「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」製作費約280億円の舞台裏を垣間見るメイキング映像
2023年2月15日(水)18時45分 シネマカフェ
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」House of the Dragon © 2023 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and servicemarks are the property of Home Box Office, Inc. © 2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
「ゲーム・オブ・スローンズ」から約200年前、七王国をターガリエン家が統治していた時代に起きた、王位継承争いが描かれている本作。七王国を統べる者の本拠地である“レッド・キープ”は、日頃からターガリエン一家が暮らし、跡継ぎ争いに加わる一族らとの談合などもこの城で開かれることから、ドラマの中心舞台となっている。
「鉄の玉座」が置かれ、シリーズを通して象徴的な場所であるレッド・キープは「ゲーム・オブ・スローンズ」にも登場するが、前シリーズの制作時には一部のセットと、実在する建物を使い分けて撮影が行われた。
しかし本作では、CGを使わなくてもあらゆる角度から撮影ができるという、実物大サイズで建設された城全体がスタジオに登場。総製作費約280億円といわれる、製作の裏側が明らかにされている。
この度到着したメイキング映像では、「ゲーム・オブ・スローンズ」で登場したレッド・キープを忠実に再現したという城の内装にフォーカス、大きな螺旋階段の様子や、中庭に向いたバルコニー、鉄の玉座が置かれた“玉座の間”など、シリーズで何度も目にしたなじみのある場所が再現される様子が映し出される。
「200年前のヴァリリアの建築で、ターガリエン家の獰猛さを表現した」と明かすスタッフに、細部の美術までこだわりが感じられ、規格外のスケールで描かれる本作の裏側が垣間見える貴重なメイキング映像となっている。
さらに「ゲーム・オブ・スローンズ」の本編映像を交えたセットの紹介や、まるでレッド・キープの中をツアーしているような登場人物たちの部屋解説も。
また、「ゲーム・オブ・スローンズ」から続投するスタッフらが思いを明かすインタビューも必見となっている。
■STORY
息子のいないヴィセーリス王が娘のレイニラを王位継承者に指名したことで、激震が走る七王国。その後、新たに生まれた男児が後継者争いに加わると、レイニラの“鉄の玉座”継承を阻止するべく暗躍する者たちが現れる。二つの派閥の陰謀が渦巻き、王国の未来が危ぶまれる中、ドラゴンによって栄えた一族の衰退の歴史が明かされる——。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>」は3月15日(水)より4K ULTRA HD・ブルーレイ・DVDコンプリート・ボックス発売開始、DVDレンタル開始、先行ダウンロード販売中。