小栗旬、映画『フロントライン』撮影を回想 窪塚洋介は医療学科の学生にエール「一緒に頑張りましょう」

2025年4月10日(木)13時45分 クランクイン!

俳優の小栗旬、窪塚洋介が10日、都内で開催された映画『フロントライン』キックオフイベント日本体育大学救急医療学科特別試写会にサプライズで登壇。小栗はコロナウィルスと最前線で戦ったDMAT(災害派遣医療チーム)への思いを語り、窪塚は医療学科の学生にエールを送った。

 本作は、ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に入港した2020年2月3日から乗客全員の下船が完了した2月21日まで、コロナウィルスと最前線で戦った人々の姿を描く。この日は登場人物のモデルとなった阿南英明医師(地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 理事長)、近藤久禎医師(DMAT 事務局次長)、そして増本淳プロデューサーも出席していた。

 湘南市民病院で緊急部部長の医師として働き、神奈川DMATの指揮官も務める結城英晴を演じた小栗は、DMATに対する思いを聞かれると「自然災害が起きたりする度に、中継とかを見ると、きっとDMATの皆さんは動かれてるんだろうなと思ったりすることがいっぱいあって」とコメント。

 「DMATっていうものが日本の災害に対しての戦いを常にしてくれているというのは、自分も非常に興味深く追いかけさせていただきたいなと思っていますし、やっぱり最前線で戦われている皆さんには、ものすごく敬意を持っています」と語った。

 結城とは東日本大震災でも共に活動し、戦友とも呼べる過去を持つ仙道行義を演じた窪塚は「出てくる全ての人が素晴らしくて。名もなきヒーローというか。こういう人たちが、我々の生きている世界を支えてくれて、まさに縁の下の力持ちというか。こういう人たちが守ってくれているんだなっていうことを、たくさん感じました」と話していた。

 その後の質疑応答で、演じる上で大切にしたことを聞かれた小栗は「自分が諦めたら全部終わっちゃうんだなっていう、諦めないっていうことは、すごくテーマとして自分の中で大切にして作っていきました」と回想。窪塚は学生たちを見渡して「質問してくれた時に、こんなにたくさんの未来のヒーローたちが真っすぐ生きているんだなという思いに、息を吞んだというか」「頑張ってくださいって言うとあれなので、一緒に頑張りましょう」と対面に感動した様子だった。

 映画『フロントライン』は、6月13日より全国公開。

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