堀江貴文氏 自身の発言巡るTBS「サンジャポ」謝罪にXで反応「謝罪はむしろ行き過ぎだと思いました」
2025年2月3日(月)13時5分 スポーツニッポン
実業家の堀江貴文氏(52)は3日、自身のSNSを通じ、2日放送のTBS「サンデー・ジャポン」内の自身の発言に対し言及した。
堀江氏は1日、自身のYouTubeチャンネルで元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏と対談。その内容を2日生放送のサンジャポで披露する場面があった。生放送中に「昨日(YouTubeで)上げた長谷川さんの体験談とかを聞いている限り、なるほどなと思った」こととして「フジテレビだけが、アナウンス室が編成局の下にある」と発言。「編成局員の先輩がいっぱいいる、新人アナは下っ端なんです。だから先輩に言われると逆らえない。構造として」と伝えた。
同じく、長谷川氏から聞いた言葉として「フジテレビ・デビュー」とのワードを紹介。「大学デビューとか高校デビューとか、それまでイケてなかった子がフジテレビに入った瞬間に、“テレビに出てるアナウンサーは後輩だからいつでも呼べる”ってことを言ったりするっていう」とし「そういう構造の中でいろんなことが行われている」などと語っていた。
番組ではその後、TBS良原安美アナウンサーが「“フジテレビだけアナウンス室が編成局の下にある”という趣旨の発言がありましたが、フジテレビに限った話ではございません」と伝え謝罪した。
民放キー局では日本テレビがコンテンツ戦略局、テレビ朝日がコンテンツ編成局、テレビ東京がコンテンツ戦略局の下にアナウンス部を持ちフジは編成制作局の下にアナウンス室がある。いずれもテレビ局で一般的な「編成局」にあたる。TBSは編成局にあたるコンテンツ戦略局の並列組織としてアナウンスセンターが位置づけられている。
この経緯を受け、堀江氏は3日、自身のXで「この謝罪に関してですが、長谷川さんの最初の説明が不十分で、実際には他局とフジテレビではアナウンス室の扱いはやはり全然違うということがこのウェブを読めばわかります」と、『長谷川豊発言は誤りだったのか? 各局組織図を検証してアナウンス部門の位置づけを分析してみる』と題したネット記事のURLを貼り付けて投稿。
堀江氏はXで「TBSの番組内での謝罪はむしろ行き過ぎだと思いました」と続け、「(私出演者なので流石にその場で詳細調査はできないので再訂正をするわけにもいかない)」(原文ママ)とした。