緊張から思わず笑いが…明大生のプレゼンに企業が「全然できてない」辛口評価も「育てたい」!?

2025年3月29日(土)11時30分 ABEMA TIMES

 超一流企業vs超優秀学生の疑似就活バラエティABEMA『キャリアドラフト シーズン2 #6』が3月28日に放送。出演した学生が、アメフトの経験を通じて培った「全力で打ち込む姿勢」を中心にプレゼンテーションを行った。

【映像】緊張から思わず笑ってしまう明大生のプレゼン&企業の評価

 同番組は、事前面接を勝ち抜いた学生が、服装・プレゼン形式はすべて自由に、ステージ上で2分間の自己PRを実施。26新卒を対象に行われる今シーズンは企業がリニューアルされ、面接官を務めるのはなんと超一流企業の実際の人事担当者たち。12社14人による7分間の質問タイムを設け、自社の新入社員の平均を5と仮定して10点満点で採点する。学生にとっては、どんなプレゼンが企業に響くのかがわかる絶好の舞台だ。

 明治大学の坂巻尋也(さかまき・ひろや)さんは、大学の準体育会のアメリカンフットボール部での経験を基に、自身の成長と取り組みについて語った。1年生の時は、関東選手権決勝戦の前日に怪我をして思うようなプレーができず、準優勝という悔しい結果に。2年生ではポジションリーダーに任命され、効果的な練習メニューの作成と、自身の人柄を生かしたコミュニケーションを実施。その結果、3年ぶりの優勝を果たしたことを説明した。坂巻さんはその経験から、「今その瞬間やるべきことに全力で打ち込む」姿勢を強調した。

■緊張から笑いが…企業の見方は?

大口一仁(株式会社みずほフィナンシャルグループ 人材戦略推進部 採用チーム 次長):アメフトをしっかり頑張ってこられたのはよく伝わったんですが、それ以外の、坂巻さんお一人の時間に心がけていることはありますか?

坂巻:「オンとオフをはっきり分けるよね」と友達によく言われます。みんなでいる時はワイワイやるんですけど、1人の時はスマホを見たり、本を読んだりと、どちらかといえば静か系かなという感じです。

古舘伊知郎(ファシリテーター):こんな人なかなかいませんよ。面白くて、ユニークで、めちゃ笑ってるもんね。

坂巻:緊張しちゃうと……申し訳ないです。

古舘:いや、申し訳なくないですよ。いい感じですよね。

大口:可愛らしいですね。

森本浩太(三井ホーム株式会社 人事部 人材開発グループ):まさに大きくてキュートな方。アメフトはグループスポーツだと思うんですが、その中で成功するための秘訣が1つあるとすれば、何だと思いますか?

坂巻:思ってきたのは、一人ひとりがアメフトを好きになることが大切だと思っていて。どういうことかを自分で考えたんですけど、チームスポーツをやる上で1つの目標に向かっていく時、みんなが集まっていくためにはいかに自分たちの目標値を高めるか。そこには「好きだから」「もっと上達したいから」という気持ちがあると思うので。

松島征吾(Zenken株式会社 取締役 人材戦略統括本部長):プレゼンが全く入ってきませんでした(笑)。ただ、素敵な人だなと、本当にいい人なんだろうなと思いました。聞きたいのは、社会人になったら何をやりたいですか?

坂巻:正直、やりたいことはまだ決まっていないんですが、アメフトを続けられた理由として、自分が求められていると感じた時に全力で取り組めるんだな、と思ってきたので。何をやりたいかというよりは、“尋也はこれが合ってるよ”とご教示いただいた上で、全力で取り組みたいです。

松島:素直にありがとうございます。要は業種も職種も何も絞ってないという状況?

坂巻:そうです。

■「全然できてない」辛口評価も「育てたい」?

 企業の採点は、下が3点から、上は8点。「3点」をつけたロート製薬は、「一人ひとりが社会に対してどう貢献したいか、というエネルギーで成り立ってる会社なので。“何が合うか教えてください”というスタンスだと、しんどい場面が出てきてしまうのかなと思い、ちょっと辛くつけてます。何もわからなくてもいいんですけど、“これにチャレンジしてみたい”“こんな社会にしてみたい”という思いが聞けると嬉しかったです」とコメント。

 一方、「8点」をつけたZenkenは、「プレゼンもダメでしたし、受け答えも全然なってないじゃないですか。考えられないレベルでできてないんですよ」と指摘しつつも、「ただ、周りを元気にする力は宝物。採用する約束はできませんが、2時間個別でほしいなと。本当にアホなのかどうかを見極めて、育てたい」と語った。

ABEMA TIMES

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