石田ゆり子、伊藤沙莉は「人の気持ちを素直に動かすパワーを持っている」 母親役に喜び

2024年3月21日(木)12時56分 マイナビニュース

4月1日より放送される連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合 毎週月〜土曜8:00〜ほか ※土曜は1週間の振り返り)の放送前出演者会見が21日、東京・渋谷の同局で行われ、主人公・猪爪寅子役の伊藤沙莉、寅子の母・猪爪はる役の石田ゆり子、寅子の父・猪爪直言役の岡部たかし、制作統括の尾崎裕和氏が出席した。
連続テレビ小説第110作となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性と仲間たちが、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテインメント。伊藤が演じる主人公・猪爪寅子(いのつめともこ)は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんがモデルで、あだ名は“トラコ”。脚本は吉田恵里香氏が手掛ける。
伊藤は、両親役の石田と岡部との共演の感想を聞かれると「どのシーンを撮っていてもお二人からとても愛を感じていて、寅子としてとても愛されているという安心感の中で撮影させていただけて、本当にのびのびとやらせていただきました」と回答。2人が演じる両親は「本当にかわいい夫婦」だと言い、「このお二人の子供だったら温かく幸せに暮らすんだろうなと思いながらやらせていただけたので、いつもいつも本当に自分の自慢の両親という感じです」と語った。
石田は「1週と2週まで見たんですけど、とても素晴らしいドラマで、何よりも沙莉ちゃんが演じるトラちゃんがチャーミングでかわいくて、毎日にように撮影しているのですが、彼女のお母さん役をできることがとても幸せなことだなと改めて思いました」としみじみ。
石田はまた、伊藤について「弾むボールのような、ボールの中に夢や希望がギュッと詰まっていて、それがそのまま直球で飛んでくるような人。人の気持ちを素直に動かすパワーを持っていて、本当に素晴らしいなと思っています。私もそれに本当に助けられました」と述べ、「今までたくさん母親役をやりましたが、その中でもたぶん一番厳しいお母さんで、自分自身とだいぶ雰囲気は違うと思っていますが、岡部さんと沙莉ちゃんとの、旦那さんと娘の関係の中で自然に出来上がるので、力のある方々がたくさんいるこのドラマは私も幸せな時間をたくさん過ごさせていただきました」と語った。
岡部は、本作のメインビジュアルの伊藤を見て「めちゃくちゃかっこいい」と思ったと言い、「沙莉ちゃんってかっこいいんですよね。かわいいところもあるし、何面もある感じは改めて第1週を見てすごく感じました」と称賛した。

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