大泉洋「撮影の前に受けるんです」 撮影前の“講習”にスタジオ驚き 橋下徹氏からの指摘に表情失う
2025年1月19日(日)21時30分 スポーツニッポン
俳優の大泉洋(51)が、19日放送の日本テレビ系「行列のできる相談所」(日曜後9・00)にゲスト出演し、コンプライアンスをめぐる経験談を明かした。
この日は「令和の法律相談SP」と題し、橋下徹氏、北村晴男氏ら人気弁護士たちも出演。大泉は「セクハラだ、パワハラだと言われますけど、一体何を言ってはいけないとか難しいわけですよ。私は考えないでしゃべりますから」と打ち明け、笑いを取った。
映像作品では、トラブルを未然に防ぐために講習があるケースが多いという。大泉が「映画の撮影の前に受けるんです、講座を。こういうのは全部セクハラですとか」と明かすと、スタジオから驚きの声が上がった。
MCの「フットボールアワー」後藤輝基は「各作品ですか?」と目を丸くしながら質問。大泉は「そうです。リスペクト講座といって、“これはセクハラです、これはパワハラです”って。飲み会で裸になる…これはセクハラです。非常に嫌だと思う人がいるので」と説明した。
大泉はその弁護士に尋ねたという。「私は…冗談ですよ?冗談で言ったんです。“誰も裸にならない飲み会はちっともおもしろくないから、非常に不快だって訴えたらどうなるんですか?”って言ったら、その弁護士さんが“…1日考えさせて下さい”って。いやいやいやいや、冗談ですよ!冗談です!」と笑わせた。
共演する子供たちの呼び方にも、細心の注意が必要だという。「女性に“何々ちゃん”とか、ちゃん付けをやめて下さいって。刑事のドラマをやってて、小学生の女の子を見つけた時に“誰々ちゃん!”って(言ったら)、“ちゃんはやめて下さい。さんでお願いします”って。“誰々さん!誰々さん!”って(言わないといけない)。何かね、ピンとこない。やっぱり」と首をひねっていた。
セクハラの話では、東野幸治から「もう“胸大きい”は絶対言わない…」と振られた。大泉は「もう、というか、若いころも言ってない。“いいね!胸大きいね〜!”、言わない。若いころから言わない。昔から言ってない」と必死に否定していた。
「やせたね」という呼びかけについては、4人の弁護士のうち3人がセクハラととらえられる可能性を指摘した。橋下氏が「たとえば大泉さんが、こういう現場でそういう発言をすると、プロデューサーとか局の方から“そういうタレントは呼ばないでおこう”と、職場環境を整えるということになりつつある」と忠告すると、大泉は表情を失っていた。