今なんて呼んだ!?関東A・佐々木勇気八段、ここでしか聞けない同世代棋士の“あだ名”にファンわくわく「エモいな」/将棋・ABEMA地域対抗戦

2025年4月1日(火)12時0分 ABEMA TIMES

 幼馴染みだからこそ!?思わず漏れた仲間の“あだ名”にファンが大注目した。全国を8つのブロックに分け、エリア対抗の形式で行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」の予選Bリーグ2位決定戦、関東A 対 関東Bが3月29日に放送された。熱戦が繰り広げられる中、関東Aの佐々木勇気八段(30)は対局中の三枚堂達也七段(31)に対してあだ名で呼びかける場面がとらえられた。オフィシャルな場ではなかなか聞くことのできない呼称に、視聴者からも多くの反響が寄せられていた。

【映像】貴重?佐々木八段の「タツ」呼び

 幼少期から多くの時間を共有し、修業時代、さらにプロ入りを果たした同世代の棋士たち。佐々木勇気八段(30)と三枚堂達也七段(31)も同じ道のりを歩んだ同士と言えるだろう。今期は、チームメイトとして羽生善治九段(54)が率いる関東A入り。最強地域の座を目指し、厳しい予選リーグを奮闘した。

 関東Aの3勝4敗で迎えた第8局には、今季好成績でチームをけん引する三枚堂七段が出陣。関東Bの高見泰地七段(31)との対戦に臨んだ。関東Aにとっては負けたら終わりの一局とあり、控室は三枚堂七段の対局を祈るように見つめる。相掛かりの一戦で先にリードを奪うことに成功し、じりじりとリードを広げていった。

 対する高見七段も勝負術を駆使して簡単には譲らない。三枚堂七段は手堅い選択で流れを渡すことなく勝利に向かっていた。そんな中、関東A控室の佐々木八段は「どっちでもいい!どっちでもいいよ、たぶん。タツ!」とモニター越しに三枚堂七段に呼びかける場面がカメラに捉えらえた。

 タツとは、もちろん“達也”の“タツ”。幼馴染みの両者ながら公の場ではあだ名で呼ぶことはないため、貴重なシーンともいえる。この呼びかけに、ファンも大注目の様子で、ABEMAのコメント欄は「たつ!」「年上にタツ」「タツ、ゆーき、昔からずっとこの呼び方」「なんかエモいな」「たつ兄」「たつたつ」「たつうう」の声で埋め尽くされることとなった。

 注目の対局はスリルのある終盤戦となったものの、最後は三枚堂七段が見事な即詰みで勝利。関東Bに追いつく大きな1勝をチームに持ち帰った。

◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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