古典『封神演義』を中国映画界が総力かけて実写映画化! シリーズ一・二部が日本公開決定 特報も公開
2025年2月10日(月)18時0分 クランクイン!
『封神』シリーズは、日本でも漫画やテレビアニメ、ゲーム化などでなじみ深い中国古典小説『封神演義』を原案に実写映画化された、中国発の神話アクションファンタジー。
かつて中国で歴代興行記録を更新したファンタジックアクション『妖魔伝 レザレクション』や、安藤政信を主演に迎えた『ソード・ロワイヤル』など、傑作を世に送り出したウーアールシャン(烏爾善)監督がメガホンをとる。
シリーズ第一部『封神:妖姫とキングダムの動乱』(原題『封神第一部:朝歌風雲』)は2023年に中国で公開されると、興行収入26.36億元(約550億円)を獲得。第二部の『封神・激闘!燃える西岐攻防戦(原題『封神第二部:戦火西岐』)は今年春節の1月29日より中国で公開され、大ヒットしている。
日本語字幕版の公開に先んじて、シリーズ最新作の『封神・激闘!燃える西岐攻防戦』中国語字幕版が1月31日より全国8館で限定公開されると、3日間、計26回の上映のうち11回が満員となり、累計動員観客数は4000人を超える大ヒットとなった。
今回の日本語字幕版の上映は、シリーズ第一部、第二部ともにグランドシネマサンシャイン池袋をはじめとした20館を超える劇場での公開が決定している。
壮大なスケールで描かれる特報も解禁となった。
時は殷の治世。冀州(きしゅう)の君主・蘇護(そご)が反乱を起こし始まった戦乱の中で、千年の封印を解かれた一匹の妖狐がいた。妖狐は冀州侯の娘・妲己(だっき)の亡きがらにひょう依し、殷の将軍・殷寿(いんじゅ)に利用されながら、都全体を揺るがす悪事を働き始める…。
一方、仙界の崑崙山では、仙人たちが人間界で続く天災を鎮めるため、宝物「封神榜」を殷王へ献上する計画を立てていた。しかし、献上役を任された仙人・姜子牙(きょうしが)は、殷王に即位した殷寿の残虐性を目の当たりにし、直前で手渡すことを諦める。やがて「封神榜」が持つ強大な力を求め、人間界と妖魔界の全ての勢力が波立ち、殷にはさらなる動乱が起こされた…。
衣装や装飾、炎に包まれる戦闘シーンやVFXを駆使し描かれる大迫力の美術など、中国映画の圧倒的スケールの大きさが感じられる特報となっている。
映画『封神・妖姫とキングダムの動乱』は2月28日より、『封神・激闘!燃える西岐攻防戦』は3月7日より全国順次公開。