ダイアン津田、“戦場飯”を試食して「レストランの味」と感激するも…ユースケと喧嘩勃発の事態に!?

2024年4月10日(水)15時42分 ABEMA TIMES

 お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が「MRE」と呼ばれる戦闘食料を試食し、そのおいしさに感激。しかし、相方のユースケは「悲しい食事」だと指摘し、舌戦に発展する場面があった。

【動画】レストランのように美味しい“戦場飯”

 昨秋に期間限定で放送されたダイアンの冠バラエティ番組『ゲストダイアン』(毎週土曜午後4時〜、ABCテレビ)が、4月6日よりレギュラー放送を開始した。本番組でのダイアンの立ち位置は、MCではなくゲスト。毎週異なるMCを迎え、番組内容も出演するMCに合わせて変化するのが特徴だ。6日の放送回は、戦場カメラマン・渡部陽一がMCを担当。渡部がダイアンの2人に、世界の紛争地で今何が起こっているのかを伝える社会派番組「渡部陽一が伝える戦場の日常」が放送された。

 番組終盤で紹介されたのが、戦場のレトルト飯「MRE」だ。パッケージに書かれた番号ごとに、さまざまな料理を楽しめる戦場食で、20種類以上のメイン料理が用意されている。今回は「No.20イタリアンソーセージ」を試食した。

 大きな袋を開けてみると、メインディッシュ以外にも複数の非常食が小分けになって入っており、ビーフジャーキー、クラッカー・チーズソース、ミックスナッツ、ドライフルーツ(クランベリー)などバラエティ豊か。そしてメインディッシュのパッケージには、少量の水で瞬間沸騰する仕掛けも。渡部が袋に水を注ぐと約90秒で湯気が立ち上がり、ダイアンの2人は「えー!」「すごい、こんなに!?」と大興奮。袋が倒れそうになり、ユースケが「危ない!大ヤケド!」と大げさに怖がる場面もあった。渡部によると、兵士はこのフルコース一食で約3000キロカロリーを摂取できるそうだ。

 こうしてメインディッシュ「イタリアンソーセージ」が完成し、試食タイムに。開封すると、ダイアンの2人から「うわあ!」「いい香り」「カレーみたい」と歓声が上がり、渡部も「まさに戦場でずっと食べていた、僕の戦場飯。これ食べて生きてました」と声を弾ませた。

 津田はひと口食べるなり「冗談抜きでマジでうまいわ」と絶賛。「店で食べるような味。おいしい」「レストランで出てきても(おかしくない)」と褒めちぎり、すっかり気に入ったようだ。ユースケも「うまい」と感想を口にし、「しっかりソーセージで、味も濃いめですね」と食レポした。盛り上がる一同だったが、この後ユースケが「なんか悲しい食べ物やわ。うまいうまいって食べてるけど、悲しい食べ物やで」と指摘したことで、雰囲気が一変。渡部も「ユースケさん、その通りです。戦争というのは、すべての暮らしを破壊しているので、食べるものが食べられない」とユースケの意見に賛同した。

 一方、津田は「めっちゃいいこと言うやん。ごめんテンション上がって」と謝りつつ「でも災害時にも役立つと思うんです」と主張。この発言にユースケが「でも本来の役割は戦争」と返すと、津田も「被災地や災害時における食料としてすごい優秀だと思う」と反論し、意見をぶつけ合う展開に。白熱する2人に、渡部は「ディベートです。ディベートしてください。これがディベートです」と続けるよう促した。

 その後も2人は舌戦を繰り広げ、ユースケが「俺、許せないです。こいつのうまいうまいって食ってた横顔」と批判すると、津田は「戦場の中でも兵士たちの心を癒してくれる食事」と「MRE」の必要性を訴えた。そんななか、渡部は「これは、嬉しいです。戦場のことをひとつだけでも気づいてもらえた、考えてもらえた。戦場のことに触れてもらえたこと、僕、嬉しいです」と感激。続けてユースケと津田、それぞれに対し「ユースケさん、これからも戦場の悲しみ、忘れないでください。津田さんのメッセージも大切です。食べるものがないときに、少しでも食べられるものを食べる。震災があったとき、もしかしたら活躍するかもしれない」と語りかけた。

 一時はヒートアップしていたユースケと津田も、無事に仲直り。最後は3人で手を握り合いながら「NO MORE WAR」と繰り返し叫んで平和を祈り、番組は幕を閉じた。

ABEMA TIMES

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