『カラーパープル』シスターフッドが「命綱に」アリシア・キーズ「Lifeline」が鳴り響く特別映像
2024年1月29日(月)16時0分 シネマカフェ
新鋭ブリッツ・バザウーレ監督が、希望と自己肯定を求める女性たちの姿をエモーショナルにとらえ、キャストたちの圧巻の歌声が観る者の心を奮い立たせる力強いミュージカルとなった本作。
今回解禁となった映像はピアノ演奏で幕をあけると、プロデューサーのオプラ・ウィンフリーが登場。「この映画はパワーを与えてくれる。嬉しい気分になるし、キャストが最高!」だと満面の笑み。
ゴールデン・グローブ賞(以下GG賞)ミュージカル・コメディ部門主演女優賞にノミネートされたファンテイジア・バリーノが演じる主人公セリー、夫によって引き離されてしまう妹のネティ(ハリー・ベイリー)、セリーの人生を変える歌姫シュグ(タラジ・P・ヘンソン)、GG賞およびアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたダニエル・ブルックスが演じる自立した強い女性ソフィアらが紹介されていく。
ファンテイジアが「傷を癒して立ち直る物語。そういう時こそ女友達(sisters)が必要なの」と語ると、タラジが「共感できる登場人物が必ずいる」と続ける。強い意志で自分の生き方を貫くソフィア役のダニエルは、「一生心に残る映画」だと、この作品には忘れられない感動があると熱いコメント。
主人公のセリーが「私は生きている」と力強い言葉を放つ本編映像に続くクライマックスでは、躍動感に溢れるゴージャスなミュージカルシーンが続く。
結びには、セリーやシュグ、ソフィアらの先輩たちに影響されて、歌手になる夢に向かって一歩を踏み出すスクイーク役で長編映画デビューを飾ったH.E.R.が「観て体験してほしい」と熱烈にレコメンドする内容となっている。
このエモーショナルな楽曲「Lifeline」を提供したアリシア・キーズは、「この映画は姉妹や女性同士の絆が大変な時に相手の命綱(Lifeline)になることを描いている。『カラーパープル』の一部として曲をお披露目できて、感無量だった。元気が出る映画。苦しいことがあっても乗り越えられることを表現している。映画から溢れ出る美しさに魅了されるはず」とコメントを寄せている。
『カラーパープル』は2月9日(金)より全国にて公開。