日本を代表するヒーローの魅力を満喫! 『THE 仮面ライダー展』埼玉会場リポ―ト

2024年3月30日(土)17時40分 エンタメOVO

入場口で観客を出迎える仮面ライダー1号とサイクロン号

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 1971年に放送が始まった第1作「仮面ライダー」以来、世代を超えて愛されてきた日本を代表するヒーロー、仮面ライダー。その半世紀を超える魅力と歴史をさまざまな角度から紹介する展覧会『THE 仮面ライダー展』が、日本各地を巡回し、3月30日から埼玉県所沢市の「ところざわサクラタウン」内「角川武蔵野ミュージアム」3Fの EJアニメミュージアムで開催されている。

 開催に先立ち3月29日、マスコミ向け内覧会が行われた。会場を訪れると、入り口で出迎えてくれたのは、元祖となる仮面ライダー1号と愛車サイクロン号の立像だ。入場するとまず、仮面ライダー1号/本郷猛を演じた藤岡弘、のメッセージ映像を見ることができ、一気に「仮面ライダー」の世界に引き込まれる。

 その先にある原作者・石ノ森章太郎の紹介パネルやデザイン画などで50年の歴史の原点に触れると、いよいよ第1作「仮面ライダー」から、半世紀の歩みをたどる旅がスタート。作品ごとに設けられたコーナーには、登場人物やあらすじなど作品を紹介するパネルと共にハイライト映像が流れ、初心者にも親切な作りとなっている。





 それらと一緒に並んでいるのが、衣装や小道具など、放送当時を知るファンには懐かしく、初めての人には作品への興味をかき立てる数々の展示物だ。その内容は、第1作「仮面ライダー」の熱狂的なブームを支えた少年仮面ライダー隊のペンダントやヘルメットから、平成の人気作「仮面ライダーアギト」(01〜02)に登場した仮面ライダーG3-Xの装備、「仮面ライダー電王」(07〜08)の武器デンカメンソード、「仮面ライダーW」(09〜10)の主人公たちの衣装など多岐にわたる。

 また、埼玉会場限定として『仮面ライダー555(ファイズ)20th パラダイス・リゲインド』(24)公開記念展示に加え、「仮面ライダーギーツ」(22〜23)のコーナーには、埼玉スペシャルアンバサダーを務める志田音々が変身した仮面ライダーハクビの立像も展示されている。

 さらに、各時代の区切りとなる場所には、昭和、平成(1期、2期)、令和と各時代のライダーたちの立像も並んでおり、一堂に会したその様子は壮観だ。会場の最後には、仮面ライダーの象徴である歴代の変身ベルトを展示したコーナーもあり、大人から子供まで、それぞれが思い出に浸りながら楽しむことができる。その充実ぶりは、駆け足で回ってもゆうに1時間はかかるほど。

 このほか、先着でサクラタウン限定の仮面ライダーステッカーがプレゼントされる仮面ライダークイズラリーの実施、サクラタウン3Fの角川食堂では『THE 仮面ライダー展』とコラボしたノベルティ付きのオリジナルメニューが登場するなど、埼玉会場オリジナルの企画も満載。もちろん、図録などのグッズ販売コーナーも用意されており、ファンなら時間を忘れて「仮面ライダー」の世界に浸れること間違いなしだ。





 なおこの日は、埼玉スペシャルアンバサダーに就任した埼玉県出身の高岩成二(平成の歴代主役仮面ライダーを演じたレジェンドスーツアクター)と志田音々に加え、仮面ライダーV3/風見志郎を演じた宮内洋がサプライズゲストとして登壇するオープニングセレモニーも開催。埼玉ゆかりの撮影エピソードを交えたトークや仮面ライダーV3&仮面ライダーギーツが登場するヒーローショーなど盛りだくさんの内容で、埼玉開催の幕開けを華々しく飾った。



『THE 仮面ライダー展』

開催期間:2024年3月30日(土)〜2024年5月6日(月・祝)

会場:EJアニメミュージアム

〒359-0023

埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム3F

交通 電車:JR武蔵野線「東所沢」駅から徒歩約10分

車:関越自動車道「所沢」ICから約8分

開場時間:10:00〜18:00(最終入場は17:30まで)

休館日:毎週火曜日(4月30日は営業)

チケット情報など最新情報はEJアニメミュージアムホームページを参照

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