中田翔、優勝直前での2軍落ちに思ったこと「悔しいって気持ちもあったし…」

中日の中田翔が18日、YouTubeチャンネル『SUGIYA no YouTube 【杉谷拳士 公式】』で公開された動画「【3年ぶり師弟コンビ復活!】中田翔選手の野球人生を丸裸に! 大谷翔平、ダルビッシュ有エピソード…杉谷しか知らない大将の伝説連発【感謝感激雨嵐part (1)】」に登場。日本ハム時代の、優勝直前での2軍落ちを振り返った。
○■中田翔、優勝直前での2軍落ちを回顧
この日、元チームメイトである杉谷拳士氏のチャンネルにゲスト出演した中田。杉谷氏が「印象的だったのが、2009年かな? 夜11時12時ぐらいまで、ずっとひとりで鎌ケ谷(の2軍練習場)で打ってる人いるなって」と切り出したことで、中田のプロ入り2年目を振り返る流れに。
梨田昌孝監督の2年目のシーズンであり、2007年以来、2年ぶり5度目のリーグ優勝に輝いたこの年。杉谷氏は「『大将落ちてきたのかな?』『ずっと打ってるわ。大将も悔しかったんだろうな』ってその時はうっすら見てたんですけど」と当時の心境を明かしつつ、「優勝する前日かなんかに……」と、優勝目前での2軍落ちだったことに言及する。
これに対し、中田は「そうそう」とうなずきながら、「ほぼ優勝決まってたのよ、日本ハム」「優勝する1日か2日前に落とされた。で、たしかね、入れ替えもなかったのよ。だから、俺だけファームっていう。俺を落として誰かが1軍に上がってくるんじゃない。俺だけ『はい、2軍です』みたいな感じやった」と回顧。
杉谷氏が「それ深いっすね」と漏らすと、中田は「悔しいって気持ちももちろんあったし、いろんなこと思ったけどね。梨田さんだったから監督が。『お前に優勝を味わわせるのはまだ早いよ』って言われてるのかなとも思ったし」「だから悔しくて、鎌ケ谷戻ったらすぐバッティングをずっとしてたもんな」と述懐していた。
【編集部MEMO】
打点王3回(2014年、2016年、2020年)、ベストナイン5回(2013年、2014年、2015年、2016年、2020年)、ゴールデングラブ賞5回(2015年、2016年、2018年、2020年、2022年)などの実績を持つ中田翔。昨年11月15日、読売ジャイアンツとの3年契約に盛り込まれていたオプトアウト権を行使して契約を破棄し、自由契約選手となることを選択。翌月6日に中日ドラゴンズと正式に契約し、入団会見に臨んだ。