『ハモネプ』独立番組として初の生放送　堀内健「紅白の司会の気持ちを味わえるんじゃないかな?」

楽器を使わず声だけでハーモニーを奏でるアカペラのパフォーマンスで対決するフジテレビ系バラエティ特番『全国ハモネプ大リーグ』が、3月2日(21:00〜)に生放送される。かつて『FNS27時間テレビ』の企画で実施されたことはあるが、独立番組としては初の生放送となる。
ネプチューンがMCを務めたバラエティ番組『力の限りゴーゴゴー!!』(99〜02年)で生まれた『ハモネプ』。生放送で行われる今回は、プロアマ問わず、年齢制限も無しで、400組を超えるグループから応募があった。学生限定を解除し、子どもから社会人まで応募できるのは4年ぶり。ここから厳選された12グループが日本一を目指し、フジテレビ本社・球体展望室「はちまた」に設置されたステージに臨む。
生放送に出場するのは、夜にワルツ、バンビークルー、ハイカラ使節団、ジェッツ、ドルフィンズ、くじらの逆襲、バリバリ、うたごえはミルフィーユ、トコハル、エイトロー、ナリン、リメンバー。MCはネプチューン、進行はチョコレートプラネットと井上清華アナウンサーが務める。
コメントは、以下の通り。
○■名倉潤（ネプチューン）
「『ハモネプ』って本当に緊張する場所なんですよね。それが生放送になるともっと“失敗できない”という気持ちが先にきてしまうと思うので、今までとは違う緊張感があると思います。過去優勝したチームも登場しますが、今までとは違う状況でのパフォーマンスになるので、どうなるか本当に分からない。緊張に打ち勝って、最後まで全力で歌いきることができるチームが勝ち上がっていけるんじゃないかな、と思っています。そして、厳選されたメンバーが出てくるので、どのチームも本当にすごいと思います。視聴者の皆さんには、めちゃくちゃ楽しんで見てほしいです！」
○■原田泰造（ネプチューン）
「生放送は本当に緊張感がダイレクトに伝わってきて…今まで以上に盛り上がると思います。きっと当日は、（生放送なのでスタッフから）“巻いて巻いて”って言われるんだろうな、と思っています。そうなるとやっぱり巻くしかないよね（笑）。でも、みんな緊張してると思うので、限られた時間の中で出場者の方たちの話をいっぱい聞いて、リラックスしてもらえるようにMCを務めたいと思います。過去優勝したチームやプロのチーム含め、有名なチームが本当に集結しています。そんな中、アマチュアのチームや初登場のチームもいて、すごい熱い戦いになるんじゃないかな、と思っています。本番は本当に楽しくて、“幸せな時間”になると思います。皆さんもテレビの前で一緒に歌って、『ハモネプ』から元気をもらって日頃のストレスも発散してもらって、楽しんでもらえたらうれしいです」
○■堀内健（ネプチューン）
「今までの『ハモネプ』の収録だと、出場グループが本番前にゆっくり時間をかけて、発声練習や声合わせをしていたりするんですけど、今回は限られた時間の中で準備をして、本番すぐ一発勝負になりますよね。生放送のプレッシャーとの戦いになってくると思います。いつもと違うので、すごく楽しみです。チョコプラの２人もいるので、頼もしいですね。時間に追われる中での進行…紅白の司会の気持ちを味わえるんじゃないかな？と思います。あとは、芸人集団（ドルフィンズ）が出てくれていますが、どこまでやれるか…頑張ってほしいです。応募動画を少しだけ見せてもらったんですけど、それを見ただけでもすごくレベルが高くて、ビックリしました。他のチームの動画も見ましたが、本当にレベルが高かったです。今回の放送は絶対に見逃せない『ハモネプ』になると思うので、ぜひ見てほしいです！」
○■長田庄平（チョコレートプラネット）
「今回、何が起きるか本当に分からないと思います。その緊張感と、生放送ならではの盛り上がりも絶対あると思うので、楽しみです。大事な進行を務めるので、空気を壊さないようにしたいと思います。そして、今まで放送していた“大学”という枠組みを取っ払っての、プロアマ・年齢問わずなので、果たして、キャリアを積んでいるグループはどういった技術で攻めてくるのか、それとも若手のグループはどんなパワーで突き進むのか…そういう所のぶつかり合いも見られると思うので、そこも見どころになってくると思います。そして、生放送だからこその緊張感と、何が起きるか分からないドキドキを一緒に楽しんでもらえたらな、と思います。また、曲もグループによって、全然印象が変わって聞こえる曲もあると思うので、是非、そういったポイントにも注目して、楽しんでご覧頂けたらと思います」
○■松尾駿（チョコレートプラネット）
「生放送で、僕らも進行という大事な役割があるので、すごく緊張しますね。それ以上に出場者の皆さんの方が緊張していると思いますが…なるべく緊張をほぐすようなことはしたいとは思っています。ただ、僕らもガチガチになっていると思うので…もし滑っても勘弁してほしいです（笑）。あとは、芸人集団（ドルフィンズ）が出るみたいですが、どこまでできるのか…。遊びで出ているのか、本気なのか、ここはより一層厳しくチェックしていきたいですね（笑）。そして、（春放送なので）新生活に向けて『ハモネプ』を通じてパワーをもらってくれたらな、と思います。とにかく一緒に楽しんで聴いてほしいです」
(C)フジテレビ
【編集部MEMO】
2001年に『力の限りゴーゴゴー!!』で産声をあげた『ハモネプ』。“アカペラブーム”が巻き起こっていた当時、リサーチしていたスタッフが、「レプリカ」というグループに所属していた奥村政佳(RAG FAIR・おっくん)のボイスパーカッションに衝撃を受け、すぐに番組化へ動きだした。02年に『力の限りゴーゴゴー!!』が終了した後も、07年に独立番組として復活。以降、年2〜3回のペースで開催してきたが、15年に一旦終了し、4年のブランクを経て19年から再び放送されている。
※当記事の初出時、編集部MEMOにおいて「奥村政佳(後のRAG FAIR・おっくん)」と表記しておりましたが、「後の」は事実関係と異なるため、削除いたしました。訂正の上、お詫び申し上げます。