『あんスタ』Knightsイベント「戴く冠◆決意のギャンビット」登場カード・ストーリーを紹介!
2024年3月18日(月)12時30分 にじめん
人気男性アイドル育成ゲーム『あんさんぶるスターズ!!(あんスタ)』。
2024年3月15日(金)〜3月23日(土)まで(Basicは3月24日(日))、Knightsクライマックスイベント「戴く冠◆決意のギャンビット」が開催されています!
本記事では、登場カードやストーリーのあらすじなどをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
最終更新:2024年3月20日(水) ストーリーポイントを追記
『あんスタ』イベント「戴く冠◆決意のギャンビット」あらすじ
本ストーリーでメインになっているのは、『あんさんぶるスターズ!(ズ!)』の返礼祭で月永レオから「王さま(ユニットのリーダー)」を譲り受けた朱桜司。
ESビッグ3の一角に数えられるKnightsは、『ズ!』の1年間を経て結束を強め、やる気のある新入生たちもユニットに加わり、活動は順風満帆と思われていました。
しかし、突如Knightsそっくりの偽物のユニット「King Slayer」が表れたことから、事態は思わぬ方向へ転じることに……。
本イベントは、現在公式YouTubeチャンネルで公開されている「追憶セレクション『チェックメイト』」に連動しており、KnightsのES初年度の集大成を飾るクライマックスイベントです。
イベントあらすじ
ES設立の春。『王さま』としてやる気満々の司が率いる活動は順調かに見えたが、『Knights』の偽物が現れ事態は思わぬ方向へ——
(引用:『あんさんぶるスターズ!!』ゲームアプリより)
『あんスタ』イベント「戴く冠◆決意のギャンビット」登場カード
☆5 朱桜司「金色の冠」
才能開花前
才能開花後
☆4 月永レオ「黄昏の冠」
才能開花前
才能開花後
☆4 鳴上嵐「優美な冠」
才能開花前
才能開花後
☆3 瀬名泉「想いの冠」
才能開花前
才能開花後
☆3 朔間凜月「世界の冠」
才能開花前
才能開花後
『あんスタ』イベント「戴く冠◆決意のギャンビット」登場楽曲
本イベントで追加されたのは、Knightsが歌う「Luminous Crown」です。
王冠を被った司と、そんなユニットのリーダーであり末っ子である司を温かく見守る4人の様子が印象的。
メンバーそれぞれが、Knightsのイメージカラーの紺色を彷彿とさせる宝石を手に持っているカットにも、ユニットへの愛情を感じますよね。
Knightsがもつ真摯な歌声にぴったりな、芯の通った優しさと頼もしさに溢れる曲、明るい希望に満ちた雰囲気も魅力です。
PV
『あんスタ』イベント「戴く冠◆決意のギャンビット」どんなストーリー?
本ストーリーは、先日公式YouTubeチャンネルにて公開された「あんさんぶるスターズ!! 追憶セレクション『チェックメイト』」と連動しています。
アプリBasicでも追憶ストーリーを読むことができますが、アニメ版のほうがより分かりやすく、本ストーリーにリンクする描写も入っているので、予め「チェックメイト」を視聴したうえで読むのがおすすめ。
Knightsが辿ってきた道を思い返しながら、ぜひ楽しんでみてください。
また、本ストーリーには、立ち絵は出てこないものの、春頃にKnightsの新人として加入した黒木竜路・王路という2人の兄弟が登場。
弟の王路は、Knigtsを慕うやる気のある新入生で、礼にうるさい司も思わず感心するほど礼儀正しい生徒でした。
一方、兄の竜路は、喉の辺りに負った火傷による発声に障害があるため人工音声で話しており、弟のサポートに徹しています。
嵐は、そんな彼の人とは異なる様子を「個性」と言い、共鳴する部分を感じていた様子。
この黒木兄弟が、本ストーリーの鍵を握ることになります。
『あんスタ』イベント「戴く冠◆決意のギャンビット」ストーリーのポイント
「5人のKnights」を恨むアイドルの存在
春頃に突如現れたKnightsの偽物である「King Slayer」は、一度はKnightsを模倣していることを認め謝罪。
すっかりその存在も忘れかけていた、年が明けたES初年度2月、事態は急変します。
King Slayerが海外で絶大な人気を誇ったことで、「King Slayerこそオリジナルで、Knightsのほうが模倣」という陰謀論が事実であるかのように広く喧伝され、ついには事務所にKing Slayerのファンから様々な声が届くように。
しかも、レオと凛月がKing Slayerの投稿動画にあたかもメンバーであるかのように映っており、司・泉・嵐の3人は驚き困惑。
司は、ESと自分の愛するユニット、Knightsの「王さま」としての立場の中で揺れ、大人の事情を呑み込んでKing Slayerと「ジャッジメント」で対決することを決意します。
「ジャッジメント」とは、ユニットの内部粛清のために行われるライブ対決のこと。メンバー間で主張が対立した際に開催することが多く、勝ったほうは自分たちの主張を通すことができます。
この一連の出来事はKnightsに強い恨みをもち、かつてKnightsに新人として所属していた黒木王路の「Knightsを潰す計画」によるものでした。
黒木兄弟の兄の竜路は、かつて「チェス」に所属し、アイドルとして高い才能を持っていたにもかかわらず、抗争時代の流れについて行くことができなかったうえ、いくつもの不幸が重なり絶望。
彼の火傷の痕と発声ができない障害の原因は、その渦中で自分の命を絶とうとしたことでした。
王路は、愛する兄に代わって、Knightsを潰して復讐を果たすことを決意し、そのためにはどんな手段も厭いません。
華々しく活躍するアイドルたちの裏に、夢をあきらめた数々の「人」がいることを、まざまざと思い出させられるストーリーでした。
抗争時代の因縁を断ち切るストーリー
Knightsは『ズ!』の頃から、「学院内でも有数の最強のユニット」と呼ばれていました。
しかし、その裏には、「チェス」から分裂した当時、かつての仲間を片端からライブ対決で制してきた歴史がありました。
『Knights』はかつての同胞を【デュエル】で蹴散らし跪かせ、逆らう身内すら【ジャッジメント】で粛清し、着々と権勢を強めていった(Night Stalker/12話)
当時、その中で踏みにじられた元「チェス」の内の一人が、黒木兄弟の兄の竜路だったのです。
もちろん、彼が辿った悲痛な道の責任が全てKnightsにあるわけではありませんが、凛月は「俺達には『呪いの歌』をきちんと聞き続ける義務がある」と語り、King Slayer内に潜り込んで、Knightsの軍師として立ち回ります。
また、レオも、自身がかつてライブ対決で傷つけた元「チェス」メンバーへの贖罪の意味もあり、King Slayerに曲を提供するなど協力していました。
しかし、いよいよKnightsとKing Slayerが「ジャッジメント」で対決をする……という局面になって、レオと凛月は、あっさり王路を裏切り、「正式にKing Slayerに移籍したわけではない」と言い放ちます(もともとそのつもりで動いていたようで、Knights全員でお揃いの衣装を着ていました)。
「Knightsの偽物が現れた」ことで始まり、過去を巻き込む壮絶な展開となった騒動の顛末を、ぜひ実際に読んで確かめてみてください。
Knightsを想うメンバーの姿
本人たちは「個人主義」を大切にしているようですが、それも個々がユニットを大切に想っているからこそ。
中には、「『俺たち』が『チェス』を再起不可能なくらいまで破壊した」と言う凛月に対して、泉がこんなことを言う場面もありました。
俺たちって……そこまで背負うことないでしょ、くまくんとなるくんは
俺たちが勝手に巻きこんで、あんたたちが嫌がっても無理強いしただけだし(Night Stalker/16話)
ストーリー内で、レオが泉に対して「強い」と言うシーンもあり、改めて、泉の矜持や、自信に裏打ちされた芯の強さを感じます。
また、この言葉に対して、凛月と嵐はこう反論。
ほんとに嫌なら、もっと早い段階でとんずらしてたから
俺たちが居座ってたのは、そこが居心地良かったからだよ(Night Stalker/16話)
アタシたちは全員が、自ら望んで血に塗れたの。無意味な逃走、無価値な抗争のために
例外は、それが終わったあとにやってきたどっかの元気な子だけね(Night Stalker/16話)
司は「わんぱく小僧みたいに言われるのは遺憾」と言っていましたが、抗争時代を知らないからこそ、純粋にKnightsの「騎士」としての姿に憧れて加入した司は、4人の先輩にとって希望になっていたようです。
そんな司もすっかり成長し、先輩たちを上手く動かす術を身に着けたのか、この1件の真相に近づいた際にはこんな「命令」をする場面も。
——月永レオさん、ついでに朔間凜月先輩
王からの命令です。心して応じなさい
今すぐ、この場に馳せ参じ、思いの丈を語りなさい
さもなければ、私はあなたたちを嫌いになります(Night Stalker/14話)
「Knightsから除名する」などではなく、「嫌いになる」と言うところに、司の「末っ子のス〜ちゃん」としての立ち位置を弁えた強かさが垣間見えますよね。
ちなみに、レオはこの言葉にこう返していました。
——嫌いになるとか言うなよ
おれにとっては、それは首を切り落とされるより嫌なことなんだけど(Night Stalker/15話)
Knightsのわちゃわちゃは相変わらず
「チェックメイト」連動ストーリーなだけあって、なかなか重い内容のストーリーではあったものの、そんな中でもKnightsのわちゃわちゃやお茶目さは通常運転です。
特に印象的だったのは、レオと凛月がこんな会話をしていた場面でした。
ごめ〜ん、俺のかわいさに免じてゆるして?(Night Stalker/15話)
ゆるす〜♪ かわいいリッツがしゅきだから〜♪(Night Stalker/15話)
このストーリーで自身を「おにいちゃん」と称することも多く、軍師としても切れ味抜群だった凛月と、司とチェスで対戦する中でKing Slayerについてヒントをあげるなど、後輩思いな姿を見せたレオ。
なかなか頼もしい二人でしたが、こういうところは相変わらずお茶目で微笑ましいですよね。
もちろん、レオと泉が双方向で向けるドデカ感情や、嵐の泉に対する幼馴染みマウント、賑やかでマイペースな先輩たちに手を焼く司の様子なども見られますので、Knights推しの方は必読です。
『あんスタ』イベント「戴く冠◆決意のギャンビット」SNSの反応&まとめ
本イベントは、Knightsが辿ってきた軌跡と現在を結び付けるストーリーがとても印象的でした。
SNSでは、「Knightsの歴史における答え合わせ的ストーリーでもあるからみんな読んで〜〜」「Knightsの仲を再認識できたストーリーでほんと良かった」「Knightsが大好きだってなった」といった感想も寄せられていましたよ。
KnigtsのES初年度の集大成ともいえる本ストーリーを、ぜひ「チェックメイト」や新曲と共に楽しんでみてください!