山本昌、“クビ寸前”の給料を回想 新人の立浪和義と比べて「僕が半分しかない」

2024年2月28日(水)11時0分 マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が24日、YouTubeチャンネル『ミスターパーフェクト槙原』で公開された動画「【ドジャースキャンプで覚醒】中日からクビ同然のアメリカ送り! アイク生原さんと運命の出会い!!! 伝家の宝刀スクリューボール習得!!【第4話】」に出演。自身の若手時代を振り返った。
○若手時代を回想「もうクビ寸前でしょ?」
現役通算29年で、219勝165敗、防御率3.45という成績を残し、多くのタイトルにも輝いたことで知られる山本氏だが、自身の若手時代について「4年間で1軍登板4試合ですよ。防御率19点台」と明かしつつ、「槙さんもうその頃勝ってたでしょ? 何勝もしてたでしょ?」と槙原寛己氏に質問。
「勝ってた。デビュー戦で完封したから」と返す槙原氏に対し、山本氏は「僕は4年目が終わって1軍登板が4試合で防御率は19点台。しかもその時に、88年に立浪和義さんがね、監督がルーキーで入ってきたんですよ、PLから。春夏連覇して、キャプテンで」と続けながら、「5年目の僕と、高卒ルーキーの立浪くんの給料、僕が半分しかないんです」と振り返った。
そして、槙原氏が「あー、ちょっとずつ落ちてきたわけだね」と反応すると、山本氏は「そう考えるともう、分かるでしょ? 僕がどんな立場だったか。もうクビ寸前でしょ?」と回顧。これには槙原氏も「分かる分かる」とうなずきながら、「クビ寸前だから最後にアメリカに行かせて、何か覚えてきたら面白いからっていうので行かされた枠のひとりだ」と述べていた。
【編集部MEMO】
プロ野球生活32年、50歳まで現役を続けた山本昌氏。NPB史上初となる50代での登板など、投手として数々の最年長記録を保持している。自身が現役を長く続けることができた理由として、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』にゲスト出演した際には、「工藤(公康)さんの存在も大きかった」「あの人が長くやったんで、僕はその獣道を後ろから歩いて、気づいたら45歳」「それまで『球界最年長』と言われないんで、注目されないんですよ」などと語っていた。

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