青春謳歌!配信で楽しめる“ポップで可愛い”アメリカ青春映画まとめ

2018年3月28日(水)7時45分 シネマカフェ

『ウォールフラワー』-(C) 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

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NetflixやHuluなど、思ったときにすぐに始められ、手軽さが人気のストリーミング配信サービス。各社で配信されている作品の数は膨大で、「何から観ていいか迷っちゃう…」といううれしい悩みもあるかもしれませんね。そこで、シネマカフェ愛読者にオススメしたいポップで可愛いアメリカ青春映画3本をご紹介します。カラフルでオシャレなファッションやインテリアはもちろん、悩みや問題を乗り越えて成長していく女子たちの活躍も見どころです!

『ウォールフラワー』(2012年)Netflix、Hulu、Amazonプライム、U-NEXT
高校生のチャーリー(ローガン・ラーマン)が、サム(エマ・ワトソン)とパトリック(エズラ・ミラー)との出会いによって過去のトラウマと向き合っていく青春映画。幼い頃に「世界一大好きだったヘレン叔母さん」を交通事故で亡くし、春には親友が自殺。精神的なダメージで孤独感にさいなまれるチャーリーだが、不安や悩みを抱えているのはサムとパトリックも同じだった…。


原作の同名小説を執筆したスティーブン・チョボスキーがメガホンを取ったことで、原作の世界観が瑞々しく映像化されている。思春期における不安定さを繊細に描き、各シーンを印象的に彩るデヴィッド・ボウイなどの音楽も人気の秘訣だ。当時21歳だったエマにはサムを演じるにふさわしい美しさと素朴さが共存、架空の友だちに心情をしたためながら人間的に成長していくチャーリーには、ローガン以外のキャスティングは考えられない。エズラが『ロッキー・ホラー・ショー』のコスプレで魅了する女装姿も必見!


『キューティ・バニー』(2008年)Netflix
「PLAYBOY」誌の表紙を飾ることを夢見ていたプレイメイトのシェリーは、27歳の誕生日を迎えると「若くない」との理由であっけなく「プレイボーイ・マンション」を追い出されてしまう。突然職も住居も失くしてしまった彼女は、大学の寮母という新しい職を見つけて一安心。しかし、その寮「ZETA」には数日中に新入生を30名集めなければ閉鎖する…という厳しい条件が付けられていた。


いまやオスカー女優のエマ・ストーンがものすごく地味なバージンの女子大学生を好演。ダサすぎる入居者のせいで人が集まらない「ZETA」のために、元プレイメイトのシェリーの手腕でみんなが生き生きとキレイに輝かせるのが見もの。


現在アメリカでは「Netflix and Chill」(おうちでゴロゴロNetflixを見ながらデート&それ以上!?)のスラングが定着するくらい、配信サービスが主流になっている。日本では劇場未公開だったがこうした埋もれた傑作を観られるのがストリーミングサービスの醍醐味。上映時間は気軽に観やすい97分。

『カラー・オブ・ハート』(1998年)U-NEXT
高校生のデイビッド(トビー・マグワイア)とジェニファー(リース・ウィザースプーン)は性格が対称的な双子。自分のことが大好きで流行最先端を行くジェニファーは、50年代が舞台の白黒ドラマ「プレザントヴィル」のオタクであるデイヴィッドとたびたび対立していた。


ある日2人はテレビのリモコンを取り合って壊してしまったことをきっかけに、「プレザントヴィル」の世界に迷い込んでしまう。そこは何もかもが白黒で犯罪もドラッグもなく、純粋で品行方正な住民たちが全く同じ毎日を送る“クリーン”すぎる世界。ところがジェニファーが退屈しのぎに住民の一人スキップ(故ポール・ウォーカー)とセックスしたことが影響し、この白黒の世界に少しずつ“色”が現れ始める…。


“軽い女子”の代表格だったジェニファーが、「プレザントヴィル」で暮らすことによって自分が本当に求めていたものに気付く過程を演じたリースの演技に涙。後に『メラニーは行く!』でアカデミー主演賞を獲得することになるのも必然と思わせる。「女性の権利向上」が声高に叫ばれるいまだからこそ、観て欲しい作品。

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