の“映画版スーパーガール”が初登場すること。演じるのは、アメリカの長寿ソープオペラ「The Young and the Restless」(原題)に2018年から出演しているコロンビア系の新星サッシャ・カジェ。“マルチバース”が描かれるという今作は、バットマンとしてマイケル・キートンやベン・アフレックが登場するともいわれる。ロバート・パティンソン版『THE BATMAN ーザ・バットマンー』との関連はない。


『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(原題)11月11日全米公開

テイ・チャラ/ブラックパンサー役の故チャドウィック・ボーズマンの代役を立てるかどうか、署名運動が起こっている本作。シュリ役のレティーシャ・ライトをはじめ、ナキア役のルピタ・ニョンゴ、オコエ役のダナイ・グリラらが再集結。旧FOX映画『ファンタスティック・フォー』(2005)などに登場したドクター・ドゥームがヴィランでは? という噂がある。


『アクアマン・アンド・ロスト・キングダム』(原題)12月16日全米公開

ジェイソン・モモアを一躍有名にした『アクアマン』の続編。9月にはダークな色味の新しい「ステルス・スーツ」をInstagramで公開していた。キャストにはメラ役アンバー・ハードやブラックマンタ役ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世に、マーベルドラマ「ワンダヴィジョン」にも出演したランドール・パークの名も。「POSE/ポーズ」のインディア・ムーアらが新キャストとして加わる。


『アバター2』12月16日全米公開

ジェームズ・キャメロン監督の2009年の大ヒット作続編がついにお披露目か。サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、『ドント・ブリーズ』のスティーヴン・ラングに加え、ケイト・ウィンスレットやミシェル・ヨーらが参加。主な舞台は神秘の星パンドラの海になり、水中モーションキャプチャによる最新テクノロジーが使用されるようだ。3作目は2024年、4作目は2026年、5作目は2028年と全5作からなる壮大なサーガが予定されているが、この状況下ではどうなるか。期待して待ちたい。

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