BPO、“ハゲ漫才”議論の『ワイドナショー』を評価「『なるほどな』と思えるところも」

2024年3月8日(金)12時15分 マイナビニュース

BPO(放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会は2月27日の会合で、頭髪の薄い人を揶揄(やゆ)する漫才ネタ、いわゆる“ハゲ漫才”への視聴者意見を受けての議論を前月に続き行った。
この議論が1月の委員会で行われ、議事概要として公表されたことを受け、当事者である漫才コンビ・シシガシラが、2月11日放送のフジテレビ系情報バラエティ番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00〜)に出演。コメンテーターのタレントたちと意見を交わしたことに、視聴者からBPOにも様々な意見が寄せられた。
公表された2月の議事概要によると、担当委員は「バランスのとれたまじめな議論を展開していた。聞いていて『なるほどな』と思えるところもあった」と報告。また、委員からは「(議事概要を)よく読み込んでもらっている」や「このことを認識してもらっただけでも、(委員会で)取り上げた意味があった」などの声が上がったという。その上で、「審議」対象とするか否かを判断する「討論」には至らなかった。
この日の委員会では他にも、一家3人を殺傷し、特定少年として逮捕・起訴された被告に死刑判決が下された裁判を特集した報道ドキュメンタリー番組について議論。判決主文がテレビ画面に速報された際、被告の母親に密着取材していたが、部屋には10歳前後とみられる被告の弟か妹が同席し、その子の反応も放送された(母親と子どもにはぼかしが入り、子どもの音声は加工)ことについて批判的な視聴者意見が寄せられたが、「討論」には進まなかった。

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