【インタビュー】「普段はもっとふざけてます」神木隆之介が“神木隆之介”を演じて気づいた世間のイメージと素の自分の違い

2022年1月7日(金)7時45分 シネマカフェ

神木隆之介「WOWOWオリジナルドラマ 神木隆之介の撮休」/photo:Maho Korogi

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神木隆之介は、常に神木隆之介であることに疲れないのだろうか?

いや、神木さんに限らず、俳優やタレント、有名アスリートに政治家…人前で何かをすることを生業とする者であれば誰もが、TV番組や映画、報道などを通じて人々から勝手な“イメージ”を持たれるものではある。

ただ、神木さんが他の人々と異なるのは、子どもの頃から現在(28歳)に至るまで、ほぼ休むことなく俳優として活動し続けてきたことで、子どもの頃からのイメージが長く、そして深く人々の中に根付いているということだろう。いまなお、神木さんを“息子”や“孫”を見るような視線で“見守っている”人も多いし、「明るくて人当たりもよく、演技も上手でしっかりしている」という完璧なイメージを抱いている人も多いだろう。

そんな<人々がイメージする>“神木隆之介”そのものを主人公としたドラマ「神木隆之介の撮休」が1月7日より毎週金曜よる11時からWOWOWにて放送・配信となる。物語はあくまでフィクションだが、神木さんが演じるのは神木隆之介本人。突然、翌日が撮休(=撮影がお休み)となった神木さんの姿をオムニバス形式(全8話)で描いている。あくまで脚本家が書いたセリフだが、まさに上記のような人々が抱くイメージについて言及されるシーンや「初対面の人からも『神木くん』と呼ばれるんですよね…」とボヤキ気味に語るシーンも…。果たしてこの“本人”役に神木さんはどう挑んだのか?

神木隆之介を演じる上で「役作りは全くしなかった」

——最初にこの「神木隆之介の撮休」の企画を聞いて、台本を読んでの印象は?

台本のト書きに「神木、○○する」とかあったり、自分の名前が台本にあるって、普段はないことなので不思議な気分になりましたね。他の人たちはみんな役名なので、みんなは僕のことを「神木」と呼んで、僕はみなさんを役名で呼ぶという(笑)。

他人の撮休を他人が考えてくれるって、なかなかない発想だなと楽しく読ませていただきました。(8話で)それぞれ色が違うなと感じながら読みました。

——あくまで脚本家が書いたフィクションではありますが、神木さんが演じるのは神木隆之介本人。神木隆之介を演じる上で、いわゆる役作りなどはあったんでしょうか?

役作りは全くしなかったです。でもあえて意識したのは、“ちゃんと”しゃべらないようにしようということ。もちろんセリフはあるんですけど、人間って考えながらしゃべるじゃないですか? “役”を背負うと伝えないといけないことが明確に出てくるので、変なところで途切れたりしたらダメだけど、今回はノンフィクションにも思えるような物語を作っていただいたので、ちゃんと考えつつしゃべっていても、ところどころ、たどたどしかったり、「僕だったらこういうしゃべり方だな」というしゃべり方——芝居をしているというより、僕が私生活でしゃべっている雰囲気で見せたいなということは意識しました。

——ある意味で、ここで描かれている神木さんの姿は、人々が抱くパブリックイメージであったり、脚本家がイメージする撮休の神木さんだと思いますが、本人としてはどう受け止めましたか?

みなさん、本当に“好青年”に描いてくださって、ありがとうございます(笑)! (劇中の神木さんは)ちゃんとしてる人間ですね。どこにもクズ感がないですよね、本人と違って(笑)。

これまで共演者の方に「もっとおとなしい人間かと思ってた」「意外とうるさいんだね」とか言われたことはありましたけど(笑)、そういうのとは違って、脚本家のみなさんが作品を通して僕のイメージを「あなたってこうだよ」と伝えてくださっていて、その意思が作品で届くというのはおもしろかったですね。「こう見えているんだなぁ…」って(笑)。

わりとちゃんとした人間で、あんまり、ふざけてないですよね。本来の神木はもうちょっとふざけてますね。(劇中の神木さんは)真面目でまっとうな意見を言うキャラクターだったなと思います。ということは、世間のみなさんのイメージとしても、あまりふざけない感じなんですかね? 「コメントもちゃんとしてるし」みたいなセリフも出てきましたけど「そういうイメージなのか…」とは思いましたね。

あと、(普段の神木さんは)あんまり自分のことはしゃべんないかもしれないですね。第4話「夢幻熊猫(むげんぱんだ)」の中でも姪(長澤樹)に「役者ってさ…」みたいなことを言ったりしてますけど、そういうことはあんまり言わないかな? 実際に姪もいるし、最近その姪が「女優になりたい」って言い始めたらしいんですけど、僕は「いいんじゃない?」って。やってみなきゃわかんないし、この仕事に限らずどんな仕事でもつらいことはあるだろうし。想像していたよりつらかったらやめてもいいし、やってみないとわかんないから「がんばれ〜」みたいな感じです。この(エピソード)の中では真面目な叔父ですよね。

本来は「普通のちょっとテンション高い28歳」

——「それはちょっと違うぞ」と否定したい、壊しておきたいパブリックイメージはありますか?

僕は、お調子者ですよ(笑)、本当に。すぐふざけるんですよ。外(=仕事)では余計なことは言わないというだけです。落ち着きもないですし「普通のちょっとテンション高い28歳だよ」ってことは言っておきたいですね。周りからは「まあまあ、もう28歳なんだから、無駄にテンション高くしないでもうちょっと落ち着けよ」って言われるかもしれないですけど(笑)。無駄なこと、ふざけることが好きな人間なんです。

——周りのイメージと本当の自分のギャップで悩んだりしたことはないんでしょうか?

それは全くないですね。そんなに苦しんだりってことはなくて、お会いする相手の方がどんなイメージを持たれていても、実際に会って話していることが真実だと思っているし、会った時から新しく(イメージを)構築していけばいいと思っているので、そんなに気にしたことはないですね。

——“国民の息子”のようなイメージを持たれたり、「完璧にそつなく何でもこなす」というイメージを持たれることもあるのではないかと思いますが…。

そういうイメージを気にしたことはないんですよね。逆に「なんでこんなに褒められてるんだろう?」って思います(笑)。「え? そんなに過大評価をしていただいて…ありがとうございまーす(笑)!」って感じですね。かといって、それをプレッシャーに感じるってこともないですし。

——“いい人”のイメージを持たれやすそうですし、意地悪な言い方をすると「挫折を感じたこともないし、コンプレックスもないんでしょ?」とか思われがちですけど、実際にコンプレックスを抱くことは?

あります、あります! 「もっと身長が高ければなぁ…」とか「(新田)真剣佑くんとか(山崎)賢人くんみたいな顔になりたかったなぁ…」って思いますもん(笑)。「背が高いと服も似合うし、いろんな髪型も似合うでしょ。いいなぁ」って思います。

なぜか僕の周り、背が高くてカッコいいやつばっかりが揃ってるんですよ。過去に「イケメンたちに囲まれて神木、ハーレム状態」とかって記事が出てたのを読みましたから(笑)。志尊淳くんとかもそうですし、主人公性のある人たちばかりが周りにいて「目の保養になるなぁ」「心が浄化される」と癒されつつ「いいなぁ…。うらやましいな…」とか思ってますね。それはずっとコンプレックスですね。



縁のある俳優&スタッフとのドラマ製作が実現

——今回、神木隆之介役を演じたことで気づいたこと、発見したことはありましたか?

やっぱり、普段の自分ってちょっとテンション高いんだなって思いましたね(笑)。しゃべることが好きなんだなと思いました。素の自分と一番近かったのが第7話の「友人の彼女」かな? 結構セリフが多かったですよね。井之脇海くんが親友役で、萩原みのりさんが海くんの彼女で、僕が海くんと仲が良すぎて彼女が嫉妬するというお話で。井之脇海くんとの思い出をずっとしゃべってるというシーンがありましたけど、あのテンションは(自分と)近かったと思います。たしかにしゃべるなって。

実は、僕も同じような環境にいたことがあって(笑)、親友とすごく仲が良くて、毎日のように遊んでて、毎日一緒にゲームをやってたんですよ。ふと「この人、彼女とかいないのかな?」って思ったんです。いや、いた場合、どうなんだろう? 俺がかなり独占してるぞ…って。

その親友が最近、結婚したんですよ。だから(彼女が)いたんですよ。すごく申し訳ないじゃん!って思って(苦笑)。奥様にも挨拶をさせていただいたんですけど「隆さんとの関係を壊したくないので、どうぞ私のことは気にしないでいままで通り、誘ってやってください」って言ってくださって、すごく優しいなと思いつつ…「でも彼女いたんだ!?」って(笑)。

あと、もう別の仲良い友人の話ですが、カラオケを一緒に行き過ぎて、他の人に「今日空いてる? あぁ、でもどうせ神木くんと遊ぶでしょ?」とか「神木くんは大丈夫?」って聞かれるって言ってました。一番優先されてるらしいです(笑)。

——今回、全8話でいろんな監督、俳優さんとご一緒しましたが、特に思い出深かったことや出会いは?

いっぱいあるんですけど、第6話の「ファン」には松重(豊)さん、田中(要次)さんも出てくださっているし、なんなら大塚明夫さんですよ!(ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズの)スネークが出てくれたんですよ? YouTubeで以前、ゲーム配信でコラボさせていただいて、その時に「お会いしたいですね」と言ってたらこうやってお会いできたんです。しかも、エピソードの中の神木も大塚さんが演じる声優・小野寺修吾のファンという設定で、僕も大塚さんのことは大好きなので、リンクするところがあって嬉しかったです。

あとは矢本くん(悠馬/第3話「捨てる神あれば」)もそうですし、仲野太賀くん(第8話「遠くにいる友人」)、成海璃子ちゃん(第2話「嘘から出た何か」)も藤原季節くん(同)もそうだし、仲のいい人たちが出てくれて楽しかったですね。

監督の森ガキさん(オープニングと第3話「捨てる神あれば」、第6話「ファン」の演出担当)は、志尊淳くんとSNSで制作してた映像でご一緒したことがあったんですけど、「本格的に映像で一緒にできたらいいね」とか言ってたらこの作品でご一緒できたので、すごく嬉しかったです。繊細な画ですけど、すごく自由にさせていただいて、またご一緒できたらいいなと思います。

子役出身の苦労や葛藤は「全く意識したことない」

——毎回、冒頭で明日が撮休になったと知らせるマネージャー役を池田鉄洋さんが演じています。もしも、池田さんが現実でも神木さんのマネージャーだったら…?

メッチャ楽しいと思います! 鉄洋さん、本当に優しいですからね。あんなに優しい人いないですよ。映画『屍人荘の殺人』のとき、矢本悠馬くんは「イケテツ」って呼んで、僕は「鉄洋」ですよ(笑)? そんなの許してくれる年上の人、いますか(笑)? 僕がたまに「イケテツさん」って呼んだら「いや、鉄洋でいいよぉ。そっちのほうが落ち着くから」って(笑)。メッチャ良い人です。

今回の企画の打ち合わせの段階で「誰と仲が良いか?」といったリサーチがあったんですけど、マネージャー役が必要ということで「誰か候補はいますか?」と聞かれたので、迷わず「池田鉄洋で!」と(笑)。

——劇中の関係性が池田さん演じるマネージャーが「神木さん、すいませーん…」という腰の低い感じで、その関係性も毎回、面白いですね。

実際、僕と鉄洋さんもそういう“プロレス”をできる関係性なんですよね(笑)。

——神木さん以外では、第1話の「はい、カット!」で共演された安達祐実さんだけが唯一、本人役で出演されていて、“元子役”ということについて語り合います。本人同士でフィクションの作品でお芝居をするのはいかがでしたか?

楽でした(笑)。安達さんのことを「安達さん」って言えるので。初めてお会いしたのが、何年か前にスタジオで、たまたますれ違ったんですけど、僕が小声で「あ、おつかれさまです」と言ったらペコってしてくれて。僕は休憩で、安達さんは楽屋からスタジオに入る、ちょうどスイッチを入れる時で、僕は心の中で「うわっ! 安達祐実だ!」と思ってました(笑)。「やべぇ!」って。

これは今回、ご本人にも伝えたんですけど、ちょうどスイッチが入ったのか、なんか“気迫”があったんですよ。「やっぱり違うな、安達祐実は」って。今回、ご一緒すると聞いて「あの気迫で来られたらとんでもないことになるな…」と思ってたんですけど、おそるおそる話しかけたらすごくニコニコとお話してくださって、すごく優しい方でした。「初めてお会いしたとき『やべぇ、安達祐実だ!』って思ってました」って言ったら、笑ってくれました(笑)。

——このエピソードでは、子役出身の俳優ならあるのかも?と思わせる架空の“シンドローム”が描かれますが、神木さん自身は普段からこれは職業病だなと感じることはありますか?

あります。ふとした瞬間に「カメラがここにあったら、こう撮っているだろうな」「引きだったらこうで、寄りだったらこうだろうな」というのが頭に浮かびます。

歩きながら音楽を聴いてても「この曲だったら、こうやって歩いてるシーンに合うな」とか「この曲が主題歌なら、こういう物語がいいな」とか思いながら歩いてます。それはクセですね。「こういう物語、画の質感で、いま自分が歩いてるカットはスローで…」とか想像しちゃいます。

——このエピソードの中の神木さんのように、現実とお芝居の区別つかなくなることはありますか?

たしかに、いま言ったような「こういう映像だな」とか考えてる時は基本、ボーっとしてますね。レジで支払いをしてる瞬間も「でもこっちから撮っているなら、こう見えるだろうな」とか「こういう角度で映ってるな」とか考えてて、「ありがとうございました」って出ていく時に「あ、やばい。いま楽しかったけど……あ、ちゃんと買ったか」みたいにはなりますね。

——ちなみにそうやって妄想するとき、「カメラがここにあるなら、顔の向きをもう少しこっちに向けた方がいいな」と考えて動かすことなどは…?

します(笑)! 「いま、この向きなら…」とか目線をちょっとずらしたり…。

——劇中のように「子役出身だからこそ、どこかで一皮むけないと」みたいな焦燥や葛藤を抱えたことはなかったんですか?

それはなかったです。全く意識したことないですね。何も考えてこないで生きてきちゃったんで(笑)、周りの人が大変だったみたいです。「子役からやってきた俳優は(大成するのは)大変だよ」という俗説みたいなものが芸能界にはあるので「どういうブランディングで、どんな作品に出て…」みたいなことはマネージャー陣が考えてくれていて。僕は何も考えずに台本を渡されたらとりあえず頑張るという姿勢でやってきたので、僕自身は大変ではなかったし、自分の見え方とか「このまま20代もいけるか?」みたいなことも全く考えてなくて、のんきでしたね。



実際に撮休になったらやりたいこと「カラオケが第一優先」

——もしも、実際に急に「明日、撮休です」となったら、どんな1日を過ごしますか?

午後まで寝て、ダラダラ風呂入って、誰かと一緒にカラオケいけないか探って、誰もいなかったらひとりで行って……。そうなんですよ…(苦笑)。パブリックイメージと全然違うかもしれませんが…。

——何はともあれカラオケは最優先事項で外せないんですか?

第一優先ですね。「何かした」という、“抗い”なんですかね? カラオケが。1日の中で、かろうじて何かした——「カラオケ行った」と言えるように、行っちゃいますね。

——ちなみにカラオケに行ったらどんな歌を?

毎回、必ず歌うのは桑田佳祐さんの「可愛いミーナ」、あとは「シカバネーゼ」(jon-YAKITORY)とかボカロ系の曲ですかね。ボカロ系の曲を歌い手さんが結構、歌っていて、そのキーを調べられたりもするので、それで歌ったり。他にもいろんなジャンルを歌いますね。

——外出などをせず、何もしないで過ごすということはないんですか?

できるだけイヤですね。まあ、外に出ないとなると、1日中ゲームしてますね。「FF(ファイナルファンタジー)XIV」の「暁月のフィナーレ」という新しいストーリーが増えたので、今後はそれをやりながら籠もることになるんだろうなぁ…と思いますけど。ちゃんとPCの横に冷蔵庫があって、飲み物も冷やせるんでね(笑)。

2022年は2021年で得たものを「活かす」1年に

——これまで過ごした撮休の中で、最も良い過ごし方をしたなと思える過ごし方は?

(しばらく考えて)…ないですね。ないなぁ…(笑)。急に撮休になっても買い物と…
あぁ、コロナ前ですが、秋葉原に行って、好きなアニメグッズを漁ったり、帰りにカラオケに行ってアニソンを歌ったりしたのは楽しかったです。

——劇中でも「神木隆之介を演じてるんだろ?」みたいなことを言われますけど、素に戻れる瞬間ってありますか?

ゲーム、カラオケ…。まあでも友だちといるときは素だなって思います。別に普通にいるんでね、一都民なんで(笑)、そんなに意識したことはないですけど。まあ、お店で「神木さま、4名様!」と呼ばれた時は、席に座るまで意識しましたけど(苦笑)。普段はあまり何も意識してないですね。

——先ほど、誰も集まれなかったら一人で…とおっしゃっていましたが、「おひとりさま」でカラオケや食事に行くことはわりとあるんですか?

ありますね。こないだの舞台の大阪公演の休演日には一人で焼肉に行ってきましたよ。おいしかったです。

全然、気にせずにひとりで行けちゃいますね。ちょっと寂しいけど「でも、ひとりでもできるしなぁ」と思うと、ササっとなんでもひとりでやっちゃうんですよね。

——現実には撮休どころか、忙しい日々を過ごしているかと思いますが、多忙な中で気持ちを切り替えたり、リラックスのために大事にしていることはどんなことですか?

友だちとのご飯。あとは趣味ですね。YouTubeを見たり、ゲームしたり、そこは夜更かししてでもやりますね。時間がない時ほど遊びたくなるんですよね(笑)。「時間があるときに遊べばいいじゃん!」って思いますけど人間、時間がある時ほどボーっとしちゃうんですよ(苦笑)。本当にワガママでないものねだりなんですね。時間がない時に限って、誰かと会いたくなったり遊びたくなるものなんです。だから時間がない時こそ、一緒に友達とご飯を食べたり、ゲームしたり、ひとりでも趣味をやってますね。そこは睡眠時間を削ってでも。

——本作を含め、この1年も多くの作品に出演され、多彩な活動をされてきました。改めてふり返って、どんな1年でしたか?

すごく大きな刺激をもらいましたね。ドラマ「コントが始まる」で始まって、特に菅田(将暉)くんと仲野太賀くんは「お芝居って楽しいことがいっぱいあるんだな」ということを気づかせてくれた2人ですし、あの作品に出られてよかったなと思います。

それから、最近まで舞台(「パ・ラパパンパン」松尾スズキ演出)をやらせてもらいましたけど、まさかの2度目の舞台で、初めての舞台(「キレイ−神様と待ち合わせした女−」)の時とは全く違う、博学でセリフの多い役で「これは無理だよ!」「できるのかな?」と心配だったんですけど、みなさんの支えもあって無事にやることができました。

あきらめかけていたことをやり遂げることができたというのが、自分の中の“強み”になったし、すごく大きなものを教えてもらえた1年だったと思います。それを2022年にどう活かせるか? 勝負だなと思います。もちろんやってみて、活かしきれなかったら、それはそれでいいとも思っていて、「活かそう」と思うことが大事なので、とりあえずあがいてみます!

「WOWOWオリジナルドラマ 神木隆之介の撮休」
WOWOWにて1月7日(金)放送・配信スタート(毎週金曜よる11時〜放送・配信/各話放送終了後、WOWOW オンデマンドにてアーカイブ配信)。
【WOWOWプライム】第1話無料放送/【WOWOWオンデマンド】無料トライアル実施中。

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