「ちびまる子ちゃん」2代目まる子は菊池こころ 前任TARAKOさんの想い引き継ぐ「正直怖い気持ちもあります」

2024年4月12日(金)10時52分 モデルプレス

まる子、菊池こころ(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

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【モデルプレス=2024/04/12】フジテレビにて放送中の国民的人気アニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜よる6時〜)の主人公・まる子の2代目声優に菊池こころが決定したことが発表された。
◆まる子・新声優が決定
これまでまる子の声優を務めてきたTARAKOさんが3月4日未明に死去し、後任として複数回にわたるオーディションを経て菊池が選ばれた。
菊池はこれまで、『BORUTO−ボルト−NARUTO NEXT GENERATIONS』(テレビ東京系)のうちはサラダ役や、『ワンピース』(毎週日曜あさ9時30分〜)のトコ役など、多くのキャラクターを務めてきた。2018年8月12日に放送した“「まる子、幽霊を助ける」の巻”では“お花ちゃん”という役で『ちびまる子ちゃん』にも出演した経験もある。
菊池は、決定時の心境について「マネージャーから電話で『決まったよ』と言われ、『え』と発したあとは何を話したのかほとんど覚えていないくらい驚きました。うれしい…緊張、安堵、不安、何だかよく分からない複雑な感情で頭がいっぱいになりました」とコメント。「TARAKOさんが大事に演じ続けてきた“まる子”。正直怖い気持ちもありますが、『ちびまる子ちゃん』が大好きだというこの気持ちを大切にして一所懸命努めます。しばらくは耳慣れないと思いますが、どうか長い目で見守っていただけたらとても心強いです。よろしくお願いいたします」と意気込みを伝えている。
前任・TARAKOさんが育んできた“まる子像”を引き継ぎ、菊池の務めるまる子は4月21日から放送開始される。(modelpress編集部)
◆菊池こころコメント
— 今回まる子役に決定した際のお気持ちをお聞かせください。
菊池:マネージャーから電話で「決まったよ」と言われ、「え」と発したあとは何を話したのかほとんど覚えていないくらい驚きました。うれしい…緊張、安堵、不安、何だかよく分からない複雑な感情で頭がいっぱいになりました。
— アニメ『ちびまる子ちゃん』にはどんなイメージを持っていますか?
菊池:日曜の夕方18時にテレビをつけるといつものキャラクターたちがそこにいてくれてホッとします。小学3年生の何てことのない日常のお話なのに毎回面白くて、老若男女に親しまれているすごい作品だなと思います。それも30年以上…。合間に入るナレーションも顔のタテ線も今ではおなじみですが改めて思うととても斬新ですよね。それと、まるちゃんの服が“顔Tシャツ”に変わると夏の訪れを感じます」
— 今後の意気込みをお聞かせください。
菊池:放送開始から毎週観ている大好きな『ちびまる子ちゃん』。今から6年前に一度だけ“まる子”の現場に呼んでいただいた事がありました。キャスト·スタッフの皆さんが明るく楽しく収録に臨んでいて、その明るさの中心にはTARAKOさんがいました。ごあいさつに伺ったら笑顔で対応してくださり、共演者のアドリブには笑ってつっこみを入れて、アフレコ中ずっと楽しそうにニコニコされていました。その日から『ちびまる子ちゃん』がもっともっと大好きになりました。TARAKOさんが大事に演じ続けてきた“まる子”。正直怖い気持ちもありますが、『ちびまる子ちゃん』が大好きだというこの気持ちを大切にして一所懸命努めます。しばらくは耳慣れないと思いますが、どうか長い目で見守っていただけたらとても心強いです。よろしくお願いいたします。
◆「ちびまる子ちゃん」制作スタッフコメント
のんきでぐうたら、でも友だち思いで、家族が大好きなまる子。そんな表現豊かで、天真らんまんな姿を演じていただける方にお願いしたいと、時間の許す限りオーディションを行ない、菊池こころさんに巡り会うことができました。スタッフ一同、まる子役にぴったりの方で、この方しかいないと自信を持っています。30年以上にわたり、まる子役を務めたTARAKOさんが育んでくださった“まる子”の姿を大切にしながら、菊池さんとともに、これからも楽しく愉快な『ちびまる子ちゃん』をお届けしていきます。また、まる子役の後任を務めることは、ご本人にしかわからない、計り知れない重圧もあると思います。どうか温かい目でお迎えいただき、皆さんの家族の一員として、ぜひ応援をお願いいたします。これからも、毎週日曜日の『ちびまる子ちゃん』をよろしくお願いいたします。
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