kento fukaya、『R-1』予選での大阪芸人の一体感に言及「仲良い人と一生一緒にやれたら」

2024年3月8日(金)11時0分 マイナビニュース

ひとり芸No.1決定戦『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』が、カンテレ・フジテレビ系で9日(18:30〜)に生放送される。このたび、ファイナリストの一人・kento fukayaのインタビューが公開された。
○■『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』
エントリー資格を変更し、芸歴制限を撤廃した今大会には、過去最多の5457人がエントリー。決勝では、真輝志(初)、ルシファー吉岡(6度目)、街裏ぴんく(初)、kento fukaya(3度目)、寺田寛明(4度目)、サツマカワRPG(3度目)、吉住(2度目)、トンツカタン お抹茶(初)、どくさいスイッチ企画(初)の順番でネタを披露する。決勝の司会は、霜降り明星広瀬アリスが務め、審査員は陣内智則バカリズム、小籔千豊、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、ハリウッドザコシショウが務める。
○■kento fukaya、「『R-1グランプリ』とは“寿縮夢”
——決勝進出が決まった瞬間を振り返ってみていかがですか?
最高です! 出来過ぎてますね。今まではR-1に向けて1年かけてネタを作ってたんですけど、今回は芸歴制限の撤廃が発表されてからだったので、準備期間が短くて。正直、決勝には行けないんじゃないかと心のどこかで思っていました。でも、やりたかったネタが予選の1週間前に一生仕上がらないことに気づいてしまったタイミングがあって。そこで良い意味で諦めがついたというか、もうこうなったら好きなことをやってやろうというモードに入って、気持ち的にリラックスできました。そうしたら準々決勝も準決勝も良い感じにできたので、もしかしたらこれが僕に合っているのかもしれないなって。今回は新しいkento fukayaが出せるんじゃないかなと、今はめっちゃリラックスしてワクワクしています。
——芸歴制限撤廃を聞いた時の心境は?
やめてくれよ、もう俺らを復活させないでくれよって(笑)。でも、始まったら本当に面白い兄さん方と戦えるし、久しぶりに賞レースやってんなって感じられたので。気持ちはしんどかったですけど、今となってはやりがいがあったなと思っています。
——ファイナリストの中で一番負けたくない人は?
まじで決勝にいったことが奇跡だと思っているので、周りを特に意識しているわけではないんですけど……強いて言うなら寺田くん(寺田寛明)ですね。初めて決勝に行ったタイミングも一緒だったので、ちょっとライバル意識はしてしまいます。
——予選では、大阪で活動する芸人たちの一体感が印象的でした。
恥ずかしいんですけど、僕“友情”が好きなので(笑)。大阪のメンバーは全員好きで絆もめっちゃ強いですし、本当に仲良い人と一生一緒にやれたらいいなと思っています。真輝志とも一緒に決勝いけてよかったね、とよく会話をしてお互いを鼓舞していますね。
——春には東京進出が控えています。優勝したら出てみたい番組はありますか?
南海キャンディーズの山里さんと一度NGK(なんばグランド花月)で一緒に仕事をさせてもらって、すごくよくしてもらって。初めてこんな上のクラスの方とご飯に行かせてもらってうれしかったので、優勝したら山里さんに報告して“頑張ったんだね”って言ってもらいたいです。あと、ずっと麒麟の川島さんも好きなので、いつか番組に呼んでもらって深く喋れたらなと思います。
——自分の強みや持ち味はどこにあると思いますか?
お客さんを巻き込むところですかね。今回のR-1で気づいたんですけど、僕は緊張したら本当にダメなタイプで。当たり前なんですけど、緊張したら隠せる人もいる中で、僕のネタは緊張が伝わってしまったら見てられないので。リラックスして挑めたら、お客さんを巻き込んでパフォーマンスできるんじゃないかと思っています。
——ピン芸の魅力はどこにあると思いますか?
やっぱり泥臭いところですね。予選で戦ったメンバーを見ても、シンプルにコント、モニター、漫談もあるんですけど、3メートルくらい風船を飛ばす人とか、ロボットで出てくる人とか。もう何と戦っているんだっていう。ピン芸は、漫才よりもコントよりも明らかに“人間力”。一番“己”で戦っている泥臭さがかっこいいなと思います。
——自分にキャッチコピーをつけてください!
“世界一運がある男”です。準々決勝は大トリの1個前、準決勝はトリでした。予選で機材トラブルとかもあったんですけど、それを乗り越えて決勝に進んだってことは、まじで今年運あるなと。世界一運がある男もしくは“ミラクル・オブ・ザ・マン”ですね。
——決勝の目標と意気込みを教えてください!
“リラックス”は僕にとってかなり重要な言葉です。まずは、目がバキバキにならないように。あとは、良い子ちゃんぶらずに、ありのままの自分で挑むこと。リラックスしてネタをやる姿を、審査員やお客さん、視聴者の皆さんに見てもらえたらなと思います。
——最後に、kento fukayaさんにとって『R-1グランプリ』とは?
寿命を縮める夢物語“寿縮夢”(じゅちむ)です。芸歴制限でR-1に出られなかったのは去年だけなんですけど、いざ戻ってきたら賞レース期間ってこんなに苦しかったのかと。OBがふらっと部活に現れて練習やってみたらキツイみたいな感覚で。これが当たり前の生活だったんだと思うと、心臓がキュッってなりました。永久にチャレンジしていたら寿命が縮むなと思いますが、R-1には夢があると思っているので。そんな思いを込めた寿縮夢です。
【編集部MEMO】
今大会では、決勝戦のネタ尺が3分から4分に拡大。ファイナリスト9人が戦うファーストステージは、審査員5人による500点満点(100点×5人)の得点審査。ファーストステージの上位3人がファイナルステージに進むこととなった。ファイナルステージでもう1ネタを披露し、審査員5人の決戦投票で優勝者が決定する。今回、ファイナルステージ進出者を3人に変更したことについて、上林翔吾チーフプロデューサーは「今大会は、過去最高を大幅に更新する5457人もの方にエントリーをいただき、若手からベテランまでが熾烈な戦いを繰り広げ、そして狭き門を突破した9人が決勝に進出してくれています。そんなファイナリストの厳選されたピン芸を1本でも多く、視聴者の皆さんにご覧いただきたいと思い、ファイナルステージへの進出者も2人から3人に変更をすることにいたしました。日本一面白い、一人が決まる。その瞬間をぜひご覧ください!」とコメントしている。

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