「パタリロ!」が映画化! 加藤諒、舞台に引き続き主人公に「他の人に演じてほしくない」

2019年3月12日(火)11時0分 シネマカフェ

『劇場版パタリロ!』(C)魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019

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魔夜峰央の漫画「パタリロ!」が、ミュージカル化に続き映画公開決定。舞台版と同じく加藤諒が主人公・パタリロを演じることが判明し、場面写真も到着した。

1978年の連載開始から40年以上も愛され続け、シリーズ累計発行部数が2500万部を超える「パタリロ!」。2016年には2.5次元ミュージカル化もされ話題に。映画では、舞台のアナログ感と映像化ならではアクションと白組によるVFXが融合し、“見たことはあるけど、観たことのない”「パタリロ!」ワールドが全開の作品となるようだ。


舞台版と同じく本作でも主人公を演じることとなった加藤さんは「こんなに作品に愛を注いだことは初めてなので、パタリロ役は他の人に演じてほしくないんです。舞台版がすごく楽しかったので、それを同じスタッフ、キャストで映画にすることができてさらに楽しかったです」と思いを明かし、「コミックのファンの方も舞台のファンの方も、『パタリロ!』を観るのが初めての人も、誰にでも喜んでもらえる素敵な作品になっています」と自信を見せる。また「今回の映画では、舞台版にはなかったソロの挿入歌を初めて歌いますのでお楽しみに!!」と呼びかけている。


なお、本作では青木玄徳と佐奈宏紀が演じる、バンコランとマライヒの倒錯した純愛も大きな見どころ。タマネギ部隊の一員として須賀健太が登場しているほか、哀川翔、西岡徳馬、鈴木砂羽、松村雄基、近江谷太朗、木下ほうから個性的なキャストが揃っている。


監督は舞台「パタリロ!」の演出も手掛けた小林顕作。「観たこともない感じの映画に…するつもりはなかったけれど、結果的に考えてもみなかった映画になりました。スタッフが感情移入してくれて、舞台の空気感をそのまま“少しだけ映画寄り”にしてみました」と本作について語っている。


『劇場版パタリロ!』は6月28日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて順次公開。

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