工藤公康、西武・平良海馬の“中継ぎ再転向”を語る「本人が…」

2025年2月15日(土)17時30分 マイナビニュース


元プロ野球選手で野球解説者の工藤公康氏が1月19日、YouTubeチャンネル『名球会チャンネル』で公開された動画「【 西武 西口新監督の野球観は!? 】ミスター ライオンズ 栗山巧 &生え抜きOB 工藤公康 和田一浩で語る!! <日本プロ野球 名球会>」に登場。西武・平良海馬の起用法について語った。
○「本人が納得してできるかどうかが一番大事」
沖縄県立八重山商工高等学校から2017年にドラフト4位で入団した平良。2020年に54試合に登板し、防御率1.87、33ホールドの成績を残して大ブレイクすると、21年、22年も中継ぎとしてフル回転。23年は本人の希望もあって先発に転向し、防御率2.40、11勝7敗、153奪三振という素晴らしい成績を残したが、24年はケガの影響もあり、22試合(5先発)にとどまった。そして、2025年シーズンは球団の要請を受けて中継ぎとして登板するという。
そんな平良について、和田一浩氏が「工藤さんの目から見た場合に、(先発と中継ぎ)どっちがチームにプラスになるというか。どっちがいいと思いますか?」と尋ねると、工藤氏は「まあでも、本人が納得してできるかどうかが一番大事なので。そこをちゃんと丁寧に話をして、その上でっていう形になったのか、球団の方針だけを伝えてやってくれっていうだけか。本音を聞き出しながら、実際はどうだったのかっていうのは(違う)」と持論を展開。
続けて、「先発だったら、ストレート以外に球種が4球種以上を持ってるっていうのが条件の1つなんですよ」「でもリリーフっていうのはやっぱり決め球が1つあれば、ある程度、球が速くてっていうことができるじゃないですか」と解説した上で、「だから、トータルで見たらどっちなんだって、どっちとも言えないんですよ」と回答し、「平良くんがどういう気持ちで来年に臨んでいくのかなっていうのが、一番気になるところではありますけど」と述べて、この話題を締めくくっていた。
【編集部MEMO】
最優秀防御率4回、最多奪三振2回、最高勝率4回など数々のタイトル獲得歴を持つ工藤公康氏。2015年から2021年までソフトバンクの監督を務め、チームを3度のリーグ優勝、5度の日本一に導いている。

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