ベテラン棋士も座ってなんかいられない!関東B・郷田真隆九段、仲間の強手に“ガタッ!”と反応 モニターをのぞき込む様子に「あつい」の声/将棋・ABEMA地域対抗戦
2025年4月1日(火)11時30分 ABEMA TIMES

ベテラン棋士も座ってなんかいられない!?全国を8つのブロックに分け、エリア対抗の形式で行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」の予選Bリーグ2位決定戦、関東A 対 関東Bが3月29日に放送された。関東Bの郷田真隆九段(54)は、仲間の強気の指し回しに思わず身を乗り出す場面も。チーム最年長プレーヤーが見せた表情に、ファンからも「郷田さん あつい」「郷田先生が膝立ちに」のコメントが寄せられた。
両軍3勝3敗で迎えた勝負所の第7局。関東Bからは横浜市出身の高見泰地七段(31)、関東Aからは埼玉県熊谷市出身の黒沢怜生六段(33)が出陣し、フィッシャー初対戦に臨んだ。
勝ってチーム勝利に王手をかけたい両者は、先手の黒沢六段が中飛車を志向。主導権を握っていたと思われたが、高見七段の実践的な指し回しで逆転。強気の応酬を見せると、関東Bの控室からは「おっ〜!これは!」と歓声が上がった。
継ぎ盤を動かしつつ思わず笑みがこぼれた永瀬拓矢監督代行(32)、伊藤匠叡王(22)と並び、チーム最年長の郷田九段は“ガタッ”と思わず膝立ち状態に。全員でモニターに釘付け状態となっていた。

この関東Bの控室の様子に、ファンも大注目。「まえのめり〜」「身を乗り出す郷田」「郷田さん あつい」「郷田さん身を乗り出すw」「珍しく身を乗り出した郷田さん」「おお、郷田先生が膝立ちに」「郷田先生かわいい」「格調高い立ち方」「郷田さん楽しんでる」と多くの反響が寄せられていた。
注目の一局は、穴熊の将棋を熟知した高見七段の独特の距離感から間合いを見切り、見事勝利。チームに貴重な4勝目をもたらした。
◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)