ノンスタ石田、劇場があるゆえに吉本芸人に起こる変化とは「結局…」

お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が10日、YouTubeチャンネル『NON STYLE石田明のよい〜んチャンネル』で公開された動画「【転機】芸人人生の流れを変えたR-1グランプリを語る!/野田クリスタル(マヂカルラブリー)、石田明(NON STYLE)【野田クリスタル#2】」に出演。劇場が多くあるゆえに、吉本芸人たちに起こる変化について語った。
○■野田クリスタルが「スゴい」と思った芸人
この日、マヂカルラブリーの野田クリスタルがゲストとして登場。動画冒頭、石田から、“尖ってる側”で「スゴいな」と思った芸人について問われると、野田は「僕もともと、吉本入る前からインディーズライブに出てて。そこが僕のすべてを狂わせて」と切り出しながら、「閉鎖的な空間だからお客さんも少ないし、そこで出会ったモダンタイムスって芸人がいまして、彼らを見た時に僕の何かが崩れ落ちて。『この人たちになりたい』って。ようは弟子ですよね。ずっとその人たちについていって」と、マヂラブとして吉本興業に所属する以前に触れる。
すると、石田は「結局、吉本と他事務所の違いって、たぶん他事務所やったらもっと(独自の)面白さを追求したと思うねんな。でも、吉本の旨味って寄席小屋がいっぱいあること。イコール、普通のお客さんにウケないと(いけない)。無視できひん。この会社におる意味は、そこ(寄席小屋)が結構デカいから。当然ウケたほうがいい、ウケといたほうがいい、みたいな」と持論を展開することに。
この話に対し、野田が「そうですね。(ウケ)なきゃ、仕事ないし」とうなずくと、石田はさらに「で、好きな社員さんとかが、全然ウケてへんのに仕事を振ってくれたりして、最初はそれでええねんけど、ただ申し訳なくなっている、みんな」と、社員との関係性にも言及。これに野田も「そうですね」とあいづちを打ちながら、「この人たちは普通に頑張ってるし、なんとかして仕事を与えようとしてるのに、こっちはこのままでいいのかって状態になりますよね」と認めたうえで、「それにあと、面白さで振り切るのであれば、もうモダンタイムスがいるから。自分の中で」としみじみと語っていた。
【編集部MEMO】
『NON STYLE石田明のよい〜んチャンネル』は、NON STYLEの石田明が“いま話したいゲスト”を呼び、お酒とともに熱いトークを繰り広げるYouTubeチャンネル。これまで、とろサーモン・村田秀亮、キングコング・西野亮廣、南海キャンディーズ・しずちゃん、ダイアン・ユースケらがゲストとして登場。中でも、銀シャリ・橋本直をゲストに迎え、『M-1グランプリ』王者同士で語り合った動画「【M-1談義】NONSTYLE石田明が今1番飲みたい人は、銀シャリ橋本さん。ゆる〜く濃くあの話をします。/銀シャリ橋本直、石田明(NON STYLE)【銀シャリ・橋本直 #1】」は80万回を超える再生回数を記録している。