白鳥浩教授 斎藤知事に「今回の最大のパワハラは、告発つぶしなのでは。それを適切だと言って...」

2025年3月27日(木)9時20分 スポーツニッポン

 政治分析が専門の法大大学院・白鳥浩教授が27日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。兵庫県の斎藤元彦知事が告発文書をめぐり第三者委員会からパワハラを認定されたことについて言及した。

 斎藤知事は26日の会見で、パワハラ認定について「第三者委員会としてのパワハラに該当する指摘については真摯に受け止めたい。不快な思い、負担に思われた職員に対してはあらためてお詫びと謝罪を申し上げたい」と謝罪。「改善の対応をしたい」と述べた。

 一方で、告発文書の作成者を探すよう指示し、元県民局長の男性(後に死亡)に懲戒処分を科したことの違法性を指摘されたことについては、「第三者委員会の指摘は真摯に受け止めるが、県として今回の対応は適切だった」と反論。告発者探しについても「誰が作ったか探すのはやむを得ない対応」と自身の判断を正当化し、処分の撤回を固辞した。

 白鳥氏は「パワハラを認めたっていうところでは一歩前進なのかなっていう気がするんですけれども、ただ言葉だけを受け入れているっていう感じですよね。パワハラって一体何なのかっていうのがあんまり分かってないんじゃないかと。むしろこれは人権の問題なので、私は今回の最大のパワハラは、告発つぶしなのでは。それを適切だと言っているところで、ちゃんとパワハラって何かというのが分かってんのかなっていう気がします」と自身の見解を述べた。

スポーツニッポン

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