【独自】伊藤健太郎の主演ドラマで“ギャラ未払い”トラブル、“使い込み”疑惑かかる当事者の言い分

2024年4月2日(火)17時0分 週刊女性PRIME

2020年10月、逮捕翌日に釈放された伊藤健太郎

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 3月8日に開催された日本アカデミー賞で、2023年11月に公開された映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』での演技が評価され、優秀助演男優賞を受賞した伊藤健太郎。あの事件から、3年半の月日がたった。

「伊藤さんは2020年10月に、ひき逃げ事件を起こして逮捕されました。不起訴処分となりましたが、芸能活動は自粛することに。当時、売れっ子の若手人気俳優でしたが、事故現場から立ち去るという行為が判明したことから、ドラマや映画の撮影現場での不遜な振る舞いも報じられました」(スポーツ紙記者、以下同)

 逮捕翌日に釈放された伊藤は、報道陣に深々と頭を下げ、こう語った。

「一生かけて償いたい」

 この言葉のとおり、心から反省したのだろう。2022年や2023年には主演映画も公開されるなど、再び第一線で活躍するように。完全復活を遂げた伊藤だが、ここにきて再び受難に見舞われている。

「今春に動画配信サービスで公開される予定だった、伊藤さんが主演を務める『ライジング・サン』というドラマに、ギャラの未払いトラブルが起きていて……」(制作スタッフ、以下同)

 同作は、料理人だった男性が不動産会社の社長にまで“成り上がる”姿を描く、実話に基づいた物語。その主人公を伊藤が演じており、ほかにも強面俳優の小沢仁志や、石野真子らが出演している。

1000万円の制作費が用途不明に

「撮影は2023年9月15日から25日の11日間で行われたのですが、撮影場所に行ってから、使えないロケーションだとわかってスケジュールを組み直したり、わざわざ遠方のロケ地をおさえていたり、現場は混乱していました。当初は制作費が少ないからしょうがないと思っていました」

 このドラマの関係者によると、プロデューサーの1人として名を連ねているA氏が制作費として手にしていた予算は1900万円。しかし、現場に支払われたのは900万円だけだったという。



「ドラマの総指揮を執るエグゼクティブプロデューサーから制作会社に“不審な点がある”と連絡があって、A氏の使い込みが発覚したんです。制作費が足りないことを伝えても、A氏からは“ちょっと待って”と言われるばかり。そのため制作会社が制作費の一部を立て替えたそう。撮影から半年がたっても、制作スタッフばかりか、伊藤さんや石野さんにもギャラが支払われていないんです。ただ、なぜか小沢さんにだけは出演料が支払われているようです」

 怒りに震える制作スタッフらは、3月19日にA氏を呼び出して問い詰めたという。

 激高するスタッフらの質問にしどろもどろになりながら応対するA氏。スタッフから制作費の行方を問われると、「正直、別の映画製作に使っちゃいました」

 とA氏は使い込みを自白。さらに、伊藤や石野への出演料も未払いだと認めた。

ギャラは全部支払いましたから



 週刊女性が、伊藤の所属事務所に聞いてみると、

「Aさんが使い込んでいたとは聞いていないので、お答えできません」

 と話すだけ。しかし、石野の所属事務所は、

「Aさんの使い込みは知りませんが、確かに今も出演料は支払われていません」

 と“未払い”である事実を認めた。だがその翌日、

「本日、出演料が振り込まれました」と、石野の事務所から連絡があった。

 A氏に話を聞こうと携帯に電話をしたが、応答はなかった。しかしその翌日、A氏から記者の携帯に着信があり、

「昨日までに未払いのギャラは全部支払いましたから!」

 と訴えた。だが、問題はまだ残っているよう。

「ドラマを配信する予定だった映像配信会社も、A氏の使い込みを耳にしているようです。ドラマはお蔵入りになってしまうかも……」(前出・制作スタッフ)

 トラブルに負けず、伊藤も“成り上がれる”か!?

週刊女性PRIME

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