ミュージカル『ビリー・エリオット』新ビリー4人がパフォーマンス! 芋洗坂係長「号泣してたよ」

2024年2月17日(土)15時15分 マイナビニュース

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』製作発表が17日に都内で行われ、浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一、益岡徹、鶴見辰吾、安蘭けい、濱田めぐみ、根岸季衣、阿知波悟美、西川大貴、芋洗坂係長永野亮比己、山科諒馬が登場した。※吉田広大、厚地康雄は欠席
同作は、日本では『リトル・ダンサー』として知られる映画『BILLY ELLIOT』を2006年にイギリスでミュージカル化し、数々の賞を受賞した。映画で同作の監督を務めたスティーヴン・ダルドリーが演出を務め、エルトン・ジョンが音楽を担当した。イギリス北部の町の少年・ビリーは、炭鉱労働者の父に反対されながらも、バレエダンサーとしての才能を開花させていく。日本では2017年の初演、2020年の再演に続く3度目の上演となる。
○■ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』製作発表にキャスト陣登場
冒頭では、ビリー役の4人が作中曲「エレクトリシティ」のパフォーマンスを披露。「ほっとしています。すごく楽しかったです。緊張したんですけど、楽しく綺麗にできたのでよかったです」(浅田)、「お客さんに自分の踊りを見せれて最高でした。最初すごく緊張しました」(石黒)
、「好きなダンスができてとても楽しかったです。最高です」(井上)、「舞台裏では緊張してたんですけど、踊り出したら楽しくて、歓声を受けた後は天国に行ったようでした」(春山)とそれぞれ感想を表した。
初演から出演する益岡は「かけがえのない、声変わりをしていない男の子の期間と言いますか、これがとても大切な時間になるんだろうなって」としみじみ。「毎日4人交代で父ちゃんと舞台に出るんだけど、本当に父ちゃんだと思って」と話しかけ、「こんな小ちゃい息子が自慢の息子になっていくんですけど、自分にとってもいい時間になると思うし、みんな本当にこんな素晴らしい。4人だけじゃなくて選ばれなかった人たちのことも考えながらやりましょう」と締め括った。
鶴見は「本当に感動して、うちの奥さんに『絶対観に行った方がいい』と言って、奥さん、次の日見に行きました」と初演時の体験を明かし、2020年公演に出演した安蘭は「初日から千秋楽までどんどん子供達が成長していく姿を間近で見ていて毎日感動してた」と振り返る。この日会場には2020年にビリーを演じた中村海琉がいたそうで「はじめ海琉くんはダブルが精一杯だったのに、どんどん4回転できるようになってきて、自然に涙が出るんです」と思い出も。
濱田は「2005年のロンドンの初演のトライアウトをたまたま拝見することができて、1幕終わった時に感動で立ち上がれなかったんです。2幕も全部終わった時に立ちすくんじゃったんですね」と感動したようで、「日本で上演するということになって観に行った時に全く同じ感覚を味わって、今回もすごく楽しみに参加させてもらいました」と語った。
ビリーの兄役の西川は「ガッチリした人が演じるイメージがあったんですけど、いきなり身長が伸びないので自分なりの役を作っていきたい」と苦笑しつつ、「4人のビリーと本当の兄弟になれるように頑張ります」「仲良くしてくれい!」と意気込む。芋洗坂は「初演を拝見し、感動して大号泣してしまいまして、再演があったら必ずこの作品に関わりたいなと思っていたので、オーディションが受けられるという時点で夢のような気持ち」と思い入れも深い様子。今日のパフォーマンスでも「涙が止まらなくて、上で見させてもらってたんですけど、大人たち、号泣してたよ。すばらしいよあなたたちは本当に。みなさんメイクさんからティッシュをもらって涙を拭いてここに座っています」と明かした。
最後にそれぞれの意気込みを求められると、浅田は「本番では自分の名前(良舞)にも込められている通り、良く舞いたいです」、石黒は「常識を打ち破るビリーになりたいです」、井上は「お客さんを楽しませるようにエネルギーを出して頑張ります」、春山は「お客様に希望を与えられるようなビリーになろうと頑張ります」とそれぞれ宣言し、会場には拍手が起こっていた。
東京公演は東京建物Brillia HALLにて、オープニング公演が7月27日〜8月1日、本公演は8月2日〜10月26日。大阪公演はSkyシアターМBSにて11月9日〜24日。

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